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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

橋下知事は頭を冷やし、トップとしての自覚を

大阪府の橋下知事は、教育委員会に対する批判と言うよりは、これは悪口のボルテージをあげています。

「ビジョンが感じられない」「お飾り」などなど。

そして、近々任期が切れる二人の教育委員の再任をしないことを決めました。

一般の府民から見たら教育委員会がだらしなく見えるのも仕方がないとは思います。

しかし、橋下知事は、府行政の最高責任者です。大阪府の学校の先生たちの給与支払い者です。

その最高責任者が、教育委員会をぼろくそに言ったところで、教育委員会なり現場の先生なりがやる気を出すでしょうか?
むしろ立つ瀬をなくしてしまう、ということにもなりかねません。

また、橋下知事はもう少し、人を信用したほうが良い。人は信用されているときに、力を発揮するものです。

児童文学館では隠し撮りをさせた。これは職員だけでなく、当然利用する子どもたちも対象になっているわけです。

こんなことでは、子どもたちは誰も信用できなくなってしまいます。

教育などと言うものは、効果は何年もかかって出てくるもの。一朝一夕ではない。花火を打ち上げて効果が出る、なんてものではないのです。

 だからこそ、教育行政は、ワンクッション置いて、知事部局から独立させているのです。

 実を言えば橋下知事の言っておられることは、若手社員が頭の固い幹部の悪口を飲み屋で言い合う言葉としては非常に理解できます。

 若い橋下知事に取り、50代の幹部職員とか先生方のおっしゃることは古臭く見えて仕方がないのでしょう。気持ちは分からなくはない。

 しかし、橋下知事の言葉は、大きな組織、とくに教育委員会と言う大きな組織にきちんと働いてもらおうというときに、放つ言葉としては、好ましくありません。混乱と感情的対立を生むだけです。

 せっかく、最高責任者なのだから、むしろ、どっしり構え、粛々とやりたいことをやっていく、という姿勢が必要ではないか、と思うのです。

 橋下知事が一人で騒いで、突き進んでも、ではそれが本当に正しいという保障もありません。

もっと言ってしまえば、橋下知事の発言自体ブレがあります。知事就任前の座談会では「英国数理社だけではない」という発言もされています。もともと橋下知事は、「学力だけじゃない」という考えの持ち主か、とその時は私もおもっていました。ところが、いつの間にか、学力テストの成績が下位で大変だ、と騒ぎ出したのです。

 周りを振り回している、と思ってしまいます。 よくよく考え、トップとしての自覚を持っていただきたいものです。 

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Tracked from 小顔 at 2008-09-14 12:48
タイトル : 小顔
最近自分の顔をマジマジと見ていることありますか?まだお肉は付いていないようだけどなんとなくぶくっとしているような気がしませんか?もししていたら要注意です。 ... more
by hiroseto2004 | 2008-09-14 11:36 | 教育 | Trackback(1)