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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

万引きバスケ選手の父親批判のトランプ・・イラク人質事件の時の小泉を後追い

万引きバスケ選手の父親批判のトランプ・・イラク人質事件の時の小泉を後追い

中国で万引きをして逮捕された3人のバスケ選手の解放をトランプ大統領が習近平主席に要請。習近平がそれに応える形でバスケ選手を解放させた。

これについては、「内政干渉」ではないかとも思われ、如何なものか、とも思う。ただ、自国民の安全を守るのは国の行政のトップとしての責務だと言うことで、トランプはそれを果たした、と解釈しても良いと思う。バスケ選手三人は、感謝の意を示したという。

ただ、そのうちの一人の父親が「誰だ? トランプ氏は何のために中国にいたのか。誰もが自分が助けたようにしたいものだ」と言ったのにトランプが反応し、「3選手が中国を離れ、何年もの投獄から救われたのに、父親は私が息子にしたことを認めようとしない。学生を監獄に入れておくべきだった」「万引きは中国では大問題で、5~10年は投獄されるだろう。次の中国訪問のときに彼の息子を解放するべきだった。恩知らずだ!」とツイートしたとか。
あることがフラッシュバックしてきた。

イラク人質事件のとき、小泉純一郎総理(当時)が、「自己責任」という言葉をなげつけ、それを契機に人質へのバッシングが酷くなったことである。

国の行政のトップとしては、自国民の保護は「やって当たり前」である。そのために、国民から税金で給料をもらい、強大な権限を与えられているのである。一々、当事者の家族が何かを言ったからと言って、かみついてどうするのか?
あのときは、アメリカの高官のほうが、自己責任論(日本で叫ばれた)を否定していた。

トランプのせいで、改めてイラク人質事件の時の小泉さんの心ない発言を思い出すと共に、「アメリカは日本の後追いをしているなあ。先進国もぐだぐだになってくると、政治家も幼稚になり、人権面で日本の後を追うのか」と思ってしまった。

by hiroseto2004 | 2017-11-22 20:12 | 思想・哲学 | Trackback