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by hiroseto2004

思想の退廃も招く小選挙区制

小選挙区制の廃止へ向けて
http://kaze.fm/wordpress/?p=215


以上の記事は、小選挙区制の欠陥について述べています。

私も、もういい加減に小選挙区制は廃止すべきだと考えています。

公認権を握る党首脳の権限を増大させ、とくに自民党において、党内の異分子を排除するようになった。

また、二世や三世が結果として有利になったとおもいます。

もう一点は、「思想の退廃」です。

例えば、右派で言えば「アメリカ万歳」と「伝統の尊重」というのは、全く矛盾します。

小泉・安倍時代の自民党は、その双方を無理やりに両立させていた。

しかし、アメリカの要求を呑むならば、伝統は尊重できない。

経済的には新自由主義にしながら、日本の伝統も保持するなどと言うことはありえない。

実を言えば安倍晋三さんは、その両方の間で「日和見」をしてしまったので、有権者の反発を買って「KO負け」した面もあります。

あるいは、保守と言うのは、国家による介入に懐疑的な面がある。特にアメリカにおいてそうです。

ところが、日本の保守は、国家による統制を肯定してしまっている。なんとも珍妙な思想に日本の自称「保守」はなってしまっている。

あるいは、戦争問題でもそうである。日本の対米戦争は、いわば肯定的にいわゆる「右派」はみている。新しい歴史教科書などがその例である。そうであるならば、今のイラク戦争は反対しなければならないのにそれが出来ていない。

フランスでは、極右のルペン党首も、イラク戦争は侵略だと批判しています。だが、イラク戦争批判は出来ず、むしろ、アメリカに従属して自衛隊が出て行くのを日の丸を振って肯定してしまっている。

また、東京都では、右派を自称する人が天皇陛下が君が代強制はよくないといっておられるのに、君が代強制に血道になっています。

そうした思想的な退廃の原因の一つは、小選挙区制にあると思います。

  右派政治家も全然両立し得ない思想の人の支持を得なければならないので、珍妙な思想が形成されていくのです。

 本当は、いわゆる右派の政治家も「アメリカ万歳、新自由主義党」と、「天皇陛下万歳、鬼畜米英党」に分かれるべきでしょう。

 前者は日本の侵略戦争の責任は認めつつ、アメリカには追従する。後者は太平洋戦争を聖戦と考えつつ、イラク戦争などアメリカの現代における身勝手も糾弾する。あるいは、後者の場合は、経済政策的には規制緩和に徹底して反対し、共同体を重視する。

 それができないから、日本会議のホームページを見ても、ろくな経済政策はないのです。訳が分からない成り立ち得ないような珍妙な思想が並べ立てられているだけです。

「アメリカ万歳・新自由主義党」と、「天皇陛下万歳・反米党」、それから「穏健中道勢力」くらいに、自民党も割れれば良い。民主党も含めた政界再編を将来はすれば良い。

それを促すためにも、小選挙区制など廃止すべきである。

繰り返します。今の日本では小選挙区制が珍妙な思想体系を温存しています。


そうではなく比例代表制ないし中選挙区制である程度筋の通った思想で再編しつつ、それらの勢力が是々非々で政策を議論してすり合わせていく。そんな政治を将来は望みます。

 
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by hiroseto2004 | 2008-06-28 11:35 | 選挙制度・政治改革 | Trackback(2)