エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

カテゴリ:思想・哲学( 153 )

ある(元)議員の票が激減したのは「後援会活動をしなかった」からではなく、「事実誤認で既成政党を攻撃」したからだ

ある、注目していた「市民派」議員(今は元議員)がおられた。

その議員は、当該自治体執行部(市長)への批判など、非常に鋭いものがあって良かった。

後援会活動などは行わず、議員の仕事に徹していたという。

ところが、その議員が最近、票を半減させて落選したと聞いてびっくりした。

その議員は、「仕事内容を見ないで挨拶に来たかどうかで投票するかどうか決める有権者が悪い」と主張されていた。
一瞬、「そうだそうだ」と共感しかけたが、その議員の最近のご主張を拝見して、それはやはり違うと思った。

その議員は、種子法廃止を憂えておられたが、種子法廃止は、その議員によると民進党や共産党のせいだという。それは違うだろう。安倍自公与党が、5時間しか審議しないのにごり押ししただけだろう。基本的な事実認識も間違い、その(元)議員の取り巻きも修正しようとしていない。

その議員は、地盤のためではなく、市民のために仕事をするために後援会活動はしないと決めていたという。
それはそれで良いと思うし、それで当選している国会議員もいるにはいる。ただし、その国会議員の街頭演説の回数は半端ではないが。

問題は、「事実誤認」で既存野党を攻撃したことだろう。
後援会活動をしないで議員活動に徹する議員のような人を選ぶのは、国政ではそうはいっても、野党に投票するような人だろう。ただし、国政野党が、市政では自公と相乗りしていることにがっかりして、地方選挙では、その議員に投票していたと思う。そういう人を敵に回してしまい、票が半減した、とみるべきだろう。返す返すも残念なことだ。

「挨拶に来たかどうかで投票を決める」有権者も問題だが、「事実誤認で既成政党を攻撃」した当人にも大きな責任がある。その人は、何を言ってももう耳を貸さない態勢になっているので、残念だが。たんたんと、鋭い情報発信をしていればそれで良かったのだが・・。

by hiroseto2004 | 2017-06-22 16:13 | 思想・哲学 | Trackback

早くもグダグダ、「アンチポストモダン」のヒーロー・トランプ、ヒロイン・メイ


2016年、ポストモダンの新自由主義グローバリゼーションの矛盾に漬け込み、トップに上り詰めた男と女がいた。


アメリカのドナルド・トランプ、イギリスのテリーザ・メイだ。

しかし、早くもグダグダになっている。

別にマスコミの陰謀でもない。

本人たちが自爆しているだけだ。

トランプの場合、無知すぎる。この男の言動を観察すると、シーア派とスンニ派の区別すらついていないようだ。


メイは高慢すぎた。この女は何を勘違いしたか前倒し解散をし、議席を減らしてハングパーラメントを招いた。

無知のトランプに高慢のメイ。

祈りたいのはこの人たちが自分たちの人気挽回のための戦争をおっぱじめないことだ。


by hiroseto2004 | 2017-06-16 15:06 | 思想・哲学 | Trackback

繰り返す「近代の超克どころか、前近代に逆戻り」

第二次世界大戦の日本は「近代の超克」とかいっておいて、その実は時代錯誤の前近代的非合理主義への逆戻り。軍国主義の枠内の合理主義を唱えただけの三木清も投獄。

現代日本(安倍ジャパン)は「岩盤をドリルであける」とかいって、その実は、お友だちに便宜を図り、批判者は「テロ」呼ばわり。


歴史は完全一致ではないが繰り返す。


だいたい、現時点の日本で、「近代立憲主義を踏まえた合理主義」を乗り越える思想は無理ではないでしょうか?

