エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

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公務員労組も一体何が起きていて何が問題なのか伝えていないのではないか?

最近、広島市役所でも若手職員が過労自殺する事件も起きている。

国や自治体で何が起きて、何が問題なのか?

ハッキリ伝えてくれる人がいない。

わたしも、県庁を退職してから6年以上になる。
最近、役所内部で何が起きているのかは、分からない。

民間の介護労働者として、ここはこうすればお年寄りやご家族にとってよくなるのではないか、という観点での話はできる。

もちろん、わたしが在職していた時代にはすでに非正規公務員の問題は深刻化していた。非正規公務員の問題について、問題提起もしてきたし、不当な雇い止めについての裁判を支援もしてきた。当事者は「人格権の侵害」ということで、損害賠償も勝ち取っている。

しかし、「その後」、国や自治体の内部でどうなっているかはよく、わからない。内部にいないとわからないことはある。

最近、
「新人正規公務員の過労自殺」と言う悲報に接し、
「正規公務員でもそこまでひどいことになっているのか?!

という驚きにある。

正直言うと、わたし自身、橋下徹さんたちのように、「自治労打倒!」という人の気持ちもわからんではないのですよ。

民間介護労働者からすれば、時々、目にする正規公務員労働者のみなさんの話も「甘え」ではないか、と思うときがあるのです。

ところが、自殺があった、と聞いて
「ええ?そこまでひどくなったのか?!どうなっているのだ?!!」という驚きがある。
ただ、これまで、あんまり連合も全労連も含めてきちんとした、実態の報告とそれへの対応策ってでているのは見たことがない。

わたしは、共産党や民進党左派を支持していますが、そんなわたしでさえも、「何をやっているんだ?」という思いは公務員労組の諸君についてはある。護憲や脱原発、格差是正の考えは左派政党に近くても、公務員への厳しい対応では橋下さん支持、と言う人はたくさんいる。(逆に言えば維新の議員とか候補者の人たちは、自分たちが支持されていると勘違いしない方が良い。単に公務員に厳しい姿勢「のみ」がウケているだけと思った方が良い。)

橋下徹さんが一時バカ受けしていたが、労組のていたらくが原因だと思いますよ。

今は、安倍晋三さんが政権の座にあり、一定程度以上の正規公務員に対しては甘くなっていますが、それに安住してはいけないと思う。

公務員労組のみなさんには、きちんとした現状報告と、対策の提案をして頂きたいものである。
「既得権益護持の安倍」でもない「公務員さえ叩けば日本や大阪が良くなる橋下」でもない「第三の道」を提案して頂きたい。

わたしは、公務員労組のみなさんとは平和運動など一緒にさせていただいている「身内」である。それでも、伝わってこない。
 
「身内」にさえ伝わらないものが、国民全体に伝わるはずがないだろう。奮起をお願いするものである。


by hiroseto2004 | 2017-05-10 14:43 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback
【備忘録】「旧・新自由主義」(橋龍~小泉)と「新・新自由主義」(橋下)、「バブル復古主義」(安倍)

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日本の新自由主義化の段階には大きく分けて二段階あるでしょう。
一つは、1980年代後半から1990年代にかけての「旧・新自由主義」とでもいうべきもの。
このときの新自由主義は、財界が、従来は野党支持層だった大都市の大手企業正社員や公務員(≑連合組合員)の大半も巻き込んで進めました。
攻撃対象は、農民、医者、中小商店主、郵政、国鉄などです。農民や医者や中小商店主、郵政については、「こいつらが既得権益をむさぼっているから、日本の物価は高いんだ!」という論調を経団連が煽り、それに「消費者の利益」を大義名分に攻撃対象となった国労や郵政を除く大半の連合組合員も乗っかってしまった。
裏では「新時代の日本的経営」(1994年から1995年)ということで、非正規雇用を増やすことを決定していたのですが、多くの正社員・公務員も、民主党はもちろん、連合や社民党でさえも、1990年代後半の労働法制改悪は賛成してしまっていた(秋葉忠利さんら一部造反議員を除く)のです。
これから就職する若者については、非正規労働者にして調整弁とすることで、団塊世代やバブル世代の大手や公務の正規労働者も同意してしまったのです。
この時代の代表的な政治家は1987年の国鉄解体の運輸大臣であり、1997年ころの怒濤の新自由主義構造改革を進めた橋本龍太郎(故人)でしょう。
この時代は、日本共産党と新社会党を除く全ての政党が新自由主義に賛成していたのです。日本共産党でさえも、個別の法案には断固として反対したが、「敵」の「正体」を「新自由主義」と呼ぶことはしていなかったのではないかと思います。(特に日本共産党員の方、間違っていたら指摘して頂きたい。)
その橋本を当時は新自由主義寄りから煽り立てたのは総裁選の対抗馬で郵政民営化一本槍の小泉さんと、当時は、新自由主義・海外派兵推進のチャンピオンだった小沢一郎さんでした。
もちろん、生活者ネットとか市民派的な特に女性や若手の議員もこの時期から一世を風靡しました。しかし、そういう方々は新自由主義にそこまで反対したかと言えばそうではないと思います(失礼があったら訂正して頂きたい。)もちろん、日本が遅れていたジェンダー平等とか情報公開、環境などの面で特に当時の女性や若手の議員が果たした役目は大きいと思いますが、システムとしての新自由主義批判は弱かったと思うのです。
さて、橋本はそうはいっても、1998年の参院選で惨敗。しかし、共産党とともに躍進したのは、まだ新自由主義色が濃い民主党であり、自由党でした。従って、橋本構造改革への批判は十分にされないまま、2000年代に突入。
その結果として、2001年には小泉純一郎政権が発足。郵政や「地方」への攻撃がさらに強化されていきます。2005年の「郵政選挙」と郵政民営化は「旧・新自由主義」の終着点でした。
こうした中で、2003年に民主党に入党していた小沢一郎さんは、社民主義・護憲寄りにスタンスを変更。2006年に代表に就任し「国民の生活が第一」を掲げたわけです。
新自由主義に疲れていた国民にはこれはウケた。2007年参院選での圧勝、2009年衆院選での政権獲得につながったのです。
特に、正社員や正規公務員以外の人は「旧・新自由主義」の元で大きく痛んでいたわけで、そこに大きく民主党が支持層を広げることになります。
他方で、新自由主義でひどい目に遭った自営業者や団塊ジュニア~ポスト団塊ジュニアくらいの非正規雇用者の中には、「正社員・公務員の既得権益」、さらにはその層の「卒業生」である「団塊老人」およびその利益代表である「既成政党」「連合・自治労・日教組」に「天誅!」を加えることに展望を見いだす向きもありました。

彼らが「みんなの党」「大阪維新の会」などを持ち上げていった面は多々あります。「共産党と橋下さん両方好き」という人が結構おられるのも、そういうことです。

また、これらの新党の個人主義的な側面が目立ったことで、既成政党の「古さ」を嫌う大都市部で主にウケたと分析できます。「橋下さん」や「みんなの党」については「新・新自由主義」と呼ぶことができます。

さらに、3.11以降は、原発利権への反発が強まった。そのこと自体は結構なことだが、その勢い余って既成政党全般に「天誅!」を加える向きもあった。

 このころ、民主党自体が、官僚に敗北し、失望されていった。せっかく、「国民の生活が第一」だったのに「旧・新自由主義」(そういう認識はされていないで「既得権益」という表現をされていた)に回帰しているのではないか?そういう失望が国民に広がっていった。

そうした中で、2012年、安倍晋三さん率いる自公が「間隙を縫うようにして」政権を奪還したのです。安倍さんは、どちらかといえば「1980年代のバブルのようなものを復活させる」幻想を振りまいて、地方(新自由主義や原発、基地でひどい目に遭っている東北や沖縄を除く)の主に上層を固めたうえで、大都市部での反自民・非自民票の分裂に乗じて独裁態勢に入っています。

この頃の状況と2.26事件の頃を比較すると以下のことがいえます。
2011年~2012年頃の「既成政党への天誅」的な政局=2.26事件
2012年総選挙=東條英機ら「統制派」による権力掌握。
民主党など既成政党や既存労組=2.26事件における高橋是清
団塊世代=斉藤実や牧野伸顕ら元老。
「我々」=上記に天誅を加えた2.26事件における青年将校(具体的な行動は、橋下さんを支持したり、新党を立ち上げたり、選挙を日和ったりなどまちまち)。
安倍晋三=東條英機ら統制派。
このようにたとえられます。

