民主党代表選挙 どちらが選ばれようがまずは挙党一致
2009年 05月 15日
Excite エキサイト : 政治ニュース
菅代表代行は以下のような記者会見をしています。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15935
鳩山さん、岡田さん、どちらが代表になろうが、挙党体制で行くべきでしょう。
総選挙までもう最大でも4ヶ月ないのですから・・。
ただ、今の時点でわたしは、「2010年9月の代表選挙」(党員・サポーターも投票)までのショートリリーフという意味では、鳩山さんがいいのではないか、と思うのです。
たしかに鳩山さんは、世襲議員です。また、小泉さんと「改革を競い合う」といって、参院選に大敗した「前科」もある。ただ、小沢さんの社民的な路線を引き継ぐということがわかってきました。
「格差社会の中で、多くの方々の暮らしは非常に厳しく、苦しんでおられる。このような時に消費税のアップの議論すらすべきではない。」と鳩山さんは明言しています。
岡田さんも、「基礎年金の保険料方式を改め、税方式の導入ということになれば、将来的には必要になる。しかし、直ちに消費税を上げるということにはならない。私が消費税を上げたがっている印象は持ってもらいたくない。」といいます。
この点は、2005年総選挙での惨敗の教訓も生きている回答だと思います。
ただ、あえて、選ぶなら「今」は鳩山さん。そして、2010年9月の代表選挙では党員・サポーターが参加して大いに多くの候補者で争えばいいと思います。
しかし、岡田さんが代表になっても、当然挙党一致で結束すべきです。「今」それができない民主党であるならばだめでしょう。
「親小沢」だの「反小沢」だの、「小沢色を一掃せよ」だのという、マスコミなどの「雑音」に惑わされないようにしましょう。
選んだからには挙党一致でささえるべきなのです。もちろん、支えるといっても日本共産党のように、下から意見がいいにくい、という状況ではなく、自由に政策面などでどんどん意見を出していくということが大事です。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009051400977
記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!
人気blogランキングへ
2009年5月14日 20時31分
鳩山氏を岡田氏追い上げ 参院の動向が鍵
民主党代表選は14日、鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表が立候補を正式表明、攻防が活発化した。鳩山氏が小沢一郎代表系グループなどの支持を受け参院で優勢、岡田氏が中堅、若手を中心に衆院で勢いを見せ、追い上げる情勢が続いている。16日の投開票に向け態度未定の議員が多い参院の動向が勝敗の鍵となる。対応が注目されていた、菅直人代表代行に近いグループは自主投票を決定した。
菅代表代行は以下のような記者会見をしています。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15935
2009/05/14
新代表を中心にした挙党態勢実現に向けて改めて頑張りたい 菅代行、会見で
菅直人代表代行は14日午後の定例会見で、新代表の選出について「挙党態勢で、政権獲得へ向けて全力が挙げられるように、どういう役回りであっても微力をつくす」と語った。
2006年に小沢一郎代表が就任してからの約3年について、菅代表代行は「小沢代表を先頭に、民主党もかなり筋肉質の政党に育ってきた。特に一昨年の参議院選挙での与野党逆転を踏まえて、政権直前までこの党を育て上げてきた小沢代表の力は非常に大きかった」と指摘。代表の辞任については「色々な経緯はあったが、全般の党内外の状況を見たうえでの素晴らしい判断ではなかったかと思っている」という見解を示した。
また、小沢代表が全国を走り回る中、自身は国会での質疑、新型インフルエンザや雇用問題や道路などの対策本部に関わってきたことにも言及。「政権交代に届くかどうかという一番難しい最後の時期を迎える」と指摘し、「新しい代表のもとで挙党態勢で政権獲得へ向けて全力が挙げられるようにどういう役回りであっても微力をつくす」と力強く語った。
菅代表代行は、明後日の選挙で誰が選ばれても、新代表を中心にした挙党態勢実現に向けて改めて頑張りたいと表明。日本をどのような方向に持っていこうとしているかというメッセージを日本と世界に送り、挙党態勢で運営していくことを期待するとした。
鳩山さん、岡田さん、どちらが代表になろうが、挙党体制で行くべきでしょう。
総選挙までもう最大でも4ヶ月ないのですから・・。
ただ、今の時点でわたしは、「2010年9月の代表選挙」(党員・サポーターも投票)までのショートリリーフという意味では、鳩山さんがいいのではないか、と思うのです。
たしかに鳩山さんは、世襲議員です。また、小泉さんと「改革を競い合う」といって、参院選に大敗した「前科」もある。ただ、小沢さんの社民的な路線を引き継ぐということがわかってきました。
「格差社会の中で、多くの方々の暮らしは非常に厳しく、苦しんでおられる。このような時に消費税のアップの議論すらすべきではない。」と鳩山さんは明言しています。
岡田さんも、「基礎年金の保険料方式を改め、税方式の導入ということになれば、将来的には必要になる。しかし、直ちに消費税を上げるということにはならない。私が消費税を上げたがっている印象は持ってもらいたくない。」といいます。
この点は、2005年総選挙での惨敗の教訓も生きている回答だと思います。
ただ、あえて、選ぶなら「今」は鳩山さん。そして、2010年9月の代表選挙では党員・サポーターが参加して大いに多くの候補者で争えばいいと思います。
しかし、岡田さんが代表になっても、当然挙党一致で結束すべきです。「今」それができない民主党であるならばだめでしょう。
「親小沢」だの「反小沢」だの、「小沢色を一掃せよ」だのという、マスコミなどの「雑音」に惑わされないようにしましょう。