ブラック企業とかイッキ飲みとかママ友いじめとかはびこる日本で。


もちろん、「近代立憲主義」「合理主義」を採用する米英仏帝国主義が途上国に空爆しまくりで、核兵器や原発を産み出したのも事実です。


だけど、じゃあ日本が立憲主義も合理主義も放り出したら欧米未満にしかならない。


だいたい、「日本」といっても、「純粋な日本」ってどこにもない。いろんな国からいろんな文化を取り入れたのが日本なんだから。その現実を踏まえないといけない。


「時代状況にマッチした立憲主義を踏まえた合理主義」で地道に行くしかないと思います。新しい思想もその延長線上だと思いますよ。


by hiroseto2004 | 2017-06-14 12:07 | 思想・哲学 | Trackback
法哲学的に言えば、共謀罪とは、全体の奉仕者であるべき公務員が、一部の人間の意を受け、国民を監視する。
そういうことです。
江戸時代に象徴的な「お上に従う」意識、異質な物を排除する村社会意識。こう言う物を、法律で明文化する。それが共謀罪です。
ポストモダンと言われて久しい現代でも、村社会意識は強く、それが学校内いじめはもちろん、ママ友グループ内いじめとか、いわゆるブラック企業とか、イッキ飲みとかに根強く残存している。
これらは「内なる共謀罪」である。
「内なる共謀罪」の延長線上に安倍ジャパンの共謀罪がある。
そうかんがえると、異質な物を排除したがる日本の村社会、お上に従う意識。こうしたものの打倒が今、必要です。

by hiroseto2004 | 2017-06-13 11:52 | 思想・哲学 | Trackback
馬脚を現し窮地に立つ「2016年のヒーロー・ヒロイン」たち・・メイ、トランプ、そして安倍・・

関連する本紙記事
UKIP(EU離脱派)票=反自由主義票だった!取り込んで「善戦」労働党。取り逃がして「判定負け」保守党。

英総選挙・保守党「判定負け」・脱新自由主義にEU離脱は必要なかったーーポンドを未だに特例的に使えるイギリス


2016年はいわばポストモダニズムが終焉した年と言えるでしょう。
冷戦崩壊後、いわゆるポストモダニズムの時代、多様性を尊重しつつも、階級格差には冷淡という政治家や政治勢力が主流を占めた。
しかし、そうした勢力が主流だった時代、各国内では格差が拡大した。
そこで、そうしたポストモダニズムへのアンチとして、トランプやメイがウケたのが2016年という年であった。安倍晋三については、「4年早いトランプ」という見方もできる。
しかし、「2016年のヒーロー・ヒロイン」は早くも馬脚を現し、苦境に立っている。
トランプは、ロシアゲート疑惑で窮地に。
メイは調子ぶっこいて前倒し総選挙を行い、過半数割れ。
そして安倍晋三も、森友学園疑惑に続いて加計学園疑惑でさすがにかなり危なくなってきている。
トランプにしても、安倍にしても、今までの主流=普通のエリート(日本でいえば東大、京大、早慶~官僚、弁護士、大学教授など)主導の政治へのアンチとしてウケた面もあると思う。しかし、それは単なるお仲間政治であった。

メイの場合は自分自身はフツーのエリートだが、大衆の「エリート主導のEU」への反感にも乗っかろうとしたと思う。
メイの場合は、EU離脱で新自由主義が止まるかと思いきや、メイ自身が新自由主義だったことを総選挙で暴露してしまった。

ポストモダンをメインで担ってきたエリート主導の政治がよいとは言わない。

しかし、それへのアンチの流れに乗ってのし上がってきた指導者も、またあまりにもダメダメだった。そのことが暴露された2017年である。

by hiroseto2004 | 2017-06-09 17:41 | 思想・哲学 | Trackback
UKIP(EU離脱派)票=反自由主義票だった!取り込んで「善戦」労働党。取り逃がして「判定負け」保守党。

英国総選挙では、保守党が第一党を維持したものの、過半数割れとなりました。

メイ首相は議席を増やすために前倒し解散したのに、過半数割れということで、ボクシングでいえば「KO負け」ではありませんが「判定負け」を喫しました。普通の時期に選挙をやったら、第一党になりさえすれば「勝ち」ですが、今回の場合は、「議席を増やす」ことが目的でそれに失敗したのだから「負け」は負けです。「圧勝ボコボコKO勝ち」のはずが敵(労働党)を倒せずに「判定負け」となってしまいました。政権を維持したとしても、今後、メイ首相はボコボコにされる可能性が高まりました。

何でこんなことになってしまったのか?

