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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

浅野史郎さん、急性白血病で入院

浅野史郎さんが急性白血病で入院されました。

弊紙主幹も、東京都知事選の際、数度東京入りし、浅野さんの応援をさせていただきました。

本当にお金には厳しい方で、わたしが、手作りのプレゼントをしようとしたら「そういうのも全部選挙事務所の帳簿記録しないといけない。金額がいくらかわからないものは困る」とお叱りをいただいた事がいい思い出です。

どの政治家も浅野さん並に厳しければ、いろいろな問題もおきないのでしょうが・・。

とにかく、彼のために何かご協力できれば、と思います。

http://www.asanoshiro.org/

浅野さんの最新の記事は以下です。

「世襲候補の立候補制限」

http://www.asanoshiro.org/genko/governannce/40.htm

本筋を言えば、この浅野さんの議論が「原則論」だと思います。



 議論されるべきは、選挙で候補者になるハードルがあまりに高過ぎることである。選挙にあまりに金がかかること。立候補すると、組織での身分を捨てなければならず、落選の場合には、元の組織に戻れないこと。公務員は、特に、厳格である。知名度、地盤がないと、当選がむずかしい。こういった条件の下では、よっぽどの金持ち、よっぽどの政治好き、よっぽどの知名度、よっぽど勇気のある人、さらには、相当の変わり者しか立候補できない。

二世議員は、この点のハードルが低くて済んでいる。そうでない人から見れば、うらやましい。金はともかく、地盤がある。親のおかげで知名度もある。後援会も引き継げる。本人も、親の仕事ぶりや、選挙の実態を、門前の小僧よろしく若い頃から学んでいる。 しかし、だからといって、立候補制限をするのは、行き過ぎであるし、現在の選挙の問題点の解決にもならない。ピントがずれているのである。


 ノルウェーでは、今の総理大臣も、二世議員です。しかし、同国では、日本と対極に、立候補が非常にしやすいのです。25歳の女性が党首になったりしています。

詳しくは『ママは大臣 パパ育児---ヨーロッパをゆさぶる男女平等の政治』 三井マリ子著(明石書店、1995) 三井マリ子をご参照ください。
http://www.shakaishimin.org/index.php?itemid=29&catid=6&catid=6 

 日本は供託金が高い。戸別訪問が禁止され、新人には不利。衆院では、無所属候補は政見放送もさせてもらえない。自民、民主のどちらかでないと小選挙区では事実上当選不可能・・。などなど、問題点が多すぎます。

 全国一区の比例代表制度に、中選挙区を併用する、くらいが日本ではいいのではないか。比例区で民意を正確に反映しつつ、中選挙区で、地域バランスにも配慮する、という感じでしょうか。で、比例名簿は当然男女交互。

あくまで、政党の議席数は比例代表で決める、でよいとおもいます。

それにより、「せと弘幸さん」や、中核派、革マル派などが議席をとってもいいでしょう。維新政党新風なら、男女交互にするとすれば、

1、伊藤純子
2、せと弘幸
3、増木あずさ
4、桜井誠
5、野牧雅子
6、西村修平

などという名簿が出てきたら面白いですね。野牧さんは現役の教員ですが、「新制度」では、「職場復帰」できます。

  あまりに、日本は、多様な民意を切り捨てすぎます。被選挙権を事実上行使を難しくしています。そのことを根本的に問いつつ、「制度改正へのつなぎ」として「世襲候補制限」をする、という考え方でいくべきでしょう。

 「世襲制限ありき」ではいけない。世襲制限をしなければならないような状況そのものを変えることが必要なのです。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000005-khk-l04

浅野前宮城県知事 急性白血病できょう入院
6月4日6時13分配信 河北新報

 前宮城県知事で慶大教授の浅野史郎氏(61)が急性白血病を発症したことが3日、分かった。4日に東大病院(東京)に入院し、詳しい検査をするとともに化学療法で治療するという。

 関係者によると、浅野氏はウイルスが原因の成人T細胞白血病にかかった。約5年前にウイルス保持者と判明したが、経過を観察していた。昨年末から今春にかけて白血球数などが変化し、東京都内で診察を受けた結果、発症が確認された。

 急性白血病の治療には骨髄移植が有効とされるが、骨髄バンクの登録者は待機患者に対して不足している。浅野氏は化学療法で治療しながら、移植に適合するドナーを待つ。浅野氏は病名を公表する方針という。

 浅野氏は仙台市出身。旧厚生省を経て、1993年のゼネコン汚職に伴う出直し宮城県知事選に立候補して初当選。2005年まで3期務めた。07年には東京都知事選に立候補したが、落選した。

 浅野氏と親しい元宮城県社会福祉協議会副会長の田島良昭氏らが3日、仙台市内で会合を開き、骨髄バンクへの登録を広く呼び掛けることを確認した。田島氏は「登録者が増えれば、浅野氏に合うドナーが見つからなくても、同じ病気で苦しんでいる人の役に立つ。多くの人に協力をお願いしたい」と話している。
最終更新:6月4日6時13分




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