安倍バブルにより、首都・東京では財政的な余裕も生じている。こうした中で、小池百合子知事が、大都市の中間層を主な支持基盤としてウケているという状況になっています。小池知事は、1990年代の橋本龍太郎政権時代の野党第一党の新進党や1930年代の立憲民政党(永井柳太郎)に似た新自由主義とタカ派と一定の社会政策と(都民限定の)多様性尊重という路線を取り、野党共闘を侵食しています。

安倍自民党=バブル復古主義。政策的には地方上層を主な基盤とする立憲政友会的路線を取りつつ、東條英機的ポジションをうまく取る。
小池ファースト=東京中心の(主には)旧・新自由主義。立憲民政党的路線。
大阪維新=大阪中心の新・新自由主義(2.26事件の青年将校的な役回りをさせられる)

これらに対して
「個人を尊重」しつつ、「格差を縮小する」の路線を取る政治勢力の結集が今求められるところです。
野党共闘はそうなるべきところですが、民進党が都議選で議席ゼロになりかねない状態です。
 主に1980年代後半以降、「組織から漏れた個人を救おうとする勢い余って」が「新自由主義」(1990年代は橋本構造改革、2000年は小泉)や、結果として「平成の東條英機」安倍総理らを利する「既存物」への「天誅!」に回収される歴史が繰り返されてきました。ここで、打ち止めにすることが必要です。

by hiroseto2004 | 2017-05-07 18:51 | 安倍ジャパン | Trackback

嗚呼、「不寛容社会ニッポン」・・・二人の「ハシモト」と「昼メシも食えない」消防団員

https://togetter.com/li/1104574

不寛容社会もここまで来ると、本当に、業務にも支障が出てきますね!

消防団員・消防署員も(警官も)ロボットじゃあるめえにメシくらい食うだろうが!

最近では運転士が水分を取れないで倒れるという事件もあったそうで。運転士も水分くらい取ろうが!

一々ご説明しなければならないのだから。大変ですね。

こうやって、お互い首を絞め合っているんですよ。

まるで、戦時中の日本のようではありませんか?

共謀罪で密告社会になるというけど、既に日本は密告社会で、しかも濡れ衣の密告で、謝罪しなければいけないというトンデモねえ社会になっていますね。

こういう風潮の元で、
「無駄に見えるものは全て排除せよ」
という話になり、しまいに
「植松聖」
みたいに
「障がい者は無駄だ!」と勝手に判断し、虐殺をやらかす輩も一定割合で出てくるわけですわ。

振り返ると、昔のニッポン(ポストモダニズムが入ってくる前)もムラ社会で個人が尊重されていたとは言いがたいでしょう。しかし、他方で、「なあなあの部分」があってそれで救われている部分もあったのです。

もちろん、それは腐っていると言うことで、ポストモダニズムにより、1990年代以降、糾弾されました。

そのポストモダニズムを代表する政治家が橋本龍太郎(はしもと・りゅうたろう、故人、運輸大臣→総理)です。橋本は国労をやり玉に挙げる世論をバックに国鉄を解体しました。

もちろん、1990年代の「橋本行革」を通じて、裁量行政とか口利きで結果が左右されるとかそういう腐った面が是正された面もあったのは事実だと思います。2000年代前半を席捲した小泉純一郎さんも、基本的には橋本の新自由主義行革路線を継承した形です。

しかし、2000年代半ばくらいだろうか、新自由主義の影響が徐々に効いてきてで人々に余裕がなくなってくるにつて、他者の「動物としての生存や安全な業務遂行に最低限必要なこと」まで非難するような流れが出てきました。

そんな流れに乗っかったのがもうひとりのハシモト、橋下徹(はしもと・とおる)さんです。公務員に対して厳しい風潮を橋下さんがつくったことは、彼の支持者も彼の反対者も、誰も否定は出来ないでしょう。

もちろん、格差を放置してきた既存労組、ことに連合もひどかったのは否定できません。
あのころ、保守系だけでなく、革新系でさえも、年配者の中に「今頃の若いヤツは自己責任だ。」という風潮があったのも記憶しています。
だからこそ、あのころ(2000年代末~2012年頃)、橋下さんを支持した特に若手の非正規労働者たち、彼らを代弁していた団塊ジュニア世代の活動家たちの気持ちはよく分かります。

わたし自身も「既得権益を打倒すべきだ」「既成政党に天誅を加えるべきだ」という趣旨の彼らの主張を「了」としたことは事実です。

結局の所、既存労組や既成政党に「天誅」を加えただけでは生産的ではなく、とんでもない腐敗政治家・安倍晋三さんを蘇らせる結果となったことは痛恨であり、反省しなければならない。

他方で、人々に余裕がないために、ますます、身近な他者への不寛容は増すばかりでした。

ただ、身近な運転士や消防士や警官には不寛容なのに、あるいは、保育園をつくることにさえ不寛容なのに、なぜか、安倍晋三夫妻の国家私物化には寛容という倒錯した状況が生まれているのが現状ではないでしょうか?


by hiroseto2004 | 2017-04-30 21:45 | 思想・哲学 | Trackback
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もうすぐメーデー!「個人の尊厳」を守る運動を!
【備忘録】2.26事件の青年将校(皇道派)と我々団塊ジュニア世代の一部反体制陣営人士の誤り・・正義感の勢い余って「既成政党・既得権益打倒至上主義」に走り、「東條」と「安倍」をアシスト

【備忘録】「個人の尊重」求め「既成政党に天誅!」だった団塊ジュニア以下の橋下支持者
年配の左翼の中でよく「橋下を支持する人なんて分からない」という人がおられる。
橋下徹についてはわたしも支持はしない。しかし、特に団塊ジュニア世代以下で支持する人の気持ちは「わかる」。
橋下さんとか(もう消滅しましたが、みんなの党)を支持していたような人、あるいは、その活動家、地方議員などでも、籠池のおっさんの周辺のような、利権目当ての人もいるが、一方で「純粋な気持ち」で支持した人も多くいることは
事実です。
その純粋な気持ちとは、ざっと要約すると
「個人を尊重しない既存の組織」に対して「失望」し、「既成政党に天誅」を加えることで、「個人が尊重される日本、大阪」をつくろうとしたということです。
大手企業や、正規公務員、大手企業正社員以外に目を向けられない組織の限界は確かにあったと思う。
特に団塊ジュニア世代は、就職氷河期にぶち当たり、「大手企業正社員や正規公務員になれないと悲惨」という日本の社会保障などのあり方の問題点をまざまざと感じたのである。
組織ではなく個人を尊重する日本。
民主党は「国民の生活が第一」を旗印に、そうした声をくみ上げた面はあったが、ほどなくぐだぐだになってしまった。
そこで、橋下さんらに期待する流れになった面は大いにある。
戦前で言えば、青年将校の流れである。天皇を担ぐ形式を取ったリベラル社民主義者が、「既成政党」「腐敗分子」に「天誅!」を加えたのが2.26事件である。
2010年代の今は「天誅!」の対象になったのは民主党をはじめとする既成野党であり、連合・自治労/日教組をはじめとする既存労組である。担がれた橋下徹さんや河村たかしさんらはさしづめ、「真崎甚三郎大将」であろう。
しかし、戦前の青年将校も、2010年代の団塊ジュニア活動家も勝者にはならず、戦前は東條英機ら「統制派」、2010年代は安倍晋三ら(バブル世代のエライ人中心の)自民党をアシストするだけになったのは痛恨の極みである。
1941年の日本は対英米戦争を開始し、2014年の日本は対IS戦争に参加することになってしまった。
年配左翼の綱領は平和主義。行動様式はガチガチの組織。
団塊ジュニア世代以下のの活動家の綱領は「個人の尊厳を守る」
である。
本当は両者の良い面がハイブリッドされるような大衆運動が出来れば、橋下徹もあそこまでウケることはなかったと思う。
だが、残念ながら、「我々」団塊ジュニア世代以下は、「平和でなければ個人の尊厳は守れない」ことを見落としがちだったし、年配左翼は、「正しいことを言えば、下の者はついてくる」と勘違いしていたと思う。
わたくし自身は、もちろん「団塊ジュニア世代活動家」であり、既成政党、既成労組には「個人の尊厳を守る」観点から批判的なスタンスであった。しかし、既存物への「天誅!」を是認したと受け取られても仕方のない言動はあったし、「天誅!」の結果、反自民票が割れて、自民党・安倍晋三をアシストしたことは誤りであって率直に反省しなければならない。
他方で、年配左翼の皆さんも、頭から「橋下支持者拒絶」ではなく、上記のように「個人尊重」を求めて純粋な気持ちで橋下さんを支持した人も特に団塊ジュニア世代以下には多かったことを前提として、個人を尊重するような運動のあり方を追求して頂きたい。いままでのような「ガチガチに組織化」するやり方は時代になじまないことは確かなのだから。

