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by hiroseto2004

トランプ「家族政治でネタニヤフ・ファースト」でイランに因縁も身動き取れず

トランプ「家族政治でネタニヤフ・ファースト」でイランに因縁も身動き取れず

トランプは、当初、アメリカファースト=自国経済至上主義の観点から世界の警察官からの撤退を公約。
トランプの差別的な言動にもかかわらず、「クリントン・ブッシュの「民主主義を大義名分に空爆しまくり」を止めてくれる」「格差を是正してくれる」という期待が、女性やアフリカ系の労働者、日本の特に若手左翼の一部にもあったのも事実です。
しかし、トランプの政策の基本を造っていたバノンが失脚し、娘婿のユダヤ人・クシュナーが中軸になると、トランプはイスラエルの犬に転落。
「クリントン・ブッシュの空爆しまくり」とトランプ自身の「民主主義を踏みにじって暴走」の「悪いとこ取り」となってしまった。
そして、イランに因縁を付けている。核合意は無効だ、などと叫んでいるトランプ。
しかし、欧州28カ国は、イランとの核合意を堅持する方向だし、日本ですらも、その方向だ。
イランともし戦争になれば、ボーイング社もイランとの取引が破棄され、八〇〇〇億円の損失を被り、10万人の雇用が失われるという。
いったい、どうしてくれるのか、という話である。
昔なら、アメリカは戦争で経済を持たしていたが、今は、平和でいろいろな国と商売できた方がアメリカ企業も利益になるのだ。
対朝鮮だって、朝鮮と国交がある国はなんと世界の8割の160カ国。朝鮮も言われるほど孤立していない。
トランプは、完全に詰みつつある。
ハッキリ言ってしまうと、自分の家族で政治を私物化してしまい、完全に詰んだのだ。喜んでいるのはイスラエル首相のネタニヤフだけだ。
ブッシュ・クリントンら「ネオコン」ももちろん、大手企業寄りであることは間違いないが、それでもトランプよりは「幅広い利害」が視野に入っていたとはいえる。
「家族政治でネタニヤフ・ファースト」と化したのがトランプである。


by hiroseto2004 | 2017-10-21 12:36 | 国際情勢 | Trackback