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by hiroseto2004

千葉市長選、くまがいさんが初当選

Excite エキサイト : 政治ニュース

2009年6月14日 21時22分
<千葉市長選>民主推薦の新人、熊谷俊人氏が当選を確実に
 収賄事件で逮捕、起訴された鶴岡啓一前市長(69)の辞職に伴う出直し千葉市長選が14日投開票され、無所属の新人で元市議の熊谷俊人氏(31)=民主推薦=が初当選を確実にした。現役では全国最年少市長となる。

 無所属の新人で元副市長の林孝二郎氏(63)=自民、公明推薦=と、共産公認で党県委員の結城房江氏(65)の新人2人は及ばなかった。前市長の汚職事件で失われた市政への信頼をどう回復するかなどが争点となっていた。

 総選挙の前哨戦とも位置付けられ、民主の鳩山由紀夫代表らが熊谷氏の応援で千葉市入りしていた。4月の名古屋市長選、5月のさいたま市長選に続いて民主推薦候補が勝利したことで、国政に影響を与えそうだ。

 投票率は43.50%(前回37.20%)、当日有権者数は74万1913人だった。【斎藤有香】


 収賄罪で逮捕・起訴された前千葉市長・鶴岡啓一被告人の辞職に伴う出直し千葉市長選は14日、投開票され、民主党、市民ネットワーク、新社会党が推薦し、社民党が支持する前市議の熊谷俊人さんが、自民党・公明党・連合千葉が推薦する元副市長の林孝二郎さんと、共産党公認の元市議・結城房江さんを破り、初当選しました。

31歳の熊谷さんは、最年少の政令指定都市市長となりました。

■「無難な官僚市長」続き「緊張感低下」

千葉市では、60年間、官僚天下り・助役出身どちらかには該当する市長を、自民・公明・労組が推薦するという構図が続きました。

現役の行政職員の立場から言わせていただくと、この手の首長は、『手堅い』し、『話がわかる』から、『やりやすい』という利点はあります。労組(自治労)的にも「組合の先輩(管理職といえども、市役所出身なら労組経験があるし、官僚出身でも、対労組は慣れている。)だから話がわかる」から交渉しやすいのも確かです。

しかし、一方で、役所の内部が緊張感を欠くし、「年配の権力がある男性」中心の体質が温存されるなどの弊害が出てきます。市民との情報共有がうまくいかない場合もある。

そうしたことの延長線上に鶴岡被告人の事件も起きました。いわゆる悪しき「金権千葉」体質が現われてしまったのです。

■汚職市長と「正反対イメージ」奏功、熊谷市長

そうした体質に対して千葉市民も厳しい批判の目を向けました。「年配者、官僚出身、自公推薦」と正反対の「市役所外部、若手、非自公」の熊谷さんに票が流れた、と思われます。

この点が、男性自民系市長の「連続逮捕辞職」の後、「完全無所属女性」の中川とも子さんが当選した宝塚市長選挙と似た状況です。
「女性の街」宝塚に「汚職をしない」女性市長

千葉市は、国政選挙では民主党・共産党、主婦を中心に市民ネットワークが比較的強いなど、リベラルな風土もあるのです。が、一方で、東京都内へ通勤する「千葉都民」が多く、昼間も地域にいるような主婦を除けば、リベラルな人の間では、比較的地方自治への関心が低下しがちです。そういう中で、投票率が低く推移し、保守基盤や公明党、労働組合などの組織をかっちり固めた官僚出身者が当選してきたということもあります。

しかし、今回は、保守基盤が崩壊。そして、熊谷さんに票が流れたのです。

■野党共闘、共産離脱で「ひやり」

今回の市長選は、鶴岡被告人逮捕までは、民主党は自主投票の構えでした。
林候補に、連合千葉も相乗りしていました。一方で、市民ネットや共産党、新社会党などの左派のみなさんは、共同候補擁立をめざし、「市民の千葉をつくる会」で活動していました。