得票率を分析すると、保守党はそれなりに票を伸ばしてはいます。特にスコットランドでは13.7%伸ばしている。

イングランドでも保守党4.6%伸ばしています。
しかし、労働党がイングランドでは10.3%も伸ばしています。
他方で、UKIP、EU離脱運動の旗振り役はなんと12.1%も減らしてしまいました。また、緑の党も2.3%減少です。
要は、UKIPと緑の党が減った分のうち、7割がたは労働党に回った。保守党は3割程度しか取れなかった、ということです。

UKIPについては、2016年のEU離脱国民投票で注目されたが、離脱が決まると、ろくに方針を示せずにグダグダになってしまった。

そのUKIPの支持票は、大方は労働党に流れたのです。

UKIPとはなんだったのか?

「ふわっとしたポストモダニズムへの反感を持つ人たちの票」だったのではないか?

ポストモダニズムとはここでは「冷戦崩壊後、世界の主流を占めた多様性の尊重には積極的だが、経済政策は新自由主義的」という政治家で、1990年代の前原誠司さん(現在は社民主義に転向)ら民主党右派や、2000年代の小泉純一郎さん、現在の小池百合子さん、また、イギリスのキャメロン前首相、ドイツのシュレーダー首相、アメリカのクリントン夫妻などが代表例でしょう。

こういう人たちが格差を拡大した結果、不満を持つ人は多い。そういう人たちが、実は、ある時は国家主義(安倍晋三やトランプ、エルドアンが代表例)、ある時はテロリズム(ISや日本でも時々起きている個人のテロ)、ある時は左翼(サンダースやコービン、宇都宮健児など)に流れている。
だけど、本当の気持ちは「反新自由主義」なのです。

日本の左翼でトランプを支持する人がいたりするのも実はそういうことなのです。左翼とISと国家主義の間を迷う人が大量にいるということなのです。左翼一筋でやってこられた年配の左翼の活動家からすれば受け入れがたいことかもしれませんが、それが現実です。

イギリスに話を戻します。イギリスでは、メイが緊縮財政を打ち出す一方で、コービンは、思い切った福祉拡充策を打ち出した。ブレア政権時代にポストモダニズムが浸透した労働党内でも福祉拡充策は不人気だったが、これが、若者と高齢者双方にウケた。UKIPを支持していた高齢者も、EU離脱投票では、たしかに賛成票を投じたが、しかしその心は「反新自由主義」だったのです。だから、メイが緊縮財政を打ち出すと保守党ではなく労働党に流れたのです。

日本の場合も、表面に出てこないが安倍晋三を「民進党右派や小泉純一郎時代の自民党よりは反新自由主義」と判断して支持している層、あるいは、選挙そのものを棄権している層ががかなりいる可能性は否定できません。

その誤解を解くような活動を野党連合はしていかないといけないのではないでしょうか?

安倍晋三の場合は、積極財政と言っても加計学園のようなお身内や国際医療福祉大学のようなお友達の天下り官僚、あるいは原発企業のようなお友達にばかりばらまき、国民一人一人への支援は歴代自民党政権同様に弱いという形になっています。

政治の私物化を排し、「個人の尊厳」を守る形での経済政策を打ち出していくことが日本の野党連合への英国総選挙の教訓でしょう。


by hiroseto2004 | 2017-06-09 17:12 | 思想・哲学 | Trackback(1)
小池百合子東京都知事の「都民ファースト」が今の世界で一番似ているのはフランス大統領選挙の「マリーヌ・ルペン」候補でしょう。

ルペン候補は、父ルペンのような、粗暴な言動を、表に出すことは控えています。

むしろ、女性の社会進出や同性婚容認など、「西欧近代」が既に獲得した「内部向け」の「多様性の尊重」は、これを維持する。(これはトランプも一緒ですが)労働者の味方の振りもする。
他方で、「西欧近代」の価値観を共有できない、イスラム教徒などには厳しく対応する。
トランプが国内向けの多様性の尊重まで踏みにじっているのとは、対照的です。
「(格差や貧困には冷淡だが)多様性を尊重する」グローバルインテリ層の警戒感を緩めつつ、ポストモダンの格差拡大に不満を持つ労働者層にも浸透。さらに、旧来の「反移民・反難民」の支持層もさらっと固める。
非常に巧妙な戦術です。

小池百合子知事も同様です。石原慎太郎知事みたいな露骨な障がい者差別、女性差別はしない。「東京都民」内部の「多様性」は尊重する。ただし、外国人、特にアジア系外国人には厳しくあたり、さらっと、従来のマニアックなネトウヨ層も固める。
都民ファーストの構成を見ても明らかです。

「明治憲法復活」を叫んで、橋下徹さんにさえ「マニアック」と切捨てられた野田数元都議を代表に、一定程度多様性尊重の政党だった民進党。ジェンダー平等のチャンピオンだったはずの生活者ネット、低所得者層に強い公明党を取り込む。橋下さんみたいにことさらに公務員を叩くことはしないので連合も取り込む。

ルペンにも似ています。

戦前の日本で言えば、小池ファーストは都市型リベラル(多様性は尊重+一定の社会政策+新自由主義)+親軍的タカ派(治安維持法は民政党の前身の憲政会の加藤高明内閣)のサンドイッチだった立憲民政党(永井柳太郎)が近いでしょう。

安倍自民党は、どちらかといえば、戦前で言えば立憲政友会に近いでしょう。田舎のお金持ちと経団連が基盤である。要は古手の上流の既得権益護持です。軍人出身で山東出兵などをしつつも、不戦条約を締結するなど対英米協調姿勢も見せた田中義一が近いでしょう。

これに対して、「個人を尊重しつつ」「格差を縮小する」政治勢力がいまこそ、対抗しなければならないところです。

フランスにおいては「反緊縮・反格差」のメランションがルペンに対する「刺客」として機能し、存外ルペンが伸び悩んだことを教訓としなければならないでしょう。

by hiroseto2004 | 2017-05-07 13:16 | 思想・哲学 | Trackback
日本がナチスサイドで参戦したことへの反省、そして連合国の戦争犯罪への批判。この二点が弱かったのが今日の事態を招いた

安倍晋三総理を先頭とする今日の「安倍ジャパン」の有り様は、なぜ起きたか?

思想・哲学的に言えば以下の二点でしょう。

・日本がナチスサイドで参戦したことへの反省が弱かった。
ナチス=絶対悪という観点が戦後の国際秩序である。そのことへの認識は残念ながら弱い。

・連合国による戦争犯罪、特にアメリカのそれは裁かれず、アメリカは、その結果、調子に乗って戦後、戦争をしまくった。しまいには、イラクに対して「先制攻撃」までしだした。(それまでの戦争はそうはいっても「集団的」「個別的」問わず、自衛権の発動の形式を取っていた。アフガン侵攻は9.11に対する個別的自衛権の発動。)
そうした旧連合国の暴走に、日本が追随して自衛隊を派兵する結果も招いている。

by hiroseto2004 | 2017-05-06 17:11 | 思想・哲学 | Trackback

先日、家族で競馬場へ行ったとき、走れ走れコータローの替え歌がついつい浮かんでしまいました(笑)


走れ走れ龍太郎 小沢小泉かき分けて
走れ走れ龍太郎 追いつけ追い越せネオリベラル

走れ走れ龍太郎 タクギンヤマイチなぎ倒し
走れ走れ龍太郎 追いつけ追い越せネオリベラル

その心は

二十年前、橋本龍太郎総理が、当時は新自由主義のチャンピオンで有名な小沢一郎さん、小泉純一郎さん顔負けの新自由主義を突っ走ったから(笑)


走れ走れ安倍晋三 小沢・よしのりかき分けて
走れ走れ安倍晋三 追いつけ追い越せ 戦争へ

走れ走れ安倍晋三 秘密安保共謀罪

走れ走れ安倍晋三 追いつけ追い越せ戦争へ


その心は

二十年前は小沢一郎さんが海外派兵の急先鋒で小林よしのりさんがネトウヨの元祖だったのに、当時はただの無名の世襲若手議員だった安倍晋三さんが彼らのお株を奪っているから(笑)

SEALDsの若い諸君は生まれてもない時代、小沢一郎さんこそが、海外派兵と新自由主義のチャンピオンでした(笑)
小林よしのりさんこそがネトウヨの元祖でした。
そのお二人が、今や、戦争とお金持ち中心政治をばく進する安倍晋三さんをたしなめる側に回っているのは歴史の皮肉です。
笑い事ではないが(笑)

(※もちろん、小沢さんには小選挙区制の総括、小林よしのりさんにはネトウヨ製造の総括をして頂きたいものです。)



by hiroseto2004 | 2017-05-02 10:21 | 思想・哲学 | Trackback

嗚呼、「不寛容社会ニッポン」・・・二人の「ハシモト」と「昼メシも食えない」消防団員

https://togetter.com/li/1104574

不寛容社会もここまで来ると、本当に、業務にも支障が出てきますね!

消防団員・消防署員も(警官も)ロボットじゃあるめえにメシくらい食うだろうが!

最近では運転士が水分を取れないで倒れるという事件もあったそうで。運転士も水分くらい取ろうが!

一々ご説明しなければならないのだから。大変ですね。

こうやって、お互い首を絞め合っているんですよ。

まるで、戦時中の日本のようではありませんか?

共謀罪で密告社会になるというけど、既に日本は密告社会で、しかも濡れ衣の密告で、謝罪しなければいけないというトンデモねえ社会になっていますね。

こういう風潮の元で、
「無駄に見えるものは全て排除せよ」
という話になり、しまいに
「植松聖」
みたいに
「障がい者は無駄だ!」と勝手に判断し、虐殺をやらかす輩も一定割合で出てくるわけですわ。

振り返ると、昔のニッポン(ポストモダニズムが入ってくる前)もムラ社会で個人が尊重されていたとは言いがたいでしょう。しかし、他方で、「なあなあの部分」があってそれで救われている部分もあったのです。

もちろん、それは腐っていると言うことで、ポストモダニズムにより、1990年代以降、糾弾されました。

そのポストモダニズムを代表する政治家が橋本龍太郎(はしもと・りゅうたろう、故人、運輸大臣→総理)です。橋本は国労をやり玉に挙げる世論をバックに国鉄を解体しました。

もちろん、1990年代の「橋本行革」を通じて、裁量行政とか口利きで結果が左右されるとかそういう腐った面が是正された面もあったのは事実だと思います。2000年代前半を席捲した小泉純一郎さんも、基本的には橋本の新自由主義行革路線を継承した形です。

しかし、2000年代半ばくらいだろうか、新自由主義の影響が徐々に効いてきてで人々に余裕がなくなってくるにつて、他者の「動物としての生存や安全な業務遂行に最低限必要なこと」まで非難するような流れが出てきました。

そんな流れに乗っかったのがもうひとりのハシモト、橋下徹(はしもと・とおる)さんです。公務員に対して厳しい風潮を橋下さんがつくったことは、彼の支持者も彼の反対者も、誰も否定は出来ないでしょう。

もちろん、格差を放置してきた既存労組、ことに連合もひどかったのは否定できません。
あのころ、保守系だけでなく、革新系でさえも、年配者の中に「今頃の若いヤツは自己責任だ。」という風潮があったのも記憶しています。
だからこそ、あのころ(2000年代末~2012年頃)、橋下さんを支持した特に若手の非正規労働者たち、彼らを代弁していた団塊ジュニア世代の活動家たちの気持ちはよく分かります。

わたし自身も「既得権益を打倒すべきだ」「既成政党に天誅を加えるべきだ」という趣旨の彼らの主張を「了」としたことは事実です。

結局の所、既存労組や既成政党に「天誅」を加えただけでは生産的ではなく、とんでもない腐敗政治家・安倍晋三さんを蘇らせる結果となったことは痛恨であり、反省しなければならない。

他方で、人々に余裕がないために、ますます、身近な他者への不寛容は増すばかりでした。

ただ、身近な運転士や消防士や警官には不寛容なのに、あるいは、保育園をつくることにさえ不寛容なのに、なぜか、安倍晋三夫妻の国家私物化には寛容という倒錯した状況が生まれているのが現状ではないでしょうか?


by hiroseto2004 | 2017-04-30 21:45 | 思想・哲学 | Trackback