<<田母神氏の詭弁と行動を糾弾・追及する>>〔池邊幸恵)
2008年 11月 24日
<<田母神氏の詭弁と行動を糾弾・追及する>>〔池邊幸恵)
■「今は(憲法を)改正すべきだと思っている。
国を守ることに、これほど国民の意見が割れるものは直した方がいい。」
★割れるものだからこそ、慎重に対応せねばならないし、どちらかに偏った方に決めてしまうわけにはいかない。だのに自分たちにつごうのよい方に向けてしまおうとするのは強者の手前勝手な論理にすぎない。
■「わたしが(応募を)指示したと言われているが、指示したとすれば1000人を超える数が集まる。」
★アパグル-プによる憲章論文を教育指導科に紹介して、全国に知らせるよう指示をしている。
そして、この発言こそ、自分が幕僚学校の校長をしていた時代の恣意的歴史観の強要の結果から自信過剰に数えたものだろう。
自分の号令一下で1000人もの自衛官が呼応する軍事クーデターを起こせるぞ、という国民や政府への脅迫であり危険な発言です。
公安さん、まさに即逮捕ですよ。
反体制の危険思想であり、公に共謀して発表させたまさに看過できない行動です。
■「審理に入れば、われわれにも表現の自由や言論の自由は許されているはずだという点は主張するつもりだ
った。」
★航空自衛隊の何千人ものトップにたつものには、代表としての立場があるはずです。
それを無視して、トップと一緒にわれわれとは言えないでしょう。
トップには、自ずとその発言は制約されてしかるべきです。
又、これまでも田母神氏は航空幕僚長としてもの数々の言動が、
自衛隊の服務規程の『憲法遵守』『政治的な言動はしない』に違反していることは明白。
しかし、左派とか、体制に文句を言う者たちは、麻生邸に向かう道を歩いていただけでよってたかってすぐ逮捕されるのに、このような明白な違反者が逮捕されないのは片手落ちといえます。これは、公安が昔の憲兵になりつつある証拠です。
■「職責の逸脱はしていない。わたしの書いたものはいささかも間違ってはいない。
日本を良い国だったと言って解任されるとは遺憾である」と、言い切った。
★つまり、自分を客観視もできない偏った情報に軽挙妄動してしまうという、
知性と判断力もない、責任感の欠如したリーダーの素質を世界にむけて詳らかにしてしまったわけです。
★日本の自衛隊は、こんなトップだからアメリカの下僕でしかないのだと
揶揄されて当然の酷い論文を、まして英訳つきで、新聞紙上に発表して世界にしらしめたのです。
これは、右翼的に言うなら、まさに田母神氏は英雄どころか、日本の権威を地に落とした売国奴といえるでしょう。^^
そこに気づかず持ち上げている人たちもこのトップ同様に判断力も正義感も欠如しているといえましょう。
■田母神氏は4年間、統合幕僚学校の校長として「国家観・歴史観」のカリキュラムの講義をしていた。
★そして、その授業のために呼んだ講師たちの名前は墨がぬられ、伏せられていた。
これって、戦後に教科書が墨だらけだったそうだが、都合の悪いことは何でも隠そうとする体質が、戦後63年まったくそのままであることが分かる。
戦前からの代放映発表の体質は何も変わっていないのです!
