人気ブログランキング | 話題のタグを見る

庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「「政府紙幣」に興味」はいいが・・

http://www.news.janjan.jp/nigaoe/0902/0902010600/1.php
「政府紙幣」に非常な興味

菅義偉自民党・選挙対策副委員長が、「政府紙幣」に興味をもっておられるようです。

わたしは、小泉政府が、圧倒的な世論の支持を受けていた時代から、積極財政、そして政府紙幣発行も辞すべきではない、と主張してきました。

だから、菅さんの姿勢は喜ぶべきかも知れませんが、素直には喜ぶわけにはいきません。

そもそも、ここまで日本経済を悪くしたのは誰か?

アメリカ金融危機のせいだけではありませんよ。政府もすでに、2007年11月には、景気後退をしていたことを認めています。

不況の背景には、内需を低迷させたことに原因があるのではないでしょうか?

日本には、お金が家計(ただし中間層以上)にはうなるほどあります。

そのお金が、流れ出さないようにしてしまったことが問題ではないでしょうか?

その分は、アメリカなど海外や、日本政府が借金をして日本企業からモノやサービスを買って帳尻を合わせていました。

しかし、本来は、こんなに個人にお金が溜まるあり方は異常です。

なぜ、こんなことになってしまったか?

それは、おそらく、日本が「小さすぎる政府」だったからではないでしょうか?

医療や介護、教育などのセーフティーネットが小さすぎるため、人々はお金を貯めたのです。一方、低所得の方々は、消費がしたくてもできない。
かくて、内需は低迷、財政も悪化したのです。

そのことをまず反省してからの政府紙幣ではないでしょうか?

すなわち、社会保障縮減や地方交付税カットなどを反省すべきです。

人々が安心して暮らせるよう、セーフティーネットを構築し、消費を促します。

そのためには、所得税累進性復活や消費税のイギリス型への組み換えなど、所得再分配が強化される税制にすべきです。

そのことを、視野に入れながらの政府紙幣発行にすべきです。

さもなくば、ちょっと景気がよくなったら、積極財政はまたやめる、ということになりかねません。

まずは、過去を総括し、なぜ、政府紙幣を検討しなくては行けなくなったか、反省していただきたいものです。

「「政府紙幣」に興味」はいいが・・_e0094315_1847474.jpg



記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!

なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!







「「政府紙幣」に興味」はいいが・・_e0094315_1711491.gif
人気blogランキングへ
by hiroseto2004 | 2009-02-02 19:32 | 経済・財政・金融 | Trackback