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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

DVシェルターシンポジウム2008in おかやま

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【DVシェルターシンポジウム2008inおかやま】

2日めの今日23日は【DV防止・被害者支援の施策をどうつくるか】に参加しました。

高雄きくえさんが司会。高雄さんは、DVの一時緊急保護が本当に民間でやるべきことなのか、ニーズが高度になる中でできるのか、という疑問を抱き、2008年3月、七年間広島市内で運営していたシェルターを閉鎖した、ということです。

そして今回、この分科会を行ったということです。

トップバッターは広島市議の馬庭恭子さん。ご多分に漏れず広島も女性議員は少ないが、女性、子ども、高齢者問題で、女性議員が超党派で手をつないでいるということです。

広島市も男女共同参画推進条例はあります。ただ、DV防止法策定に伴う基本計画【市町村に義務】は、【早期に策定、他都市の調査を行うとともに、体制のあり方を検討していく】という当局の議会答弁はあるが、なかなか進みそうもない。さらに、相談は増えているが稼働しているシェルターは、一カ所しかないので【量がたりない】。さらに、最初に市民からDV相談を受ける婦人相談員が二名いるが、非常勤待遇である。そういう人材を育てるプログラムがない。また、最近増えてきた外国人へのサポートがまだまだ不十分、など広島市の課題を指摘しました。

その上で、野田、横浜、米子市に視察に行き、以下のことを指摘しました。

共通しているのは、行政責任をしっかり位置付け、行政職員がマネジメントをしていることです。

さらに、県レベルで予算も違う。それは、行政サイドにリーダーシップが大きい。鳥取県現知事は理解があり、施策に反映されているということです。

野田市はお金を配分し、公設シェルターをつくり、行政責任の所在を明らかにしています。

また、行政、NPO、市民活動のすみわけと役割が明確です。それを明文化しています。

広島は、九月に幸い、女性副市長が誕生したので、契機にしたい、また、DV問題に縦割りを廃したチームづくり【クロスセクション方式】を活用させていきたい、センターを設け、一元化をはかりたい、また、公設民営のシェルター設置で専門性を確保したい、などと今後の市政への抱負を述べました。

高雄さんからは、【行政の福祉施策をとう必要がある。】などとコメントしました。

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by hiroseto2004 | 2008-11-23 10:12 | ジェンダー・人権 | Trackback