(後でしぶしぶ発表したそうだが、そこには問題とされている右翼の面々の名前が並んでいた)
■田母神氏は、論文提出の手続きでも、大臣に問うべきルールの違反を指摘されたが、
「職務に関係ない個人として提出したので違反ではない」とウソぶいた。
★これでは、文民統制のコントロールが利いてないことも明白である。
軍の暴走に向かうのは必至です。
★職務に関係ないというなら、なぜ論文に肩書きがついたままなのか!?まったく弁解にもなっていない。
このようなルール違反をよしとする者がリーダーであるとは・・・日本の恥です、自民党さん、右翼さん。
しかし、さもありなん、政府は小泉元総理時代から、憲法違反・ルール違反が顕著となり、日常茶飯事になってきた。
つまり、このようなことさえ糺せず、傲慢な態度をあたりまえとしてしまうのは、一党独裁政権が生んだ弊害であり、膿である。
憲法違反を糺すべきが司法が警察が、もはやそれができない状況であることを明白にしめしている。ことは、全く国民の生命と安全保障に関わる重大事です。
つまり、司法の癒着にまでことが進み、民主主義とはいえなくなっている政治であること、そうではありませんか?これは主権者である国民に対して不誠実であり欺瞞である。
内閣は辞任し、国会はもう一度国民の信を問うべく解散をすべきです。
■「立場のあるものとしての見解を公にするにあたっての影響についても節度があるべきだ、
でないと国民に不安を与えるだろう」の質問に、
「今朝9時のYahooで『私を支持するか、しないか』『問題があるか、ないか』について、
58%が支持するだったので、国民に不安を与えてはいないと思う」 と抗弁をしていた。
★ネットでは右翼や公安が給料や機密費からバイト代まで出して、
せっせとネットを見張らせて、目覚めた市民の邪魔を意図的にしていることはよく知られている。
又、ネットを用いて大衆操作もしている。だから、こんな答弁は猫もひっかけまい。
★自衛隊のトップの歴史認識の開示は、自衛隊員の団結や鼓舞につながる以上、
職務に関連している。今回の論文公表も内規、ひいては文民統制の対象になるものだ。
■「統合幕僚学校の平成20年のカリキュラムに
『大東亜戦争史観』『日本国憲法の本質』『東京裁判史観』などがあるが、
これらの講師名が伏せられたままなのはおかしい。
それに、大東亜戦争という呼び名は、侵略戦争を否定する中で使われることが多い。
たとえば講師陣の一人、大正大学福地惇教授のHPをみれば、侵略戦争でなく、自存自衛の戦争であり、それが了解できたなら、現憲法体制は廃絶させねばならないというものだと書いてある。
★まさに白紙の自衛官に戦争美化に洗脳しようとする謀略であろう。
特異な憲法違反であり、政府の見解に反する歴史観などを兵器で植えつけている。
これが憲法を遵守すべき隊員たちのトップのすることでしょうか?
自衛隊幹部全体に反体制カリキュラムを教え込んでいる事実を防衛大臣以下はまったく把握していなかったと答弁をした。
本当にそうであろうか。
あの日本の侵略戦争の贖罪ともいえる憲法9条を持つ国として、このようにあえて好戦的な内容の授業をするのは、憲法への冒涜であり、政府見解に反した意識的な計画的な体制変革への挑戦でありトップ自らが造反者であるという、事は大変な問題である。
自衛隊のトップの個人的意見というだけでなく、育てている自衛官の思想教育として、
このような反体制的な幼稚な歴史観と侵略ではなかったという内容を教育していたことは重大であり、かつ犯罪であるといえよう。
これは防衛大審たちの管理不行き届きだけでなく、それを許していたとして、共に確信犯であった可能性も高い。
あるいは防衛大臣として欠くべからざる危機意識がみごとに欠如していたことを露呈したといえよう。
本来ならば、大臣は更迭、本人は懲戒免職であるべき重大事件である。
■退職金6000万円の一部でも返還する気はないのかの質問に
田母神氏は「生活が苦しいので、そのつもりはありません」と答えた。
★高級取りが何を言うか(笑)、庶民の生活の苦しさと程遠いところにいて生活が苦しいとは、国民をバカにした暴言といえよう。退職金6000万円、は庶民の血税ですよ、庶民を裏切って、その言い草はないだろうとあきれてしまいます
■4.17名古屋高裁イラク派兵違憲判決に対して「そんなの関係ねぇ」と言った田母神氏です。
★この発言をした時点で、すでにトップとしてありうべからざる発言であって、
『憲法違反』『自衛隊服務規程違反』であることは明白、すぐさま処分すべきであった。
今回でも、懲戒免職のための査問の間に、ことがあきらかになるのを恐れて、はやい退職扱いにして不問にしようとしたことは明白である。
これはもう構造的汚職であり、組織ぐるみの犯行と言ってもよいやり口といえよう。
さあ、公安警察さんの出番のはずですが、その様子は全くない、もはや警察も体制側の犬に、公安もかつての特高になりきっているようです。
これは、防衛省という組織ぐるみの反体制のクーデターといえましょう。
■後の記者会見で「村山談話の正体が今、分かった。あれは言論弾圧の道具だ」と言い切った。
★憲法の精神を具現化した1995年の『村山声明』である、
1995年8月の『元村山首相による「日本政府のかつての戦争責任と謝罪の声明」』は、今も政府の意向をあらわしているものです。それに、真っ向から反対した意見であり、まさに反体制の自衛官の教育がなされていた。
