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by hiroseto2004

プリントパックが和解合意を破り、組合脱退を労働者に迫る不当労働行為

プリントパックが和解合意を破り、組合脱退を労働者に迫る不当労働行為です!


印刷通販会社プリントパック(本社・京都府向日市)が、労働組合との和解合意に反し、労働者に組合脱退の圧力をかけていることが、17日までに分かりました。全印総連ユニオン京と同プリントパック京都分会は15日、会社に謝罪と不当労働行為の解決を求めて争議行為に踏み出すと通告しました。

 同組合は、2013年10月に結成。長時間労働などの是正を会社に求めたところ、分会長と書記長が昇給差別を受けました。今年2月、中央労働委員会で和解し、賃金差別を改めることや労働時間の短縮に努めること、労働組合と誠実に団体交渉に応じる―ことなどで合意しました。

 組合側は、和解に応じた会社を信頼し、11月6日の団交で新たな組合加入者がいることを通告しました。ところが10日、常務がこの組合加入者を会議室に呼び出し、長時間に渡って脱退を迫りました。組合が入手した録音記録では「組合は会社にとってマイナス」「団体交渉に参加してきたら、わしは容赦せんよ」と述べていることが分かりました。

 さらに組合側は、会長も同じ組合員に対して常務と同様の発言をしたことを指摘。「ようやく築かれつつある労使の信頼関係を無視し、破壊する行為」だと抗議し、不当労働行為をやめるよう要求しました。

 しかし、会社から期限の15日正午までに誠意ある回答がなかったため争議行為の通告を行いました。常務の発言の録音記録についてネット上での公表も検討するとしています。

 会社は本紙の問い合わせに「事実関係を調査している」と答えています。


by hiroseto2004 | 2017-11-18 14:11 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback