「「政府紙幣」に興味」はいいが・・
2009年 02月 02日
http://www.news.janjan.jp/nigaoe/0902/0902010600/1.php
「政府紙幣」に非常な興味
菅義偉自民党・選挙対策副委員長が、「政府紙幣」に興味をもっておられるようです。
わたしは、小泉政府が、圧倒的な世論の支持を受けていた時代から、積極財政、そして政府紙幣発行も辞すべきではない、と主張してきました。
だから、菅さんの姿勢は喜ぶべきかも知れませんが、素直には喜ぶわけにはいきません。
そもそも、ここまで日本経済を悪くしたのは誰か?
アメリカ金融危機のせいだけではありませんよ。政府もすでに、2007年11月には、景気後退をしていたことを認めています。
不況の背景には、内需を低迷させたことに原因があるのではないでしょうか?
日本には、お金が家計(ただし中間層以上)にはうなるほどあります。
そのお金が、流れ出さないようにしてしまったことが問題ではないでしょうか?
その分は、アメリカなど海外や、日本政府が借金をして日本企業からモノやサービスを買って帳尻を合わせていました。
しかし、本来は、こんなに個人にお金が溜まるあり方は異常です。
なぜ、こんなことになってしまったか?
それは、おそらく、日本が「小さすぎる政府」だったからではないでしょうか?
医療や介護、教育などのセーフティーネットが小さすぎるため、人々はお金を貯めたのです。一方、低所得の方々は、消費がしたくてもできない。
かくて、内需は低迷、財政も悪化したのです。
そのことをまず反省してからの政府紙幣ではないでしょうか?
すなわち、社会保障縮減や地方交付税カットなどを反省すべきです。
人々が安心して暮らせるよう、セーフティーネットを構築し、消費を促します。
そのためには、所得税累進性復活や消費税のイギリス型への組み換えなど、所得再分配が強化される税制にすべきです。
そのことを、視野に入れながらの政府紙幣発行にすべきです。
さもなくば、ちょっと景気がよくなったら、積極財政はまたやめる、ということになりかねません。
まずは、過去を総括し、なぜ、政府紙幣を検討しなくては行けなくなったか、反省していただきたいものです。
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菅義偉自民党・選挙対策副委員長が、「政府紙幣」に興味をもっておられるようです。
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だから、菅さんの姿勢は喜ぶべきかも知れませんが、素直には喜ぶわけにはいきません。
そもそも、ここまで日本経済を悪くしたのは誰か?
アメリカ金融危機のせいだけではありませんよ。政府もすでに、2007年11月には、景気後退をしていたことを認めています。
不況の背景には、内需を低迷させたことに原因があるのではないでしょうか?
日本には、お金が家計(ただし中間層以上)にはうなるほどあります。
そのお金が、流れ出さないようにしてしまったことが問題ではないでしょうか?
その分は、アメリカなど海外や、日本政府が借金をして日本企業からモノやサービスを買って帳尻を合わせていました。
しかし、本来は、こんなに個人にお金が溜まるあり方は異常です。
なぜ、こんなことになってしまったか?
それは、おそらく、日本が「小さすぎる政府」だったからではないでしょうか?
医療や介護、教育などのセーフティーネットが小さすぎるため、人々はお金を貯めたのです。一方、低所得の方々は、消費がしたくてもできない。
かくて、内需は低迷、財政も悪化したのです。
そのことをまず反省してからの政府紙幣ではないでしょうか?
すなわち、社会保障縮減や地方交付税カットなどを反省すべきです。
人々が安心して暮らせるよう、セーフティーネットを構築し、消費を促します。
そのためには、所得税累進性復活や消費税のイギリス型への組み換えなど、所得再分配が強化される税制にすべきです。
そのことを、視野に入れながらの政府紙幣発行にすべきです。
さもなくば、ちょっと景気がよくなったら、積極財政はまたやめる、ということになりかねません。
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by hiroseto2004
| 2009-02-02 19:32
| 経済・財政・金融
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