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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

治山治水予算削減の効果はてきめん、西日本大水害 問われる小泉的政治と現知事

今回の西日本大水害において、治山治水予算削減の効果は悪い意味で「てきめん」でした。
小泉さん以降の自民党政権と広島現知事は災害をなめすぎです。

別の見方をすれば、広島県政の場合は以前の「箱物つくりまくり」時代の反動の勢いあまって、国政レベルでも「土建政治」への反動の勢いあまって、必要な治山治水予算まで削られていることです。
広島県なら檜山俊宏議長(当時)が事実上の「天皇」として君臨していた時代への反動がみられます。

さらに、小泉さんを脱原発だからといって市民連合や野党共闘が持ち上げるのはいかがなものか?
治山治水をぼろぼろにしたA級戦犯でもある彼を持ち上げることは、野党が支持を失うことにもつながりかねません。

今回の災害でも、建設会社が復旧では活躍しています。近所に建設会社がある場所では、土砂除去はスムーズです。
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建設会社もある種の「インフラ」です。小泉時代に公共事業を減らしすぎたのは問題です。
大昔の箱物つくりまくりは論外としても、今後も、メンテナンス需要はあります。メンテナンス需要を
中心に公共事業は確保していくことは必要です。小泉時代の総括はその意味で必要です。

以下は、二見伸吾さん(府中町議会議員)のブログより。

「今回の豪雨災害は、自然災害ではありますが同時に、湯崎県政と自民党政権による政治災害です。まず湯崎県政についてみてみましょう。広島県はこの間、河川予算と砂防予算とをずっと削ってきました。

榎川は広島県が管理する河川であり、河川改修が必要なことは分かっていました。しかし、改修工事は遅々として進みません。なぜ進まないのか町に訊くと県の予算がつかないからだといいます。」

「災害が起こった後2~3年は砂防予算が増えるけれども喉元過ぎれば予算を削る。ですからグラフのあるように、デコボコがありながらも長期的には減少傾向となっているわけです。」

「森林整備予算は2002年から、治山予算は2003年から激減しています。1998年には5669億円あった森林整備予算は2018年度には1203億円となり5分の1。治山予算は1993年に3073億円でしたが2018年度は、597億円で、やはり5分の1です。これでは必要とされる山の管理ができるはずがありません。」



by hiroseto2004 | 2018-07-19 20:03 | 西日本大水害 | Trackback