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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【備忘録】突っ込みどころ満載の相手を攻めあぐねるパターンにはまった野党共闘は「有権者の要求」を大事に

【備忘録】突っ込みどころ満載の相手を攻めあぐねるパターンにはまった野党共闘は「有権者の要求」を大事に

突っ込みどころ満載の相手(安倍晋三)は、野党側も却って攻めあぐねるというのはあると思います。

逆に言えば、どこに重点を置いて訴えるか。それは、基本的に言えば、有権者の「要求」を大事にすることではないでしょうか?

立憲民主党について言えば、今回は断固たる「安倍的な権力の暴走に反対する」受け皿になったのは事実でしょう。

しかし、それ以上のものになるかどうか。

これは、今後の当選したみなさんの活動如何に掛かっていると思います。

日本共産党について言えば、2013年の都議選から2017年の都議選にかけては、庶民の生活面の要求に最も応える政党というイメージがプラスになっていたと思います。
「脱原発ばかりのところよりは、共産党の方が生活に密着している」という部分があったと思います。

ただ、今回は、その共産党ならではの長所を十分に打ち出せていなかったようにも思います。せっかく、自治体レベルで国保の問題、介護保険改悪などで取り組んだり、ブラック企業是正で国会で奮闘してきたその成果を生かせていないということは正直に感じました。

野党共闘を進める市民も、一定の成果は上げました。市民連合ができた選挙区では野党共闘が出来たが、そうではない選挙区ではカオス状態、ということは広島県内でも見られました。そういう意味では意味はある。

他方で、課題は残ります。もっと生活面の要求を打ち出し、政策として候補者に突きつけていくことが大事です。
生活面での要求を打ち出すことが恥ずかしい、と言う雰囲気が、特に年配の一部のリベラル派市民にはあるようですが、それは、あくまで、バブル期くらいまでの大手企業による企業内福祉が機能していた時代の遺物であり、リセットする必要がある、と考えます。

また、現行の小選挙区制を軸とする選挙制度を、民意を適切に反映する制度にしていくこともきちんと話し合いの上、民主主義の回復という文脈で、運動課題に位置づけるべきと考えます。

by hiroseto2004 | 2017-10-23 15:03 | 衆院選2017 | Trackback