これは許してはならない、大変な事態である。
(委員会では本人は、「村山談話とは矛盾していない」と言っていたが。)
★村山談話は、個人名を架しているが、閣議了解された政府見解だ。
村山談話がけしからんから従わなくてもいいというのは、文民統制への挑戦にほかならない。
村山談話の見直しは、これとは異なる文脈で進めるべき話だろう。
仮に、近い将来、民主党政権下で村山談話が見直され、さらに左寄りの(あるいは右寄りらの)〇〇談話が閣議了解された場合も、自衛隊員はそれに従うことになる。
文民統制の本質は政治による統制にあるのだから。
■終わってからの記者会見では、「政府見解!について一言も言えないのでは北朝鮮と同じ」と言った。
★自分の反体制的な戦争歓迎の思想が政府見解と同様であるかの発言さえしている。
後、村山声明が政府見解であると、政府が言い訳の弁をしていたが、このあわてぶりからみても
国会も行政も、まさに、今の憲法無視の反体制に染まってきていることをを田母神氏は暴露したといえよう。
この田母神論文騒動は、まさに政府、国会議員たちの組織ぐるみの犯行であるといっても過言ではないのです
だのに、それを姑息に隠蔽して、ひそかに反体制へ、改憲へとことをはこぼうとしている様子があちこちに見られる。
いざとなれば、クーデターにたちあがる準備を自衛官の洗脳という形でしてきている危機的状況になってきていること。
これら一連のことから、
今回の田母神騒動だけでも、憲法無視・国民軽視であって、内閣総辞職、国会も解散して国民に信ほ問うべき非常事態であることを、国民も本来ならばメディアも“その非道ぶり”に気づいて糾弾すべでしょう。しかし、メディアは押し黙っている。
みなさん、この国民を無視して、闇にふそうとしている改憲勢力にだまされないで、今回の田母神論文を充分に検証して、今、政治の中枢で何がおこなわれているかをわたしたち国民はしかと知るべきなのです。
もう、かつてのように だまされてはなりません!
今こそ、わたしたち平和を愛する国民は、大挙して、ごまめの歯軋りから大きな声へと変貌させ、 勇気を出して政治に向けて一歩踏み出さねば、この闇の改憲の権力はとても阻止できないでしょう。
さあ、9条改憲阻止、平和憲法を守るために動き出しましょう、どんどん巷でしゃべりはじめましょう。
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■「今は(憲法を)改正すべきだと思っている。
国を守ることに、これほど国民の意見が割れるものは直した方がいい。」
★割れるものだからこそ、慎重に対応せねばならないし、どちらかに偏った方に決めてしまうわけにはいかない。だのに自分たちにつごうのよい方に向けてしまおうとするのは強者の手前勝手な論理にすぎない。
■「わたしが(応募を)指示したと言われているが、指示したとすれば1000人を超える数が集まる。」
★アパグル-プによる憲章論文を教育指導科に紹介して、全国に知らせるよう指示をしている。
そして、この発言こそ、自分が幕僚学校の校長をしていた時代の恣意的歴史観の強要の結果から自信過剰に数えたものだろう。
自分の号令一下で1000人もの自衛官が呼応する軍事クーデターを起こせるぞ、という国民や政府への脅迫であり危険な発言です。
公安さん、まさに即逮捕ですよ。
反体制の危険思想であり、公に共謀して発表させたまさに看過できない行動です。
■「審理に入れば、われわれにも表現の自由や言論の自由は許されているはずだという点は主張するつもりだ
った。」
★航空自衛隊の何千人ものトップにたつものには、代表としての立場があるはずです。
それを無視して、トップと一緒にわれわれとは言えないでしょう。
トップには、自ずとその発言は制約されてしかるべきです。
又、これまでも田母神氏は航空幕僚長としてもの数々の言動が、
自衛隊の服務規程の『憲法遵守』『政治的な言動はしない』に違反していることは明白。
しかし、左派とか、体制に文句を言う者たちは、麻生邸に向かう道を歩いていただけでよってたかってすぐ逮捕されるのに、このような明白な違反者が逮捕されないのは片手落ちといえます。これは、公安が昔の憲兵になりつつある証拠です。
■「職責の逸脱はしていない。わたしの書いたものはいささかも間違ってはいない。
日本を良い国だったと言って解任されるとは遺憾である」と、言い切った。
★つまり、自分を客観視もできない偏った情報に軽挙妄動してしまうという、
知性と判断力もない、責任感の欠如したリーダーの素質を世界にむけて詳らかにしてしまったわけです。
★日本の自衛隊は、こんなトップだからアメリカの下僕でしかないのだと
揶揄されて当然の酷い論文を、まして英訳つきで、新聞紙上に発表して世界にしらしめたのです。
これは、右翼的に言うなら、まさに田母神氏は英雄どころか、日本の権威を地に落とした売国奴といえるでしょう。^^
そこに気づかず持ち上げている人たちもこのトップ同様に判断力も正義感も欠如しているといえましょう。
■田母神氏は4年間、統合幕僚学校の校長として「国家観・歴史観」のカリキュラムの講義をしていた。
★そして、その授業のために呼んだ講師たちの名前は墨がぬられ、伏せられていた。
これって、戦後に教科書が墨だらけだったそうだが、都合の悪いことは何でも隠そうとする体質が、戦後63年まったくそのままであることが分かる。
戦前からの代放映発表の体質は何も変わっていないのです!
(後でしぶしぶ発表したそうだが、そこには問題とされている右翼の面々の名前が並んでいた)
■田母神氏は、論文提出の手続きでも、大臣に問うべきルールの違反を指摘されたが、
「職務に関係ない個人として提出したので違反ではない」とウソぶいた。
★これでは、文民統制のコントロールが利いてないことも明白である。
軍の暴走に向かうのは必至です。
★職務に関係ないというなら、なぜ論文に肩書きがついたままなのか!?まったく弁解にもなっていない。
このようなルール違反をよしとする者がリーダーであるとは・・・日本の恥です、自民党さん、右翼さん。
しかし、さもありなん、政府は小泉元総理時代から、憲法違反・ルール違反が顕著となり、日常茶飯事になってきた。
つまり、このようなことさえ糺せず、傲慢な態度をあたりまえとしてしまうのは、一党独裁政権が生んだ弊害であり、膿である。
憲法違反を糺すべきが司法が警察が、もはやそれができない状況であることを明白にしめしている。ことは、全く国民の生命と安全保障に関わる重大事です。
つまり、司法の癒着にまでことが進み、民主主義とはいえなくなっている政治であること、そうではありませんか?これは主権者である国民に対して不誠実であり欺瞞である。
内閣は辞任し、国会はもう一度国民の信を問うべく解散をすべきです。
■「立場のあるものとしての見解を公にするにあたっての影響についても節度があるべきだ、
でないと国民に不安を与えるだろう」の質問に、
「今朝9時のYahooで『私を支持するか、しないか』『問題があるか、ないか』について、
58%が支持するだったので、国民に不安を与えてはいないと思う」 と抗弁をしていた。
★ネットでは右翼や公安が給料や機密費からバイト代まで出して、
せっせとネットを見張らせて、目覚めた市民の邪魔を意図的にしていることはよく知られている。
又、ネットを用いて大衆操作もしている。だから、こんな答弁は猫もひっかけまい。
★自衛隊のトップの歴史認識の開示は、自衛隊員の団結や鼓舞につながる以上、
職務に関連している。今回の論文公表も内規、ひいては文民統制の対象になるものだ。
■「統合幕僚学校の平成20年のカリキュラムに
『大東亜戦争史観』『日本国憲法の本質』『東京裁判史観』などがあるが、
これらの講師名が伏せられたままなのはおかしい。
それに、大東亜戦争という呼び名は、侵略戦争を否定する中で使われることが多い。
たとえば講師陣の一人、大正大学福地惇教授のHPをみれば、侵略戦争でなく、自存自衛の戦争であり、それが了解できたなら、現憲法体制は廃絶させねばならないというものだと書いてある。
★まさに白紙の自衛官に戦争美化に洗脳しようとする謀略であろう。
特異な憲法違反であり、政府の見解に反する歴史観などを兵器で植えつけている。
これが憲法を遵守すべき隊員たちのトップのすることでしょうか?
