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by hiroseto2004

「文化左翼」の思想的堕落が招いた「ムラ社会(安倍)復活」と「橋下・トランプ・BREXIT」

「文化左翼」の思想的堕落が招いた「ムラ社会(安倍)復活」と「橋下・トランプ・BREXIT」

市民運動の会合では「最近の人は、自分が参加しても、なかなか、回りに広げようとしてくれない」というぼやきがときどき出ます。

それについては、バブル時代くらいの風潮に原因があると思います。

要は、バブル時代~その余韻が残る1990年代くらいに、何でもかんでも相対化し、「権力とか大手企業とか批判するのはダサい」という雰囲気が充満していました。

その毒が今、回ってきているとも言えるでしょう。権力批判、大手企業批判の不在は、ムラ社会の復活、それと連動して、安倍晋三の復活を招いただけだった。

それとともに指摘したいのは、バブルのころ、それなりに良い思いをしてきた人たちは、いわゆる「文化左翼」とも重なることです。

「文化左翼」とは、表面的にはリベラルっぽいことはいうけど、官僚機構や大手企業などの巨大権力への本質的な批判には踏み込まない人たちのこと。

敢えて名指しをすれば、1990年代の鳥越俊太郎さんあたり(宇野宗佑のスキャンダルは糾弾したが、政権初期の小泉純一郎さんを持ち上げ、自身も外資系保険会社の広告塔)とか、アメリカで言えばヒラリー・クリントンなどがそうでしょう。イギリスならブレアやキャメロンが該当するでしょう。

「文化左翼」の人たちは、全体としては、非正規労働者などの切羽詰まった状況には冷淡であった。それが、ますます、庶民の反感を買って、大阪維新なり、トランプなり、BREXIT過激派なりルペンなりに庶民が流れる原因となった。

階級的な視点から権力(官僚機構や大手企業)への批判とシステムの変革に切り込み、庶民生活を守ろう、というのが「改良左翼」でしょう。わたし自身も「改良左翼」を自任しています。日本共産党、社民党、自由党支持者あたり、アメリカで言えばサンダース、イギリスで言えばコービン、フランスならメランション支持者でしょう。

たとえば、コービンの労働党は、BREXIT過激派政党から票を奪う形になった。別に、BREXIT過激派に投票していた人たちもBREXITを求めていたと言うよりは新自由主義の是正を求めていただけだったのです。(だから、メイ首相が「自分が支持されている」と勘違いして解散総選挙に打って出て、しかも福祉削減をぶち上げたら、BREXIT過激派支持票は保守党には入らず、保守党は議席を減らしてしまったのです。)

もっと言ってしまうと、「橋下、トランプ、BREXT過激派、ルペン」は、「ポストモダンな文化左翼」の堕落が招いたものである。他方、「改良左翼」(立憲野党共闘、サンダース、コービン、メランション)は、「橋下、トランプ、BREXT過激派、ルペン」への「刺客」となるということなのです。

日本の場合、特に年配の文化左翼の人たちの庶民からの乖離がひどいど感じます。そういう人たちも、安倍晋三に無茶苦茶にされたくなければ、きちんと、庶民の暮らしに寄り添うしかないでしょう。

他方、若手(といっても40代でも現代日本では十分若手)の改良左翼の中にも、年配の文化左翼への反発からトランプを持ち上げてしまうなどの傾向もある。実際、若手の女性の左翼の論客でトランプ支持という人が複数おられた。もちろん、それは「クリントンが新自由主義で空爆しまくり」ということへの批判の意味合いではあるのですが・・。

こちらは、自棄を起こさないことも大事です。



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by hiroseto2004 | 2017-09-14 23:07 | 思想・哲学 | Trackback