アメリカ国防総省が初めて、米軍基地内での道徳的な腐敗に関する報告を発表
2017年 11月 18日
アメリカ軍基地の外でアメリカ軍兵士が行う犯罪はもちろん、大問題です。
そして、アメリカ軍内部での性的暴行事件も深刻です。
多くの女性兵士(もちろん、男性兵士も)性的な暴行を受けている、その実態が
明らかになりました。
アメリカ国防総省が初めて、米軍基地内での道徳的な腐敗に関する報告を発表
アメリカ国防総省が、初めて同国内外のアメリカ軍基地における性的暴行に関する統計を発表しました。
ロイター通信によりますと、アメリカ国防総省は17日金曜、報告の中で「アメリカ軍のスタッフ間の性的暴行が最も多かったのは、バージニア州ノーフォーク基地及び、韓国駐留のアメリカ軍基地だった」と表明しています。
また、「2016年に、性的暴行を受けたアメリカ軍兵士のうち、このことを正式に届け出たのは全体の3分の1のみだった」としました。
この報告によりますと、韓国駐留のアメリカ軍基地では、合計211件の性的暴行の事例が報告されており、ノーフォーク基地では2016年だけで270件以上となっています。
アメリカ国防総省の報告では、テキサス州フォートフッド基地で199件、カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地で187件、ノースカロライナ州の基地で169件などとなっています。
アメリカ国防総省は今年の初めに、「昨年はアメリカ軍全体で6172件の性的暴行事件が報告されており、一昨年は6082件だった」としました
by hiroseto2004
| 2017-11-18 20:53
| ジェンダー・人権(DV・性暴力)
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