自衛隊幹部全体に反体制カリキュラムを教え込んでいる事実を防衛大臣以下はまったく把握していなかったと答弁をした。
本当にそうであろうか。
あの日本の侵略戦争の贖罪ともいえる憲法9条を持つ国として、このようにあえて好戦的な内容の授業をするのは、憲法への冒涜であり、政府見解に反した意識的な計画的な体制変革への挑戦でありトップ自らが造反者であるという、事は大変な問題である。
自衛隊のトップの個人的意見というだけでなく、育てている自衛官の思想教育として、
このような反体制的な幼稚な歴史観と侵略ではなかったという内容を教育していたことは重大であり、かつ犯罪であるといえよう。
これは防衛大審たちの管理不行き届きだけでなく、それを許していたとして、共に確信犯であった可能性も高い。
あるいは防衛大臣として欠くべからざる危機意識がみごとに欠如していたことを露呈したといえよう。
本来ならば、大臣は更迭、本人は懲戒免職であるべき重大事件である。
■退職金6000万円の一部でも返還する気はないのかの質問に
田母神氏は「生活が苦しいので、そのつもりはありません」と答えた。
★高級取りが何を言うか(笑)、庶民の生活の苦しさと程遠いところにいて生活が苦しいとは、国民をバカにした暴言といえよう。退職金6000万円、は庶民の血税ですよ、庶民を裏切って、その言い草はないだろうとあきれてしまいます
■4.17名古屋高裁イラク派兵違憲判決に対して「そんなの関係ねぇ」と言った田母神氏です。
★この発言をした時点で、すでにトップとしてありうべからざる発言であって、
『憲法違反』『自衛隊服務規程違反』であることは明白、すぐさま処分すべきであった。
今回でも、懲戒免職のための査問の間に、ことがあきらかになるのを恐れて、はやい退職扱いにして不問にしようとしたことは明白である。
これはもう構造的汚職であり、組織ぐるみの犯行と言ってもよいやり口といえよう。
さあ、公安警察さんの出番のはずですが、その様子は全くない、もはや警察も体制側の犬に、公安もかつての特高になりきっているようです。
これは、防衛省という組織ぐるみの反体制のクーデターといえましょう。
■後の記者会見で「村山談話の正体が今、分かった。あれは言論弾圧の道具だ」と言い切った。
★憲法の精神を具現化した1995年の『村山声明』である、
1995年8月の『元村山首相による「日本政府のかつての戦争責任と謝罪の声明」』は、今も政府の意向をあらわしているものです。それに、真っ向から反対した意見であり、まさに反体制の自衛官の教育がなされていた。
これは許してはならない、大変な事態である。
(委員会では本人は、「村山談話とは矛盾していない」と言っていたが。)
★村山談話は、個人名を架しているが、閣議了解された政府見解だ。
村山談話がけしからんから従わなくてもいいというのは、文民統制への挑戦にほかならない。
村山談話の見直しは、これとは異なる文脈で進めるべき話だろう。
仮に、近い将来、民主党政権下で村山談話が見直され、さらに左寄りの(あるいは右寄りらの)〇〇談話が閣議了解された場合も、自衛隊員はそれに従うことになる。
文民統制の本質は政治による統制にあるのだから。
■終わってからの記者会見では、「政府見解!について一言も言えないのでは北朝鮮と同じ」と言った。
★自分の反体制的な戦争歓迎の思想が政府見解と同様であるかの発言さえしている。
後、村山声明が政府見解であると、政府が言い訳の弁をしていたが、このあわてぶりからみても
国会も行政も、まさに、今の憲法無視の反体制に染まってきていることをを田母神氏は暴露したといえよう。
この田母神論文騒動は、まさに政府、国会議員たちの組織ぐるみの犯行であるといっても過言ではないのです
だのに、それを姑息に隠蔽して、ひそかに反体制へ、改憲へとことをはこぼうとしている様子があちこちに見られる。
いざとなれば、クーデターにたちあがる準備を自衛官の洗脳という形でしてきている危機的状況になってきていること。
これら一連のことから、
今回の田母神騒動だけでも、憲法無視・国民軽視であって、内閣総辞職、国会も解散して国民に信ほ問うべき非常事態であることを、国民も本来ならばメディアも“その非道ぶり”に気づいて糾弾すべでしょう。しかし、メディアは押し黙っている。
みなさん、この国民を無視して、闇にふそうとしている改憲勢力にだまされないで、今回の田母神論文を充分に検証して、今、政治の中枢で何がおこなわれているかをわたしたち国民はしかと知るべきなのです。
もう、かつてのように だまされてはなりません!
今こそ、わたしたち平和を愛する国民は、大挙して、ごまめの歯軋りから大きな声へと変貌させ、 勇気を出して政治に向けて一歩踏み出さねば、この闇の改憲の権力はとても阻止できないでしょう。
さあ、9条改憲阻止、平和憲法を守るために動き出しましょう、どんどん巷でしゃべりはじめましょう。
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by hiroseto2004
| 2008-11-24 14:48
| 憲法
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