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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

公共事業=悪ではない・・問題はやり方

大恐慌を経験した人は、わたしの周囲でも、わたしの祖母くらいのものでしょう。

そのとき、日本は何をしたかといえば、高橋財政です。
アメリカはニューディールです。

積極財政しかない。

ここは絶対に外してはいけないのです。

麻生さんの問題は、姿勢がふらついていること、具体策が乏しいこと、つぎはぎだらけであることであって、一応でも、小泉・安倍政権よりはマシだということは、大前提として押さえておかないといけない。

公共事業と言っても、中曽根時代以降、自治省が地方に対し、「交付税で返済を面倒を見ますから、借金をしてハコモノを作りましょう」と政策誘導したのがまずかったのです。

住民の役に立つインフラなら良いのですが、そんなに年中使うわけでもないような豪華な施設があちこちにできた。維持費は馬鹿にならない。そして、その維持費は、国は面倒を見てくれないから、地方自治体は、維持管理のために負担を強いられる。そして、その維持管理が、ノウハウがあるのが、東京の大手企業だったりするとさらに、お金が地域から流出するだけになる。

また、製造業の工場を誘致するために工業団地造成競争を自治体は行った。
結局巨額の税金を工場誘致のために使ったわけですが、結局その割には、使われた労働者は外部からの派遣労働者が多く、地域は潤わなかった。むしろお金は地方から東京へと流れた。

また、国は、地方に相談もなく、勝手に事業をやっても「負担金」を地方自治体から徴収します。
一部のダム事業などでようやく注目されました。

いまや、広島県では、国が行う事業への「直轄事業負担金」が、県がやる「単独事業」への支出を上回ってしまっているのです。

このように、公共事業と言っても、「やり方」が問題だったわけです。

もう一つは、「派手に費用を使った割りに便利になっていない」問題です。

広島でも、派手に支出をした割には、実際には広島空港へ行くのに、広島市内から、かなりかかります。鉄道アクセスがないのです。これは秋田でも同じことです。全くもったいない話です。

近々オープンする茨城空港などは、アクセスが十分でないなら、成田や羽田を茨城県民は利用するでしょう。成田や羽田へのアクセスを強化すればいいだけの話です。

こうした問題を総括した上での投資をすればいいのです。

 そして、単純にいえば、地方交付税を小泉さんが5.1兆円削ったのを元に戻してくれるのが一番、地方にとって良いのです。

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by hiroseto2004 | 2008-12-31 23:27 | 経済・財政・金融 | Trackback(1)