ウイグル自治区で暴動

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中国の暴動、死者１４０人に 新疆ウイグル、負傷８２６人
　中国の画像サイトに投稿された、５日に撮影された新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の様子（共同） [ 写真拡大 ]
　【ウルムチ６日共同】中国新疆ウイグル自治区当局者は６日、区都ウルムチで５日夜発生した大規模暴動による死者が１４０人に上り、８２６人が負傷したと発表した。新華社が伝えた。死者数はさらに増える見込み。４９年の建国以来、少数民族暴動としては最大級規模とみられる。胡錦濤指導部は１０月に建国６０周年を控え国内の「安定と団結」を最重視しており、今後は一段と引き締めを強める見通し。

旧ソ連だったカザフスタンなどとともに、この地域は、大きな意味で言えばトルコ系の方々が多い地域です。ウイグル人も広い意味で「テュルク系」です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%82%AF

今の場所にある「トルコ共和国」の「トルコ」は、欧州から逆輸入された概念で、昔は「トルコ人」という感覚は余りなかったそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E4%BA%BA
以上がウイグル人についての項目です。

最近では中国も経済発展してきた分、格差も出ています。そして、内陸はやはり遅れていますから、不満も大きいようです。「みなが貧しかった」時代は、抑えられてきた不満も、爆発しやすくなっているようです。

　今の中国は、下手な資本主義国よりも格差大国です。アメリカ、中国、ロシア、次いで日本が主要国では格差大国です。これを力で押さえ込もうとしているのが実態です。

　アメリカがブッシュのときに強権的になったのもそうです(アメリカの場合、国内だけでなく、国外に対しても押さえ込もうとした）しロシアもまたそうです。ロシアの場合は、チェチェンに対してやはり弾圧を加えています。三大国の共通点はイスラムに対する強圧的な態度です。(アメリカは、オバマ政権で、スタンスを変えつつありますが。）

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