by hiroseto2004 | 2017-04-29 22:25 | 思想・哲学 | Trackback

イデオロギーに殉じた橋下徹と融通無碍な小池百合子


同じ新自由主義者でも、橋下徹さんと小池百合子さんは「柔軟さ」が全然違います。

橋下徹さんは最後のところで、やはり、「自治労・日教組打倒!」というイデオロギーに殉じたと思う。潔く散った、という感じがする。敵を作って、求心力を高めるというのもなかなか長続きしないものだ。

本当に、都構想を通したいなら、自治労や日教組にも裏で手を回しておくとかそういうことをしたはずだが、それをしなかったとみられるところは「潔い」。

団塊世代の公務員や正社員の既得権を憎む団塊ジュニアの高学歴ワープアには結構ウケたし、団塊ジュニア高学歴ワープアから維新議員という人も結構いる。

しかし、大阪を除けば一定以上の支持は広げられなかった。

小池百合子さんは、全く逆に、自治労・日教組を含む「連合」や、生活者ネットワークまで取り込んでしまった。本当のことを言うと、小池新党の票田の実態はちょっと昔の民主党の看板を掛けかえただけに近い。生活者ネット+連合+一部極右(昔なら板橋の都議・土屋たかゆきさんみたいな人)が支持基盤で、石原都政にもほとんど賛成という実態は、東京民主党そのものなのだ。しかし、そこは、小池さん自身が長年自民党の閣僚までやっていたのでロンダリングされている。

もちろん、両者が置かれた立場の違いはある。

東京都は財政が豊かだから、積極財政政策を取って、共産党でさえも予算案に反対しにくいようにしてしまった。

大阪は没落傾向でガタガタだった。橋下さんの主な支持基盤の自民党の旧来型ボス+団塊ジュニアの既得権憎悪派を満足させるには他の層に関する既得権を削るしかない。
そこで、ああいう橋下政治になってしまったのだろう。


by hiroseto2004 | 2017-04-25 21:30 | 安倍ジャパン | Trackback
「橋下的な雰囲気を恐れて組合旗をたたんだ」のなら、反省しないといけない

本社社主(元連合・自治労広島県職員連合労働組合支部執行委員/労働組合・生存のためのメーデー広島実行委員会執行委員長/自治労連広島介護福祉労組組合員)
さとうしゅういち

2011年から2013年頃、とみに、デモなどにおいて「組合旗厳禁」ということが一世を風靡したことがありました。本社(広島瀬戸内新聞)もそういった流れを「是」とした時期があったのは間違いありません。

もちろん、戦国時代のように、「**組合」「**団体」という旗差しものがやたら林立するデモに、一般人がなかなか参加をためらうのも分からないではありません。

また、「団体名」ばかりがめだって、そのデモの趣旨、たとえば「**法改悪反対」「シリア攻撃反対」とか「イラク攻撃反対」「共謀罪反対」などの政策スローガンが埋もれて何のデモをしているのか傍から見てわかりにくい、という笑えない実態もあるのも確かです。

しかし、そういうことを是正するなら良いですが、そうではない文脈で「組合旗(団体旗)」を厳禁していたのではないか?そうだとすると反省しなければならないのではないか?

2011年~2012年当時の時代状況を考えると、橋下徹さんがバカ受けしていた時代でした。

とにかく、「既成政党・既成組織に天誅!」「維新!」という雰囲気が充満していました。

そういうことに影響されて、組合旗をたたんだとしたなら、それは問題ではないか?そのように思うのです。

「俺は違う」と反論されるかもしれませんが、やはり潜在意識のどこかに「橋下徹がバカ受けする時代の雰囲気」にびびってはいなかったか?

本来、「掲げるスローガン」について、幅広い人々に賛同して頂くのが、目的とするならば、そういう工夫をすれば良いだけのことです。組合や団体の旗は「押さえ気味」にして、「当該デモのテーマ」を伝える表現を豊かにすればいいのではないか?

