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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

東京都議選 党派別総括

東京都議選 党派別総括

小池ファースト 公認49議席+推薦の無所属6議席
マスコミ予測通りの大勝。真のグローバリスト・新自由主義者・金融帝国主義者小池百合子が日本初の女性総理へ大きく前進。
新自由主義とタカ派と中流階級以上の女性受けする政策のサンドイッチは、戦前の立憲民政党・永井柳太郎をほうふつとさせる。
創価学会と大都市ブルジョワインテリを支持基盤とする。
国家戦略特区については安倍総理みたいにお友達のためにヤルのではなく、本来目的である「金融大手企業や欧米中の大金持ちのため」の特区である。友人への自分の温情に振り回される安倍とは役者が違い、本格派の帝国主義者・新自由主義者が小池の本質である。
ただし、所属議員の質に問題あり。マスコミの自分の意見を言えない議員多数でどうするのか?議員とは知事と議論するのが仕事ではないのか?
二元代表制の議会が成り立つのかという問題がある。

ただし、民進党などを離党して都民ファースト推薦を受けた無所属議員は6議席にとどまった。9議席から減らした。柿沢議員(民進党代議士の妻)など、民進党を離党しない方が良かったのでは?というケースも。有権者もそのあたりは見極めている?

公明党 23議席。いつも通りのお見事な組織戦。危機感を煽り立て、なんとか全議席を確保した。自民党に対しては「うちが抜けたらこうなるぞ」という脅しのカードを手に入れた。

自民党 23議席。自民党=公明党+地方の土豪+大都市ブルジョワインテリという構図があったが、公明党が離脱し、大都市ブルジョワインテリが都民ファーストに流れたために、大敗した。地方(都内含む)の土豪の票とはこんなものというのが今回、確認できた。
そもそも、安倍総理が支持されてきたのも「民主党よりマシ」とかそういう理由で、大都市のブルジョワインテリにも支持されてきたことも大きいが、森友・加計問題を契機に離反されてしまった。

共産党 19議席。格差是正・庶民生活重視勢力の旗頭に。
文京区や中野区でぎりぎりで議席を落としたのは痛いが、それでも、議席を伸ばした。民進党が5議席にとどまり、無党派の投票先でも、都民ファーストに続く二位に。腐敗した自民にも、衣の下に新自由主義の鎧の小池ファーストに対しても疑問を持つ無党派層を広く集めた。「土豪優先=安倍」とも「大手企業・大都市大金持ち優先」の小池とも違う色彩が最も強いことが、支持につながったのではないか?
今後も、きちんと「個人を尊重する再分配政策」の旗頭として期待される。

民進党 5議席。当初の0議席とか1議席という予想は覆したが、後退は後退。かつての国政与党・都議会第一党の面影はどこにもない。初動を誤った。小池ファーストに対して秋波を送ったものの、袖にされた上に、議員を引き抜かれてなすすべもなかった。今後は、せっかく近代立憲主義を綱領としたのだから、立憲主義に基づいて、きちんと小池都政に切り込むべきだし、国政でも、「行政をゆがめた」とかそういうことではなく「憲法に反しているのではないか?」という切り込み方をしていくべきだろう。とにかく、軸をハッキリしないと自民、小池、共産の間に埋没するだけだろう。

生活者ネット=1議席 国立市で共産党と小池ファーストの相乗りでやっと議席を確保。政策はリベラルでも、もともとは、「お金持ちインテリの奥様」を中心とするする政党だったために、小池ファーストともろにかぶってしまった。
生活者視点と言っても庶民のそれではなく、中流以上のインテリのそれが強いイメージがある。今後の方向性が問われる。

維新の会=大田区で1議席を確保したが、他は厳しい結果に。やはり、公務員をぶっ叩けば大阪は良くなる、日本は良くなる的な考え方は、東京では通用しないのかもしれない。連合も含めて抱き込んだ小池ファーストに完敗してしまった。


Tracked from 広島瀬戸内新聞ニュース(.. at 2017-07-03 13:56
タイトル : おい、小池(笑)「都民ファースト」と啖呵を切ったからには..
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by hiroseto2004 | 2017-07-03 00:43 | 東京都政 | Trackback(1)