自民党ではもうダメだ
2007年 10月 11日
私は、ケインズ主義であり、日本人の様々な要求に応えるには、効率的で大きな政府が必要であると考えます。
だが今は、まだそれへの抵抗は大きいようです。
やはり例えば欧州と比べても政府への信頼が低いのも一因でしょう。
残念ながら「膿み」をださないといけない。
それも、今言われているような、政治資金の話ではなく、むしろ大きな税金の使い道が誤っていると思います。
しかし、では自民党に改革を任せたらどうなりますか?
今までの伝で行けば、現場サービスが削られる。そして「歳出削減努力をしました」ということで、消費税増税、というのが見え見えではないでしょうか?
あるいは、自民党も「ワークアンドライフバランスを実現する」としてきたが中身はどうでしたか?
「仕事と家庭両立可能」と称して不安定雇用を増やしただけです。
今やむしろ正社員の方が育児休業などがとりやすく、非正規社員の方が妊娠で雇い止めが跡をたたず、という状況です。
では今度は正社員と非正規社員の格差を縮めると自民党は言う。
年収八百万が二人、年収2百万が一人の場合、全員六百万にするという格差是正なら私も賛成だし、財政が厳しい自治体ならありだと思います。
しかし自民党がやるのは全員例えば年収300万にする、気がついたらみんな収入ガタ落ち、そういう改革です。
自民党に任せたら、「改革」はすべて「改悪」になります。
やはり自民党ではもうだめです。
彼らは彼女らは完全にネオコン化しています。いや、イデオロギーの問題と言うより、改革と称して、利権を漁っているだけです。
今は福田さんを利用してごまかしているだけです。
いま大事なのはまずは自民党を政権から引き下ろすことではないでしょうか?
自民党が政権にいるかぎりどんな美しいスローガンも庶民にとっては「毒饅頭」ではないでしょうか?
民主党が信用できないと言う人も多い。その気持ちは分かります。
しかし、民主党とて、社民、国民新党両党の協力なくして安定政権は出来ません。無茶は出来ないのです。
一つの政党に何も完璧を求めなくても良いのです。
各党、そして、有権者が、「別個に進んでもともに討つ」ことで、頑張れば良いのです。
小沢さんの今日のメッセージを引用します。
最終決戦の次期総選挙で更なる力尽くす 代表、連合定期大会で意気込み語る
小沢一郎代表は11日午前、都内で開催された連合第10回定期大会に出席し、先の統一地方自治体選挙や参議院選挙での支援に対する感謝と次期総選挙での更なる支援、民主党が国民のための政治を実現する決意を述べた。
冒頭、小沢代表は参議院選挙の結果について「高木連合会長をはじめ、地域の皆さんの支援によって、野党で過半数の議席獲得という我々の目標を実現できた」とし、さらに小沢代表は「我々が一生懸命やれば巨大な自公政権と互角に戦っても勝てる。我々の勇気と自信につながった大きな成果である」と感謝の意を述べた。
続いて小沢代表は、安倍前首相の辞任に伴い、国会が1カ月空転した今国会について「本当に大事な国会である。マニフェストを通じて約束したことをどのように実現するのか国民は注視している。また我々も選挙の時の公約とうそぶいていたら信を得られない。我々が、労働関係、年金、農業、育児や薬害肝炎などの法案を提出して、国民が心配している問題についてしっかりと自公政権に判断させる。これが我々の務めである」との考えを示した。
さらに小沢代表は次期総選挙について、最終の決戦の場であるとし、更なる支援をお願いするとともに我々も国民の皆さんの期待に応えるとの意気込みを語った。
最後に小沢代表は「国民の生活が第一」という理念のもと、国民の国民による国民のための政治を実現する決意を語った。
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by hiroseto2004
| 2007-10-11 18:20
| 新しい政治をめざして
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