「既成政党・組織に天誅!」という雰囲気に流されて、市民の支持を得ようとしてもそれは一過性のものです。

そして、「天誅」を加えたところで、本当に高笑いしたのは、間隙を突いて2012年衆院選挙で復活した自民党・安倍総理でした。

その「天誅!」という雰囲気そのものも、「生存権を守る」ことに資するものではなく、その後、「生きることさえ既得権益呼ばわりして打倒しかねない」ことにつながりました。
「生きることさえ既得権益呼ばわりして打倒しかねない」というのは、長谷川豊さんや、相模原大虐殺の植松聖被疑者が良い例でしょう。植松被疑者などは、まさに「生きるという既得権益を打倒」してしまったのです。

そういう流れに実は、本紙も含むリベラル派が2011年から2013年前半頃の段階で迎合していたのではないか?そのように思うのです。

迎合した結果、「橋下徹」を調子に乗らせ、「森友問題」を引き起こし、2016年には「長谷川豊」や「植松聖」を発生させた原因の一部はわたしたちにあるのではないか?

いまこそ、そのことへの反省をしなければならないのではないか?

by hiroseto2004 | 2017-04-16 20:51 | 思想・哲学 | Trackback

今の日本では大ざっぱに言えば、
・安倍晋三さん的な「現にその地位にいる高級官僚の既得権益護持」的な流れ
・橋下徹さん的な「自治労・日教組さえ打倒すれば大阪や日本は良くなる」的な流れ
ばかりが強く、
「本当に必要なサービスに人員や予算を割り当てる」流れが弱くなっているのが問題です。

前者の安倍晋三さん的な流れは、自民党の票田(森友学園や加計学園問題でも明らかになった高級官僚に連なる利権構造)をがっちり固め、さらに、民進党の支持基盤の連合にも食い込む勢いです(連合においては自民党支持層の方が多い)。

後者の橋下徹さん的な流れは、現体制に批判的な人の票の一部をかすめ取り、結果として安倍晋三さんを援護射撃する役目を果たしています。

あるべき改革の方向性は簡単です。
要は、「高級官僚が直ぐ潰れそうな大学に大学教授に天下りをしてつまらない講義をする」ために、莫大な税金を使う流れる現状から、「現場で直接サービスを提供している介護や保育、あるいは、労基署、福祉事務所のケースワーカー」などに人員・財源をコンバートしていくということです。

高級官僚の皆様は、天下りは禁止。実効性を持たせるため、罰則付き。これは民進、共産、社民が共同で提出しています。もちろん大賛成です。

その上で、以下のことを追加で提案します。
そのかわり、
1,たとえ、次官レースから外れても、退職せず、最後まで行政職として後輩に仕えてでも頑張り続ける。
2,介護や保育、労基署、福祉事務所などに公務員身分を維持したままコンバートする。

の選択肢を選んで頂く。

なお、2については、大阪市では森友学園の保育士が足りないために、大阪市職員を派遣しているそうです。そういう例があるので、国が人手不足の介護施設や認定こども園に人材を派遣する形なら出来そうです。
また、これと関連して、たとえば農林水産省の場合は、国営農場をつくって、そこで、農業に従事して頂くという手も考えられます。もちろん、公務員身分を維持して食料生産に従事して頂くのです。
また、若手職員を一定期間選択肢を設けて現場に従事してもらうシステムも作ります。

こうすることで、庶民感覚と遊離した政策立案を防ぐことが出来ると考えます。
なお、各省庁のうち、総務省の旧自治省部門については、むしろ自治体職員の代表を送り込んで構成する形が望ましいのではないかと思います。

公務員定数はこれにより増えます。
しかし、不透明な形で、「安倍晋三・昭恵夫妻のお友達の官僚の天下り先大学に、莫大な税金や公有地が注ぎ込まれる」よりは、コストパフォーマンスは圧倒的に良好ではないでしょうか?

なお、そんなことはできないとおっしゃる官僚がいれば、わたくし、さとうしゅういちが大臣として、また相手が同窓生の場合は同窓生としても一喝します(^_^)

「君!俺は君と同じ大学を出て行政事務職をしていたが、俺はその後、介護職を民間でやってきたんだ。君に出来ないわけはないだろう。君の場合、まして、いくつか選択肢は用意されているんだし、公務員身分は保障されるんだから文句はなかろう。」

