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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

ぎふ反貧困ネットワークが岐阜県に申し入れ

4月23日(木) 10:00~ ぎふ反貧困ネットワークが岐阜県に申し入れを行いました。

 この交渉の後、この間のぎふ反貧困ネットワークの取り組み(「ぎふ派遣労働者サポートセンター・結(ゆい)」の活動を含む)、今後の活動、今般の申し入れの背景などについて、記者会見しました。

 昨年秋からの「派遣切りの嵐」等で、岐阜県でも生活に困窮される方が増えています。「最後のセーフティ-ネット」である生活保護制度に頼らざるをえないのが現実です。
 ぎふ反貧困ネットワークは昨年10月に「生活保護行政改善についての申し入れ」を行いました。(その成果だ、と言い切るわけではありませんが)、その後、岐阜県下の生活保護行政は大きく改善してきました。
 一方、ぎふ反貧困ネットワークは、期間限定ではあっても常設型の(一種の「派遣村」)「ぎふ派遣労働者サポートセンター・結(ゆい)」を設置して、可能な限り、さまざまな相談に応じ、生活保護申請同行やアパート探し・食料品も含む当座の必需
品の調達、さらに労働問題に関する法的対応等にも関わってきました。しかし、ボランティアしかいない一民間の「センター」で、「手持ち金数十円」という極度の困窮状態に陥っている方のすべてに十全な対応ができるはずがありません。

 日比谷公園での「年越し派遣村」が功を奏したのか、厚労省はさまざまな通知を発し、岐阜県もそれらを受けて、2月2日通知、3月27日通知、3月31日通知などを発し、改善(&各社会福祉事務所でのバラツキの是正)に努めています。
 そうした岐阜県の担当者の努力は認めるものの、厳しい現実・現場の側からみれば「不十分である」と言わざるをえず、さらなる改善を要望、申し入れた次第です。


<申し入れ項目… それぞれ詳細に「申入書」に記載)

 1.緊急一時宿泊施設の確保
 2.窓口対応の改善-速やかな救済に繋がる公正さ・透明性の確保-
    ① 社会福祉事務所の窓口対応の公正さの確保
    ② 「急迫保護」…「急迫性」認定の拡充
 3.社会福祉協議会(社協)の生活福祉資金(緊急小口資金等)制度の適用拡充
 4.社会福祉事務所の職員の増員(人員体制整備)
 5.他機関・部署と連携した総合相談窓口(ワンストップサービス)の設置

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by hiroseto2004 | 2009-04-26 22:11 | ジェンダー・人権(反貧困) | Trackback