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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

行政委員会の独立性向上を!

本来的にいえば、教育委員会は「市民が市民を教育する」のが建て前です。

公安委員は「市民が自主的に治安を守る」のが建て前です。 戦前に、与党側が露骨な選挙介入を行ったことへの反省がこめられています。

そもそも、知事や市長候補が教育の中身をマニフェストに掲げるのは大原則からすれば、おかしい。

移動交番をつくる、とか某知事いうのも厳密にいえばおかしい。

だが、現実には、教育委員も公安委員も、知事が議会の同意を得て選任する仕組みです。

国政レベルでも、漆間副長官に象徴されるような、司法と行政、与党の癒着は甚だしい。

しかし、戦後すぐは、教育委員は公選でした。 ならば、その時代へもどせばいいのではないでしょうか?

今の状態は、ある意味、自民党独裁とセットの、「開発独裁」です。 民主主義を押さえ込む代わりに、経済発展に馬力をかける事を優先させたのです。いわゆる「逆コース」がそれに拍車をかけたのです。「逆コース」時代に、23区の区長が任命制になったり、教育委員の公選制も廃止、警察の労組も禁止されるなどしたのは皆さんもご存知でしょう。

しかし、日本はとうに先進国段階にならないといけない段階です。教育委員も、公安委員も、選挙で選ぶようにすべきでしょう。

 さらにいえば、公正取引委員会なども機能していない。大蔵省の天下り先となっています。

 正確に言えば、大きな会社の不公正な行為には甘く、中小企業の談合には厳しいのではないか?

 。戦後、ずっと、中小・小規模企業の労働条件が押さえ込まれてきたのも、結局はこのような公取の問題があります。 製造業から出版、運輸などにいたるまで、中小・小規模事業者・労働者は、工賃・賃金を抑え込まれてきました。協同組合も作られてはいますが、余り機能していない例もあります。

 派遣切りの問題はもちろん深刻です。しかしもっと前から、構造的な問題があったのです。

 民主的であるべきはずのシステムが、民主的に機能するようにする。そのことをを最低限、今、求めたいのです。

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by hiroseto2004 | 2009-05-08 20:40 | 新しい政治をめざして | Trackback