こんなことをしたら、公務員労組の後輩諸君から交渉で追及されそうですが、そのときはこう申し上げます。

「組合の諸君。俺も昔は公務員労組の役員はしていたよ。しかしなあ、あんまり変革を嫌がると、橋下徹みたいな人間が本当に総理になって大阪市職員みたいに橋下に小突き回されるよりはマシだと思わんかい?」
と橋下さんを引き合いに出して、納得して頂くしかないでしょう。

by hiroseto2004 | 2017-04-11 20:55 | 行政改革 | Trackback
アッキード事件。関係各人が責任のなすり愛を始めています。
NHKは、13日の夜には、大阪府私学審議会の会長を登場させ「異例の経緯」だったとしゃべらせています。
事実上の「安倍放送局」がそういうニュースをながしたことで、「安倍が大阪維新切りにでた」と慌てているのが
以下のお二人、橋下徹さんと松井一郎さんでしょう。


最近、橋下前知事と松井現知事が、相次ぎ、森友学園が元国有地に設置認可申請していた小学校の認可を急ぐように「国から圧力があった」と暴露しています。
しかし、規制を緩和したのは大阪府です。そのことをお忘れではありますまいな。
そして、橋下さん自身がそのころ、「霞が関解体!」を叫んでバカ受けしていたこと、
お忘れではありますまいな。
今になって「被害者面」するのは、当時のご自身に対する裏切りではないでしょうか?




by hiroseto2004 | 2017-03-16 10:32 | 大阪府政 | Trackback
上西小百合衆院議員が、大阪維新の橋下徹前府知事(前市長)にも牽制球です。



そうすると橋下さんの元後援会長の息子さんと、鴻池議員の息子さんの件にも触れる事になりますよ。



呼ばれないとわかってアリバイ作り。民進党が松井府知事と教育長に面会を希望したら拒否したそうです。橋下さんも元後援会長の息子さんの問題もあり、この件から逃げまわる。


by hiroseto2004 | 2017-03-10 16:13 | 大阪府政 | Trackback
正面突破でボロボロ橋下、融通無碍でまんまと総理へ?小池

これは、広島在住者にとって、大阪の方が東京より身近に感じるということもあるのです。
ただ、以下のことは言える。
橋下徹さんはやりたいことが伝わってきた。
だが、小池百合子さんは「都民ファースト」の看板以外、今ひとつ、伝わってこないのです。完全に、マスコミが持ち上げられた部分が大きいのではないか、と思うのです。

一つには、橋下さんは(是非は別として)「自治労・日教組」、そして「既成政党」をぶっ叩いたので、その辺は非常にわかりやすかったのです。

小池さんは、自民党都議団は敵に回すが、労働組合ないし都職員(管理職も含む)を敵に回して何かやらかすということは、寡聞にして存じません。小池さんは政党に対しても、「丸ごと連携」は拒否しつつも、個々の議員レベルでは、柔軟に対応している。「既成政党否定」ではない。何より本人自身がまだ自民党員(のはずです)。

正面突破で、無茶苦茶やってバカ受けしたのが橋下さんなら、用意周到、柔軟、融通無碍(ゆうづうむげ)で味方を増やしたのが小池さんというところでしょうか。

ただ、東京と大阪を比べた場合、東京は圧倒的に財政が豊かです。従って、保育士待遇改善などの左派受けする政策と、大型ハコモノなど大手企業受けする政策を両方打てる。保革双方を切り崩せるという有利な立ち位置に小池さんはある。ハッキリ言ってしまおう。今の日本で、都知事ほどいま人気取りが出来るポストはない。

橋下さんは、財政が厳しい大阪で、「自治労・日教組打倒!」を叫んで現状批判票を集めるしか、支持率を上げる方法を思いつかなかったのだと思います。それは副作用をもたらします。自治労・日教組(および、それに代表される旧来の公務員制度)に変わる仕組みとして橋下さんの「公募」による区長や校長の登用を図ったが不祥事が続いた。やはり、行政自体が上手く立ちゆかなくなってしまうのです。

ただ、どちらにしても、本質的には新自由主義者である。しかし、小池百合子の方が橋下徹よりもはるかに上手(うわて)である。

この人に都知事という財政が豊かな自治体のトップのポストを渡した時点で、露骨に言ってしまえば次期総理へ向けた地盤固めをさせてしまったということになるでしょう。

とはいえ、財政が豊かな中でも、「都民の生活」と「大手企業」のどちらへ「軸足」を置くか。そのことを、都議会各会派は問われます。

by hiroseto2004 | 2017-02-06 10:38 | 東京都政 | Trackback