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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

過去には「裏金に開き直り」の「前科」・・漆間官房副長官

 漆間巌・官房副長官は、オフレコとはいえ「西松建設事件の捜査は、自民党議員には及ばないだろう」、という見通しを示しました。

警察庁長官だった漆間さんは、2005年6月30日、警察の裏金問題で開き直り、この問題を追及して予算執行停止をしていた浅野史郎・宮城県知事を「言語道断」と非難していました。

どっちが言語道断だ、ふざけるな警察庁長官
http://www.news.janjan.jp/living/0507/0507089325/1.php


しかも、以上の記事にあるとおり、漆間さんは、事実誤認に基づいて、浅野知事を批判していました。

「知事が協力者に会うとことは、捜査の大原則である「協力者の秘匿」に反するため絶対に譲れない。」と勢い込んでおられましたが、「浅野知事の予算執行停止の理由は、捜査報償費が適正執行されているか疑問があるからであって、その確認ができれば、予算執行を再開するということだ。したがって、支出文書の提出と関係捜査員への聴取に応じることを求めているのであり、捜査協力者との面会を求めているわけではない。」のです。

官僚の立場にありながら、国民から選ばれた政治家がまともなことをしたのに対して、公式の場で「言語道断」と批判する感性には恐れ入りました。

あとで「仏教用語」だなどと、釈明していますが、いかにも「苦しい」いいわけです。

そして、時代は下って2009年3月。

「自民党議員には捜査は及ばない」という見込みを発表してしまったのです。

だが、森元総理だって、西松建設系の政治団体から献金を受け取っています。

 彼こそ、たとえば、現職総理のときに、北陸新幹線をフル規格にするなど、「職務権限」はありまくりです。森元総理については調べなくてよいのか?

勝手に、内閣のほうで、自民党は大丈夫、なんていっていいのでしょうかね?

これでは、いかにも、「内閣が、検察を動かして小沢さんだけを陥れましたよ」、ということを、勝手に白状しているようなものではないでしょうか?そうだとすれば大問題です。

民主党が主張している「この事件は国策捜査だ」ということにお墨付きを与えています。

 あるいは、「本当は検察に介入していない」ならいいのでしょうか?しかし、その場合は、内閣官房副長官という高官が「でまかせのうそ」を言っていることになります。

 いずれにせよ、警察庁長官時代から、きわめて言葉の軽いお方であることは明らかです。資質に疑問を抱かせます。

このような方は、官房副長官にいること自体が「言語道断」ではないでしょうか?

それにしても、麻生さん、彼を早く切らないと、足を引っ張られまくりますよ。

岡田ゆうじさんのブログより。
http://ameblo.jp/senkyo/entry-10003045076.html#tbox

漆間巌警察庁長官こそ言語道断であるテーマ:警察問題
 国民の血税を、捜査用報償費なる名目で裏金化し、警察が組織的詐取・流用していた問題で、浅野史郎・宮城県知事は同県警の捜査用報償費の予算執行を停止しました。それを受けて、漆間巌警察庁長官は2005年6月30日、定例の記者会見で、浅野知事について「言語道断」と強く批判しました。


 もともと捜査用報償費は、情報提供者や捜査協力者への謝礼など、警察が捜査で使う都道府県費です。それらを過剰請求・カラ請求することで裏金を組織的に作っていたのが全国の都道府県警でした。今回の問題では、浅野知事が支出を確認するため、関連文書の全面開示や捜査員の事情聴取を求めたのに対し、県警が「捜査に支障が出る」と応じなかったため、2005年6月27日、関連予算約1600万円の執行が停止されました。
 県知事が、県に納められた県民の税金が適正に使われているかどうかをチェックするために、文書開示や事情聴取を要求するのは至極当然のことです。この警察裏金問題に対する国民の不満はとてつもなく大きく、それに対し、まずはチェックをしようと行動に出た浅野知事の態度は、賞賛こそされ反発されるような、ましてや「言語道断」と叱責されるような筋合いのものではありません。


 会見で漆間長官は、「警察にとって情報源の秘匿は絶対的な厳守事項。警察活動全体に対する介入で、言語道断だ」と批判しました。しかし県の行政の最高責任者である知事に対しても、県警が情報を隠匿するようであれば、税金の適正執行は到底担保できませんし、そもそも裏金問題は全国各地で実際にあったわけですから、警察のトップがこの調子では、全く信用することはできません。何も全国民に公開しろといっているのではなく、知事が行政監督者として捜査員に事情聴取してチェックしたいと言っているだけです。それすら「言語道断」と一喝するのはまさしく暴言甚だしいと思います。


 さらに「予算執行を停止して治安対策にブレーキをかけている。知事は県民の安全安心を守るという責任を果たしているのか」「(不適正執行があるという)根拠のない話をもとに執行を停止したのは権利の乱用だ」とも批判しました。所管の警察の裏金不祥事は棚に上げて、まさに言いたい放題です。これに対し浅野知事は「予算が適正に執行されているという確認がなされていないから、文書を出し、捜査員の聴取をさせてほしいと言っている。知事として当然だ」と反論しています。まさしく正論です。
 大体が、全国の警察が長年にわたり不正経理という「犯罪」をしてきているというのに、それに対して国民への謝罪もしなければ、是正指導もしない警察庁こそ言語道断、ふざけるな、です。


 この愚かな長官の発言に対し、報償費問題を追及している仙台市民オンブズマンは2005年7月4日、「長官の発言は地方自治や知事の予算執行権に対する介入だ」として抗議文を長官あてに送りました。抗議文は、執行停止は宮城県警が監査妨害を繰り返したのが原因で「知事に責任はない」と指摘。長官は県警に指揮監督権限を行使して自ら適正な執行を証明するべきだと批判しました。本来こうしたオンブズマンの人達は、行政を監視するという団体の目的から、おのずと知事などの政治家に対して批判的です。そのオンブズマンが知事を庇っているということからも、いかにこの長官の暴言ぶりが際立っていたかが分かります。


 一日も早く、この警察長官は発言を誤りだったと認め撤回し、謝罪すべきです。国民と、国民から選ばれた政治家を、こうも真正面から愚弄する役人を、何故政治家諸氏は見過ごすのか。不思議でなりません。


 警察批判は、特に政治家の間ではタブーだとされています。警察に目をつけられると、特に選挙期間中などに執拗な嫌がらせを受けるからです。選挙期間中は、候補者陣営は少なからず警察の監視下に置かれますが、選挙中に接触のあった人物に対し、任意聴取ということで執拗な取調べを行います。これは大抵の選挙区・候補者陣営に対して行われていると思います。これをされると、熱心な支持者も、警察に「しょっぴかれた」精神的苦痛で、次からは熱心に選挙に関わりたいと思わなくなってしまいます。こうして警察は、徹底的に市民の政治参加を妨害しています。警察にたてついて目をつけられた政治家は、こうしたいやがらせを特に執拗にされてしまうのです。


 しかし、いやがらせ・脅迫に脅えていては、真に国民のための政治活動は行えません。相手が警察だとしても恐れず、政治家は皆声を上げて、こうした理不尽な実態に立ち向かうべきだと思います。


 こうした事例を見るにつけ、本当に日本は「官僚国家」「警察天国」なのだなあとしみじみ思いました。役人が県民の代表である政治家・知事に対して「言語道断」と叱責するとは・・・



http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10003045076

過去には「裏金に開き直り」の「前科」・・漆間官房副長官_e0094315_1847474.jpg



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