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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

重慶大爆撃訴訟 高裁も不当判決

重慶大爆撃訴訟 高裁も不当判決

大日本帝国が中国の重慶に対して行った重慶大爆撃の被災者が日本政府を相手取って謝罪と損害賠償を求めた裁判の控訴審は本日判決。
残念ながら原告の控訴を棄却しました。
対中戦争についていえば、蒋介石(国民党)も周恩来(共産党)も、政府としては「勘弁」してくれたのは事実です。
本気で払っていれば天文学的な数字になる、というのが日本側の試算でもありました。
また、中国人が多くの同胞を殺されながらも日本が中国に置き去りにした見ず知らずの幼子を育ててくれたわけです。
判決は判決としても、過去の指導者から一般国民に至るまで、寛大に接してくれたことに対して、日本人はあまりにも甘えすぎたのではないか?それ(蒋介石や周恩来が勘弁してくれたこと)を当然だと思ってしまったのではないか?
その結果として戦時中にやらかしたことについて忘れてしまっているのではないか?
そして、その戦時中の反省も十分にないままに、憲法9条を変えて、「列強」と肩を並べて戦争する国にしようとしているのではないか?
行政府や立法府においては判決にとらわれることなく、(判決も、謝罪や補償を「禁じている」わけではない。)「被害者個人」への対応を早急にとるべきでしょう。

by hiroseto2004 | 2017-12-14 16:13 | 歴史 | Trackback