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by hiroseto2004

「執行部独裁」で造反がおきにくい現行選挙制度

Excite エキサイト : 政治ニュース

首相、4-6月の衆院選模索 都議選で公明配慮
 首相官邸でインタビューに答える麻生首相=10日午後 [ 写真拡大 ]
 麻生首相は10日、内閣記者会とのインタビューで、09年度予算と関連法成立までは衆院解散をしない意向を重ねて示すとともに、7月の東京都議選を重視する立場から同時期の衆院選を避けたい公明党に一定の配慮をすると表明した。4月から6月までの衆院選を模索する考えを示した発言だ。13日の衆院本会議での08年度第2次補正予算案採決時に自民党議員が造反する可能性に関しては「あまり想定していない」と述べた。


「造反する可能性」を「あまり想定していない」という、麻生さんの見解をここでは「支持」します。

なぜか?

意外と、今の自民党の議員の皆さんは度胸がない。

16年前、小沢一郎さんや武村正義さんらが、自民党を割って出た時代とはぜんぜん違います。

度胸がないというと、言い過ぎかもしれない。

今の選挙制度は、小選挙区比例代表並立制です。したがって、大きな政党に属していることがきわめて有利になります。

無所属で立候補すれば、政見放送をしてもらえない。新党を作ったとしても、毎年年末現在で支給される政党助成金をもらえないから、既存政党の候補に比べたらやはり不利です。

さらに定数が1しかないから、民主党へ移籍しようとしても、民主党候補が決まっていれば移籍できません。比例復活議員ならそもそも、移籍もかなわない。

中選挙区制度であれば、定数5などの選挙区で、自民党をつまみ出されても勝ち上がる可能性があります。

また、定数が複数ですから、当然、民主党へ鞍替えするという手もあるわけです。

今の制度は従って、すさまじい「大政党幹部による議員への締め付け」が効きやすい制度になっている。

だから、造反はおきにくい。そのことは麻生さんも読みきっているのです。渡辺善美さんはお父さんの代からの地盤があり、選挙に絶対当選する自信があるから造反できるのです。

わたしは、現行の執行部独裁を招きやすい制度は変えるべきだと考えています。

比例代表と中選挙区をうまく組み合わせたような制度が望ましいのではないか、こう思うのです。

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by hiroseto2004 | 2009-01-10 22:14 | 選挙 | Trackback