選んだからには挙党一致でささえるべきなのです。もちろん、支えるといっても日本共産党のように、下から意見がいいにくい、という状況ではなく、自由に政策面などでどんどん意見を出していくということが大事です。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009051400977
鳩山、岡田氏の記者会見詳報
14日に行われた民主党の鳩山由紀夫幹事長、岡田克也副代表の記者会見の詳報は次の通り。
【鳩山由紀夫幹事長】
代表選に出馬を決意した。日本が大変厳しい国難のときに、一身をささげることができれば大変ありがたい。そんな思いで決意をした。一言で私の政策を申し上げれば、友愛社会の建設、愛のある政治だ。今まさに弱肉強食、マネーゲーム、強い者が勝てばよい、そんな時代になってしまっている。今こそ必要なのは友愛、愛の政治でなければならない。すなわち、愛のあふれた凛(りん)とした国家を建設することだ。
自民党の政治が続いた結果、政策は官僚に任せ、愛の乏しい、国民との接点がない政策が続いた。官僚中心の政治から、生活者、納税者、地域の皆さんの視点に立った政治を行わなければならない。多くの国民の協力をいただければ、必ず官僚政治から国民中心の政治に大転換することができる。そのためには政権交代が必要で、挙党態勢が望まれている。そのために一身をささげる。
-代表になった場合、小沢一郎代表の処遇は。
小沢氏に政権交代へ積極的な働きを期待したい。どのポストというのは早すぎる話だ。新体制の中で小沢氏に一員として加わっていただくが、そのことで小沢氏の傀儡(かいらい)政権と言われるつもりはない。鳩山色を色濃く出すことができる政権をつくりたい。
-岡田副代表の処遇は。
岡田氏は国民的支持がある方なので、枢要なポストで頑張っていただきたいと考えている。挙党態勢を組むことでは、そこが1つの象徴だ。
-西松建設事件の説明責任は。消費税引き上げをどう考えるか。
小沢氏には全国を駆け巡り、その中で有権者の疑問に1つ1つ丁寧に答えることを期待したい。党としても説明責任を果たすよう努力したい。
格差社会の中で、多くの方々の暮らしは非常に厳しく、苦しんでおられる。このような時に消費税のアップの議論すらすべきではない。
-小沢氏に辞任を促した事実はあるか。後継や代表選日程について話したことは。
そのような事実はない。後継の話や、代表選日程に関して2人で話したということはない。
-企業献金禁止の時期は。
3年以内というのが妥当な線だ。衆院の任期を超えると無責任だというそしりを免れない。
-社会保障費の財源は。
霞が関に無駄遣いが多すぎるのが判明している。公務員削減など基本的に無駄遣いを削減させる中で捻出(ねんしゅつ)していくことができる。
-自身の短所と長所は。
長所は見いだせないが、短所はかなりアバウトな性格な人間であるところだ。
-首相としてこれだけはやりたいことは。
地域主権の国に変えることだ。独自色を強めるという意味では最優先で考えたい。できれば北方領土問題の解決をしたい。
-政権交代への自信は
政権交代は必ず実現する。これは天から与えられた使命だ。
【岡田克也副代表】
代表選挙に立候補することとした。この国の政治を変える、政権交代を必ずする。そのために民主党の代表として先頭に立つ覚悟だ。
自民党を出て以来、一貫して野党で政権交代のある政治を目指し、民主党に入り10年間、民主党という若い政党を日本の政治の本流を担える政党として育てるために頑張ってきた。
これまで全国を歩き、一生懸命働いている人たちがなかなか報われない日本の現実を改めて感じた。なんでも政治がやってあげるものではないと思っているが、一人ひとりの幸せの後押しをしたい。
私が2005年の衆院選で国民に問うたマニフェストに書かれていることは、なに一つ実現していない。政権交代をし、何が何でも実現していかないといけないという決意だ。
-鳩山幹事長より優れていると思う点は。代表になった場合、小沢氏と鳩山氏の処遇は。
私でなければ政権交代はできないと確信している。民主党には小沢氏、鳩山氏はじめ、力のある優秀な人材がそろっている。全員野球でなければ政権交代はできないという思いで考えている。ただ、具体的にどの役職かは、代表に当選した場合、改めて考えたい。
-消費税を上げる考えは。
基礎年金の保険料方式を改め、税方式の導入ということになれば、将来的には必要になる。しかし、直ちに消費税を上げるということにはならない。私が消費税を上げたがっている印象は持ってもらいたくない。
-代表選で掲げるキーワードは。公開討論をする用意はあるか。
みんなの幸せを後押ししたい。そういう政治でありたい。公開討論はぜひやりたい。限られた期間のなかで国民に開かれた代表選のために機会を設けていただきたい。
-党内基盤が弱いと言われているが、勝算はあるか。
支持基盤が弱いとは思っていない。信念があって特定のグループをつくってこなかった。自民党のまねごとをして派閥をつくってどうするんだ、という思いできた。
-自身の長所と短所は。
短所は頑固、長所は一貫している点だ。
-代表になった場合、西松建設の違法献金事件について小沢氏に説明を求めるか。
代表を辞めるなら、政党ではなく個人として説明責任を果たしていくべきだ。また、政党が国家権力の中核にある検察を否定するような言い方は絶対に避け、一定の自制をするべきだ。
-前回の衆院選の総括は。
日本の民主主義にとっていい選挙ではなかったが、負けは負けだ。私の力は及ばなかった。だからこそ、次の選挙は同じ失敗をするわけにはいかない。(2009/05/14-20:07)
記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!
人気blogランキングへ
Tracked
from 春 夏 秋 冬
at 2009-05-15 12:28
by hiroseto2004
| 2009-05-15 07:06
| 新しい政治をめざして
|
Trackback(1)