ところが、鶴岡被告人が逮捕されたため、民主党が独自候補として熊谷さんを擁立。熊谷さんが、「つくる会」に対して、支持を求めたのです。

市民ネット、共産党はそれぞれ、別々の知識人の擁立を考えていました。

しかし、勝てる候補を、というの議論でまとまりました。この結果、共産党も、ネットも「つくる会」に出席して支持を求めた熊谷さん支持で固まるか、に見えました。

千葉市長選野党統一で「ガラス張り」31歳候補

過去二回の市長選では、鶴岡被告人の得票<民主系候補+共産系候補でしたから、野党共闘の期待が高まりました。

しかし、結局、共産党は、「政策に違和感はないが、熊谷さんは民主党丸抱え」である、として熊谷さんへの不支持を表明したのです。

さらに、5月26日、共産党は元市議の結城さんを公認候補として擁立しました。共産党も「勝つ気」がある程度あるときは、時間を掛けて、党外の左派系の知識人や有名人などを、市民団体との共同の無所属候補として擁立し、無党派層も取り込む戦術を取ります。しかし、準備期間がないため、党内の引退した元市議を、緊急避難的に擁立しました。

千葉市長選、野党共闘に立ちこめる暗雲


■市長を選っびぱなしにしないで

 「これはまずい」、とおもいました。

 しかし、あまり共産党を批判して野党同士で内ゲバになってもいけないとおもい、それ以上の批判はわたしも控えました。そして、千葉市民を信ずることにしました。わたしの期待通りの結果を千葉市民が出していただいたことに心から感謝したい。「金権千葉」が嫌で「おじいちゃんの家が千葉にある」といえなかった少年時代も、いまや「笑い話」です。

 ただ、議会多数派は、自公です。熊谷市長も気は抜けません。市外のわたしがあれこれ言うのは傲慢なのは承知しております。市民のみなさん。選挙で選んだだけにせず、市長を支え、市政改革を支えていただきたいとおもいます。

■他党派・無党派に謙虚に耳を傾けよう・・民主党への教訓1

 もちろん、民主党も、勝利したとはいえ、課題を残しています。

 第一の課題は「もっと謙虚に」ということです。

 「衆院比例定数を80削減する」「参院定数も削減する」など、共産党や社民党などに「喧嘩」を売るかのような発言を幹部が繰り返しており、共産党ばかりも責められない面がありました。

 最終的に「熊谷支持」でまとまった市民ネットの幹部の方も「本当は女性知識人を擁立したかった。しかし、民主党を「勝つ」ためには推さざるを得ない」という断腸の思いだったそうです。その思いに対してわたしも一応「民主党サイド」の人間の端くれとして、心から経緯を表したいと思います。

 そのことは、厳しい選挙戦を勝ち抜いた熊谷市長はもうご認識されているとは思います。そして、僭越ながら、民主党幹部の方にも再度、念押ししたい。

 傲慢になってはいけない。「とにかく勝てる人を出さねば」という観点で、他党派や無党派の人が「我慢している」からこそ、民主党の今の「勢い」があることを自覚しなければなりません。傲慢になってはいけないのです。

■労組幹部ではなく労働者を向こう・・・民主党への教訓2

今回、林候補に、自民・公明・連合千葉が相乗りしています。一方、民主党市議だった(今は離党し無所属)熊谷俊人さんは、民主、市民ネット、新社会の推薦と社民の支持を受けていますが、連合は、自民系の林候補に取られています。にもかかわらず、熊谷候補が当選したのです。

はっきりいってしまえば、民主党など野党は、「労組ではなく労働者(正社員だけでなく、非正社員、小規模事業者、農民なども含む)に支持されるような政治を行なえばよい」のです。熊谷さんのスタッフには、労組とは関係ないような若い人が多数おられました。それがよかった。多分労組幹部は、口先はともかく、実際には、若い人のために本気にはなってくれない面がある(だから独自の運動で補完する必要があるのですが)。

もちろん、わたし自身も、連合系の自治労組合員です。しかし、千葉市長選挙の結果を見れば判るとおり、正社員・男性中心が中々脱せられない既存の労組幹部に民主党は「過剰に擦り寄らなくてもいい」と思います。そのほうが、組合にとっても政治と適度な緊張関係を保てていいとおもいます。

 民主党などの野党は労働者(非正規雇用者、小規模事業者や農民も含め、国民の大半を占める)のほうを向いた政策を打ち出せばいいのではないでしょうか?それが千葉市長選挙の教訓のもうひとつです。

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by hiroseto2004 | 2009-06-14 22:10 | 千葉市政 | Trackback