人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

テロ新法について

テロ新法が今日にも衆議院特別委員会で可決されようとしています。

  正直、アフガニスタンをアメリカがどうこうしようとしていること自体が、失敗しつつある今、この法案の意味は失われつつあると思います。

 海賊対策を麻生さんは持ち出しましたが、それは別途、きちんと考えるべきでしょう。

バラク・オバマさんが大統領になった場合、アフガンに力を入れるそうです。しかし、今のアメリカのやり方を続ける限り、タリバンなど、反米(もともとはアメリカの援助で育ったのですが)勢力が強まるだけでしょう。

さて、国会情勢ですが、民主党は、解散を促すために、審議には協力姿勢をとっています。

このことについては、かなり、批判も出ています。私も、徹底審議をすべきだと思います。

はっきりいって麻生さんも解散には後ろ向きです。民主党が協力したところで、解散してくれるとは思えません。

ただ、一方で、やはり、民主党の今回の姿勢は、二度の再可決の際、自民党・公明党への怒りがあまり強くないような印象を国民が、政治家に与えてしまったということも背景にあると思います。

テロ新法、そして「ガソリン税再引き上げ」の際、民主党は粘り、自民党・公明党は再可決してしまいました。

しかし、残念ながら、国会を取り巻くようなデモは起きませんでした。

憲法上は、再可決はありですが、しかし、世論が賛成多数でない限りは、すべきではないことを、したのです。

だが、国民はさほど怒っていないように、国会議員たちには見えてしまった。

だから、自民党、公明党は、国民をなめてしまいます。また、民主党も、自民党・公明党に反対はしても、腰が引けてしまうのです。

実は、民主党支持者も含めた国民が十分にはものをいってこなかったつけが、今の事態だと思います。

今回、すんなり、テロ新法が通ってしまったとすれば、反省すべきは、有効な大衆運動ができなかったわたしたちです。

政党と国民は、お互いに政治的に鍛えあうものだと思っています。

結論をいえば、もし、政権交代後に「テロ新法廃止法案」を出さなかったら、国会を取り巻くくらいのことをしていいと思います。

しかし、怒りの対象は、あくまで、今のところは、憲法違反を繰り返す自民党、公明党を主としましょう。

民主党を敵に追いやっても、いいことはひとつもありません。それこそ、「政権交代後には、必ずテロ新法廃止法案を提出すること」を確約させればいいのです。

それから、今後は、解散をめぐるルールをきちんと定めたらいいのではないでしょうか?

「自民党だけが政権をたらいまわしにする時代」は終わったのです。それを前提とした国会ルール(憲法解釈)を根付かせましょう。

テロ新法について_e0094315_1847474.jpg



記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!

なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!







テロ新法について_e0094315_1711491.gif
人気blogランキングへ
by hiroseto2004 | 2008-10-20 12:18 | 新しい政治をめざして | Trackback