8月6日ヒロシマ報告(3)
2008年 08月 06日
被爆63周年原水爆禁止世界大会まとめ集会が6日午前、中国新聞本社内ホールでありました。
黙祷、主催者挨拶。
その後、子どもたちによるイベント「メッセージfromヒロシマ」の報告がありました。
ついで、ドイツの連邦議会議員のハンス・ヨセフ・フェルさんは、「核兵器と原子力発電所を段階的になくさないといけない」と主張。「原子力発電所は実際にはたくさんの二酸化炭素を排出する。しかも、世界のエネルギー需要のたった3パーセントしか満たせない。なのにウラン採掘によるヒバクや人権侵害などおおい。さらに原子力から核兵器がつくられる。」などと強調しました。(詳細は分科会での報告とほぼ同じですので参照してください。)「そして、エネルギー需要を再生可能エネルギーでまかなうことができる。それには政治的サポートが必要」と訴えました。
また、在外被爆者問題では、在朝被爆者問題について元衆議院議員の金子哲夫さんから報告がありました。
北朝鮮の被爆者は、ほとんど放置されています。しかも、他国に比べ群を抜いて、緊急の課題になっています。
その後、広島大会についてのまとめを福山原水禁事務局長からいただきました。3団体共催で、6500人が開会式に参加したが、一方で、開会式では原発に触れなかったという点を検討すべき課題としてあげました。
日本もアメリカも変わろうとしていると触れ、平和、核兵器廃絶、脱原発の旛を掲げがんばろうと檄を飛ばしました。
ついで、原子力空母・ジョージ・ワシントンの横須賀母港化に反対する決議を採択しました。
そしてヒロシマ・アピールを採択。原爆を許すまじを合唱し、閉会挨拶をして広島大会の全日程を終了しました。
中国新聞では入社予定者のために「8.6の集い」をするようです。広島の新聞記者としての意識を育てようという企業努力を感じました。
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| 反核・平和
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