人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「政権交代」の効能

政権交代して大丈夫なのか?

こんな声にはこうこたえましょう。

広島県内で本格的な政権交代がこの10年にあった自治体は、広島市、呉市、三原市です。

■無駄と腐敗を除去した秋葉市長・・広島市

広島市では、1999年、経済界出身の平岡市長が引退された後、秋葉忠利さんが、混戦を制して市長に当選しました。

それまでの広島市は、市議や市幹部の料亭における「談合」で、人事が決まる。そして市議らがそうして決った自分らの手駒の職員を利用して市民にとって必ずしも必要ではない事業をねじ込む。こんな政治が横行していました。

秋葉さんは、こうした市役所の体質にメスを入れたのです。秋葉市政の前半は、議会の多数派である自民党系議員の感情的な妨害もかなりありました。

議会も、藤田議長への「政権交代」がおき、現在は、チェックアンドバランスの関係が進んでいます。こうした事を背景に、以下のような成果も上がってきました。

広島新球場は来年完成予定ですが、東洋屈指のオープン球場になると評判です。これほどのものは150億円くらいかかるといわれていましたが、90億円の事業費で済ませる事ができたのです。市民の税金を有効活用していい事業が出来るようになったのです。

■不正人事発覚、前市長ら一網打尽に・・呉市

呉市では、小笠原臣也前市長を小村和年現市長が2005年11月の市長選挙で破り初当選しました。

2001年市長選挙にも挑みながら敗れた小村さんの4年間の地道な政治活動に加え、衆院選挙で、小笠原市長が自民党候補にばかり肩入れしたこともあって、連合や民主党が小村さん応援に回った事も背景にありましたが、現職落選という意外な結果でした。

このまさかの政権交代のおかげで、呉市の暗部が暴かれました。まず最初に消防職員の不正採用が発覚。さらに、市役所職員の不正採用まで明らかになりました。

小笠原前市長以下、市の元幹部が一網打尽に逮捕されました。

それまで、呉市では「オール与党」「助役出身者による長期政権」のもとで、市議が自分に都合の良い職員を市役所に押し込んでいた、という人事があったのです。そうした腐敗を除去した。それだけでも「政権交代」のかいはあったのではないでしょうか?

■「野党は何でも反対だからダメ」の二重の誤り

ところで「野党は何でも反対。だからだめ。」という事をいう方もときどきおられる。しかし、実際に野党が反対しているのは「国民にとって悪い法案」なのです。共産党でも全法案の7割前後には賛成しています。

「悪い事」に対して反対しているのですから、いいのではないでしょうか?

「対案を出せ」という方もおられるが「悪くなる事」に対案など必要ない場合だって多いのではないでしょうか?

「何でも反対ではないのが大人の姿勢」などと勘違いして、与党を支持し続けることこそ、自分たちの首を絞める事につながると思います。


「政権交代」の効能_e0094315_1847474.jpg



記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!

なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!







「政権交代」の効能_e0094315_1711491.gif
人気blogランキングへ
Tracked from ニッポンを改造するBYか.. at 2008-04-20 14:44
タイトル : 小泉元首相の「露出」を歓迎する。
= なぜなら「堂々と批判できる」からだ。 = 「違憲」とされた「イラク派遣」も、今国民総スカンの「後期高齢者虐殺制度」も、守屋被告を「抜擢」したのも、'''元を質せばすべて「小泉」と言う男にたどり着く。''' そして「郵政民営化」によって株式化された「資本」がもうじき市場に「流出」するのである。 何を持って未だにメディアが「小泉を追いかける」のかは「不明」である。 何を持って「首相候補NO1」が「小泉なのか」は「不明」で...... more
by hiroseto2004 | 2008-04-20 09:03 | 新しい政治をめざして | Trackback(1)