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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

民主党対案、他野党冷静

新「テロ対策」特別措置法で民主党は、民生支援に限った対案を今日提出しました。

他野党は、「憲法に抵触する」としながらも、冷静です。
「政府案反対・廃案の一致点で共闘は堅持」という、共産党の穀田委員長の言葉が印象的でした。
マスコミは「すわ野党共闘にヒビ」などと煽っていますが、それにのるほど今や共産党や社民党も愚かではない。

国民も、まず生活優先。そして、アフガニスタンもアメリカは失敗していることに気づいている。
もはや、アフガニスタンで、アメリカの代理人のイギリス軍は、先の大戦における中国大陸での大日本帝国陸軍状態です。
そのことは徐々に広まり、「これ以上アメリカに従属していいことないだろ?いい加減にしろ。それより石油の値上がりによる不況をなんとかしろ」というところでしょう。

野党がその点で一致して与党と対決するのを望んでいる人が多いのです。
そうした空気を打ち壊してしまうほどには共産党も社民党も愚かではない。民主党も民生支援に絞り、共産党や社民党の支持者が(小選挙区で)民主党から離反しないよう、気を配っている。

なにしろ民主党だって、参院選で勝たせてもらったのだから、逆に国民の期待を裏切れない。

だから、共産党や社民党が賛成はできなくても「自民党より民主党がむしろ怖い」とは思わないような路線を民主党も取らざるを得ないし、それくらいが実はかなりの国民の最大公約数的な考えではないか?

今までは民主党がネオコン寄り過ぎで、共産党や社民党もそんな民主党に反発。国民新党や新党日本的な保守層も「民主党は小泉さんと同じく地方に冷たい。ならば自民党の抵抗勢力がマシ」と思ってしまう。

多数の国民が実は自民党に反発しながらも政権交代できなかったのがここ数年ではなかったか?

しかしそれが自民党の参院選ノックアウト負けにより流れが変わった。

近いのに、時に自民党に対する以上に感情的に反発しあってきた共産党と社民党も、「全野党共闘」という枠組みでいわば民主党をブリッジにして共闘している。

これは「勝ち目」が出てきたので共闘するということもあるでしょう。今までは勝ち目がなかったから、共闘への求心力もなかった。「独自性を損なう共闘より我が道を行く」を共産党が選んだのも仕方がない面はあったし、社民党がそんな共産党に反発するのも当然。間に割って入った市民派も消耗するだけだった。
全てが悪循環になっていた。

それが逆に回り出したのが今年です。

実は、自民党がノックアウトされた参院選こそが、関ヶ原だったと総括される時がくるかもしれません。

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by hiroseto2004 | 2007-12-21 19:51 | 新しい政治をめざして | Trackback(1)