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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

教師の労働問題で感じたこと

教師の労働問題で感じたこと

教師の深刻な労働問題。最近ようやく本格的に注目され出しましたが、遅きに失した感もあります。
なんでこんなことになったか?
たぶん、リベラルな人たち(格差是正とか脱原発とか海外派兵反対とかの指向性を持つ人たち)の間でも、教師に対しては複雑な思いはあったと思う。リベラルが故に、統制してくる教師に対して、反感を懐いている人もいる。
それこそ「自分は日の丸/君が代に反対するくせに、生徒には抑圧的」とかそういう教師への反感も結構あったと思う。
だから、リベラルな人たちでも、橋下徹さんとかが「日教組打倒!」と叫ぶと共感してしまったりする人が一定程度いたのではないか?
しかし、統制的な教育の根源は、文科省であり、自民党政治なのであるが、そこまでは目に入らない。
また、教師の今までの指導の仕方に問題があったとしても、労働条件が無茶苦茶でいいわけはない。
統制的な教育を止めることと、労働条件の改善、両方やっていけばいいだけのことです。
教職員組合も、きちんと一般市民に深刻な状況を知らせる努力を今後ともやっていただきたいとおもいます。
「ええ?そんなにひどかったのか?」
という驚きは、わたしでももちましたから。わたしの場合はどちらかというと、非正規労働者の裁判闘争などには関わってきてましたが、正規公務員を退職して以降は、案外教師を含む正規公務員の労働問題にはどうしても疎くなります。普段、平和運動などで、教職員組合と一緒にやっているわたしでさえそうなのだから、一般の人はもっと分かっていない危険があるでしょうから。


by hiroseto2004 | 2017-08-20 08:17 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback