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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

人間は魅入られたように悪い選択をするときはあるがそれでも勧告する「民進党議員よ!小池ファーストにだけは行くなよ!」

人間は魅入られたように悪い選択をするときは繰り返すものである。
戦時中の日本もそうである。
ナチス・ドイツは、中国戦線では中国軍(国民党軍)を支援していたが、その
ナチスと組むというとんでもないことを日本はした。
ナチスサイドで第二次世界大戦に参戦したことは、世界史的な視野で見ると、日本にとって
大変な汚点である。「敵国条項」を今でも日本は適用されている背景になっている。
そして、ドイツが降伏した後も戦争を続け、まるで「ナチスに殉じたか」のようなイメージすら
与えてしまったのではないか?

今の日本の民進党議員にもそれが当てはまる。
やはり、痛恨の敗着は、蓮舫前代表による「小池ファーストへの抱きつき」である。
その結果は、民進党の都議や右派の国会議員による離党を招いた。
民進党執行部は小池「総統」にも、民進党議員にも、完全に足元を見られた。小池ファーストの草刈り場になってしまった。

その後、民進党は、「離党議員には刺客を送る」ことを明言していた枝野さんではなく、前原さんを代表にしてしまった。その結果として、執行部を舐めきった議員らが離党した。今になって慌てて、離党した議員に刺客を送る、というが、遅すぎた。

野党共闘もしないまま刺客は送る、とした場合、民進党の刺客候補の惨敗は免れまい。
東京都議選の結果を当てはめれば、当選はそうはいっても、国政では公明党の支援を受けた自民党候補で、次点が小池ファースト候補、三位が共産党(ないし、共・由・社)候補で、民進党候補は、供託金すら危うい危険がある。

自民=田舎土豪+旧型企業の利益代表、
小池=大都市ブルジョワインテリ+新型企業(+米欧中の金融資本)
に対して
市民+野党共闘=庶民に寄り添う経済政策+近代立憲主義
の旗をしっかり立てて対抗してこそ、勝ち目も出てくる。

小池ファーストは、そもそも、小池「総統」・野田「副総統」のもと「議員にしゃべらせない」という異常な集団である。議員とはしゃべってなんぼの仕事なのに、これでは「黙員」である。そんなところに行って、何が楽しいのだろうか?

小池ファーストの代表=野田「副総統」は辞任した。しかし、だからといって、小池ファーストの体質が変わるわけではない。

しかし、今、いわゆる「右派」議員だけでなく、比較的リベラルな市民が応援しているような議員でも、民進党の求心力が低下すれば小池ファーストに移りかねないのではないか?そういう懸念を懐かざるを得ないのだ。

戦時中、立憲政友会(末期にはむしろ立憲民政党よりも軍部に批判的な流れも一時強まった)も、立憲民政党(永井柳太郎らが小池知事みたいな感じのスタンス=親軍的姿勢+大都市インテリ受けする社会政策=だった)も、左翼の社会大衆党も、お互い反目し合いながら最後は大政翼賛会になってしまった、ああいうことを民進党も繰り返す危険はある。

戦時中と違って、全ての政党が解散するとかそういうことは考えにくいが、外向きには、民主主義の体裁を維持しつつ、実質的には、自民党か小池か、という形での大政翼賛体制は考えられる。

最後に繰り返す。



by hiroseto2004 | 2017-09-12 19:11 | 安倍ジャパン | Trackback