廿日市市長選挙告示
2007年 10月 14日
今日、廿日市市長選挙が告示されました。
旧宮島町役場勤務の後、市議を二年間勤めていた井上さちこさんと山下現市長の副市長だった真野勝弘さんの一騎打ちです。
私は今回は財政改革派の井上さんを推します。
井上さんは
細見谷林道に反対。
大型事業を削りまた、市が予算を出し住民組織や非営利団体が実施する事業を創設する。
市への議員や市民の要望は公開する。
障がい者やひとり親家庭のための雇用創出を行う。
観光を振興するなど
を主張されています。
私はもちろん「効率的かつ大きな政府論者」ですが、今の廿日市市の財政状態と国政での緊縮財政を考えると、まず廿日市市が生き延びることを最優先にすべきです。
地方自治体レベルでは大きな事業を今やっても地元への波及効果は少ないのです。
今はまず大きな事業はあきらめ、痛みが弱者に行かないよう配慮をきめ細かく施策を工夫するだけしか方法がないのです。
ですから、国政レベルで民主党や国民新党、社民党の社会民主主義的な経済政策を応援しつつも、地方自治体レベルにおいでは、秋葉型首長、とくに女性候補、財政改革派を推すことでメリハリのある行政を、というのがベストな選択だと考えるのです。
一部左翼の中でも前副市長の真野さんが「平和」を掲げていることから乗る動きがありますが私は感心しません。
住民をいかにまもるからが自治体の役目です。無論平和も自治体の大切な役目です。非核自治体宣言はもちろん、国が基地問題で横車を推したら住民の立場でモノ申すべきです。
だが岩国基地強化問題では両候補とも艦載機受け入れ反対です。
そうした中で、一部左翼のかたがたが危機を乗り切り住民生活を守るという視点が弱い候補を積極的に推すのは感心しません。
一方、中央でネオコン・緊縮財政の自民党を応援する議員の方々が、市長選挙では、財政改革に消極的な真野さんを推すのも理解できません。
多分、彼ら彼女らは、結局下駄の雪のように大勢に順応するだけではないか。
だが中央で自民党を推し地方で改革を怠れば景気が悪い状態を加速させ、自治体を破綻させるだけです。
考え直して頂きたいのです。
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by hiroseto2004
| 2007-10-14 23:11
| 新しい政治をめざして
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