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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

イラン大統領、「核合意が損なわれるのを許してはならない」 日本・安倍総理と首脳会談

トランプという男は、組織が衰えるとき、いかにダメな人間がトップに座り、さらに組織をダメにしていくかという典型でしょう。

アメリカこそはそもそも、ならず者国家という側面がありました。

そして、トランプこそはそれを棚に上げて朝鮮のみならず、イランもぼろくそに言っている。核合意も破棄しろなどと無茶苦茶を言っています。

もともと、トランプは、(イランは批判するのに)サウジという専制君主国家にゴマをすっているブッシュ・クリントンらアメリカ支配層主流には批判的でした。しかし、大統領になったとたん、完全に主流に取り込まれてしまった。トランプ政府は、トランプの下品さと、ブッシュ・クリントンのいやらしさ両方をハイブリッドした最悪な状態にある。

ところが、ロシア、中国がもちろん、英仏独もイランは核合意を守っており、この合意は破棄すべきではない、としています。日本を含む各国はイランとの関係を拡大しています。孤立しているのはアメリカです。

朝鮮問題で協力を得るにしても、トランプのようにわざわざ敵を増やす手法では、「安倍ですら」全面的にはついていけないのです。

だが、もう、そんなことすら気づかない男を、やりたいがままにしてしまう。アメリカという組織がダメになっている証拠ではないでしょうか?


トランプがアメリカを壊したと言うよりアメリカが壊れているからトランプ大統領になった、というべきでしょう。

ともあれ、行き詰まりに対して自浄能力が発動されるとき、トランプ的なものもまた、排除されるでしょう。




  • イラン大統領、「核合意が損なわれるのを許してはならない」

イランのローハーニー大統領が、核合意は重要な国際合意であるとし、「一国の政府が、利己的にこの合意を損なうのを許すべきではない」と強調しました。

イランと6カ国の核合意は、昨年1月から実施されていますが、アメリカ政府は、この合意の一員でありながら、常に、この合意の実施における取り決めに違反しています。

ローハーニー大統領は、19日火曜、ニューヨークで日本の安倍首相と会談し、イランはIAEA国際原子力機関の8度の報告で、核合意の取り決めを守り、それを実行しているとされているとし、「日本の核合意への断固とした支持は、地域の平和と安定の強化に寄与する」と述べました。

また、イランと日本の協力拡大と投資の分野は数多く存在するとし、「イランは、両国のあらゆる分野における協力の拡大を歓迎している」と語りました。

さらに、東アジアの安定と治安は非常に重要だとし、「イランは、朝鮮半島の平和と安定を求めている」と語りました。

ローハーニー大統領は、ミャンマーの軍と過激派仏教徒による、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対する最近の犯罪についても、「日本をはじめとする国々がミャンマー政府に圧力をかけ、難民や人々を支援することで、イスラム教徒の苦痛を和らげることができる」と語りました。

一方の安倍首相もこの会談で、「日本政府は、あらゆる分野におけるイランとの関係拡大を求めている」と強調しました。

安倍首相はまた、核合意を改めて支持し、「イランは中東の軸であり、日本は、すべての関係国の核合意の遵守を求めている」と語りました。



by hiroseto2004 | 2017-09-20 20:39 | 国際情勢 | Trackback