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by hiroseto2004

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事業仕分けの問題点については、以下の「きまぐれな日々」の今日のエントリーが的確かと思います。

なお、赤字は引用者によるものです。

『きっこの日記』の「漢方薬に関するデマ」は無理筋の議論だ
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1019.html


いざ政権が交代してみたら、いろいろと問題も出てくるだろうし、麻生前政権以上に新自由主義的な性格も現れてくるだろうとは予想していた。そして、その懸念は当然のごとく現実化している。その典型例が「事業仕分け」だろう。

あまり毎回毎回「事業仕分け」のことばかり書くのも何なので、今回でこの件は一区切りとしたいが、ひとことで言うと民主党政権の「事業仕分け」には、大きく分けて2つの問題点がある。民主党政権は「効率的な小さな政府」を目指しているように見えるが、軍事費のように本当に削るべき費用を削る姿勢が見えないこと、これが第一点。そして、さらに問題なのが、政権が政府支出自体を縮小しようとしていることだ。これは、既に深刻な不況下にあり、今後不況がさらに悪化することが懸念される現状にあっては、決定的に間違った方向性である。

昨日、テレビ朝日の『サンデープロジェクト』に長妻昭厚生労働大臣が出演していた。長妻氏は、一昨年に同じ番組に出演した時、年金問題で自民党の大村秀章を完膚なきまでに論破した論客だ(当ブログ2007年6月17日付エントリ「自民党の「年金問題の切り札」・大村秀章の醜態」参照)。しかし、政権交代前、私は実は長妻氏に対して、新自由主義志向ではないかとの懸念を持っていたし、その懸念をブログで表明したこともある。だが、昨日のテレビ出演で、長妻厚労相は「日本の医療費、医師の数は先進7カ国で最低」と指摘し、「今回の政権交代の大前提は、コンクリートから人。医療崩壊を立て直すためには、一定の金額が必要だ」と診療報酬全体の底上げを改めて求め、財務省が診療報酬全体を引き下げて配分の見直しを求めていることに反論した(朝日新聞記事より)。また長妻厚労相は、小泉政権の「骨太2006」で示された年間2200億円の社会保障費削減も批判していた。私の感覚では、政権交代前と比較して株が上がったのがこの長妻厚労相であり、逆にストップ安まで値を下げたのが、藤井裕久財務相、平野博文官房長官、及びこの2人を任命した鳩山由紀夫首相である。鳩山首相については、「政治と金」の問題もあり、4年などといわず早期に退陣してもらいたいものだと考えているほどだ。概して新政権にはスピード感が不足していて、だから小沢一郎や菅直人も、私の評価としてはじりじり値を下げている。

話が脇道にそれたが、小泉構造改革が国民生活を破壊したあとに政権交代によって発足した民主党政権の目指す方向性は、「効率的な(サービスの)大きな政府」以外にはあり得ない。職務上当然とはいえ、財務省の狙う医療費や社会保障費の削減に長妻厚労相が反対するのは当然である。

ところが、昨日の『きっこの日記』(2009年11月29日付)を読むと、「事業仕分けで漢方薬の保険適用除外を検討しようとしていることに対して、医師や患者が反対運動をしている」というマスコミ報道は虚偽であるとの批判に続いて、長妻厚労相を「厚労省の操り人形」と表現し、漢方薬の保険適用除外検討に反対する長妻氏を、「トンチンカンなことを言い出す」とか「『ミスター検討中』の次は『ミスターマリオネット』なんてアダ名をつけられちゃう」などとこき下ろしていた。これには大きな違和感を持った。

さらに引っかかったのは、これに続いて、漢方薬の保険適用除外批判の件を、「国民の8割から支持されてる『事業仕分け』にケチをつけたい一部の勢力」が起こしたバカ騒ぎだと断定していることだ。きっこさんは、「コイズミ」の構造改革が国民の8割どころか9割から支持されていたことをお忘れなのだろうか。私は、きっこさんがコイズミの登場時に騙されて期待していたものの、医療費の国民負担が高くなる一方であることからコイズミに疑問を持つとともに政治に関心を持つようになり、コイズミ批判のブログとしてもっとも有名になるに至ったと了解している。それなのに、今また「国民の8割から支持されてる」事業仕分けは正義であって、それに逆らう者は「悪徳ペンタゴン」じゃなかった、一部の勢力の陰謀だと言うのだろうか。長妻昭と枝野幸男を比較して、後者に軍配を上げているきっこさんの文章に、私は到底ついていけなかった。

「漢方が保険適用外になる」というのは本当にデマか、ということについては、『広島瀬戸内新聞ニュース』のエントリ「【漢方薬問題】「きっこの日記無謬主義」は「官僚無謬主義」と同じ過ちだ」が検証している。このエントリからリンクされている、同じ筆者が書いた『JanJan』の記事「漢方医療が危ない!?事業仕分けに疑問続出」と併せて、是非参照されたい。「一般用医薬品は安価である」という勘違いがきっこさんの議論を誤らせているように思う。

過去には「民主党なんて所詮は自民党の一派閥に過ぎない」と書いていたはずの『きっこの日記』が、小沢一郎や鳩山由紀夫を過剰に持ち上げたり、「事業仕分け」は国民の8割が賛成しているのだから、それに反対するのは抵抗勢力(という表現ではないけれど)だ、と言わんばかりの文章を書くに至ったのか、その動機は私にはよくわからないのだが、政権与党入りしてからいまひとつ存在感を打ち出せていない社民党と対応しているかのようだ。その社民党を叱咤激励しているのが、政治思想右派の亀井静香なのだから、リベラル勢力の不甲斐なさには目も当てられない。


最新の共同通信の調査では、事業仕分けを評価する人は77%になっています。

しかし、そのうちの過半数の人が予算編成過程を「オープンにした」ことを評価したのであって、予算カットを評価した人は少数でした。

そこを政府は読み誤ると大変なことになります。

効率的で大きな政府が今、必要です。事業仕分けへの支持はあくまで「効率性」「透明性」を求めてのものです。

国民へのサービスをカットし、雇用対策に遅れを取れば、来年の参院選の結果は目に見えています。

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by hiroseto2004 | 2009-11-30 20:18 | 経済・財政・金融 | Trackback(4)