民主大勝の陰に共産党「協力」の大きな影響・小選挙区制度と民主党「一人勝ち」という問題
2009年 09月 01日
民主大勝の陰に共産党「協力」の大きな影響
多くの選挙区で立候補を見送り民主党の得票をアシスト
さとうしゅういち2009/09/01
http://www.news.janjan.jp/government/0909/0908319520/1.php
ここまでは、これでいい。とにかく、「えらい人のいう事を聞かないとむごい目に遭わされる」という状態が、とくに地方はありました。これ木っ端微塵に打ち砕いたことは大きいと思います。世襲議員も減りましたし、女性議員比率も上がり、多様な人材が国会に送り込まれました。
自民党の野党転落で、今までは「渋々自民党についていった」人々もさらに離れていくでしょう。自民党の「超新星爆発」は誰にも止められません。
問題は「野党自民党」はどうも「野党」としては、役に立ちそうもないことです。「超新星爆発」のA級戦犯であるはずの安倍晋三さんや小泉純一郎さんは自身が選挙区で圧勝したり、世襲を成功させたりして「生き延び」ました。中川秀直さんにしても、町村信孝さんにしても比例復活してしまった。
一方で、地方重視に回帰すべきだ、という人たちもいます。
「野党自民党」の方向性が見えないのです。おそらくさらに分解していく可能性も高いのではないでしょうか?
さりとて、民主党もこれ以上伸びしろはないでしょう。田舎では「渋々自民党についていた人」を取り込むでしょうが、一方で「自民打倒のためにやむなく民主党」という人が「安心」して離れていく。トータルでは伸びはないでしょう。(ただし、もともと議席が少ない地方選挙では伸びる余地あり)。
現に、2005年以降、ぼつぼつと、議席を得る新党が出来ています。新党日本、国民新党、新党大地、みんなの党・・。保守側でも「自民党だけでは不満足」の人が多いわけです。
今回ご紹介した共産党も、これからは「伸びる」方向ではないか?自民党が「野党」として機能しないなら、共産党が活躍する場は増える。
さらに、今後は左派であたらしい党(貧乏人に特化した「貧乏人党」など)も出る素地は出てくると思います。
そういう意味では、以下の記事もタイムリーです。
小選挙区制度と民主党「一人勝ち」という問題
独裁政治を生む可能性もある制度は見直すべきでは?
鈴木浩2009/09/01
http://www.news.janjan.jp/election/0909/0908319573/1.php
わたしは「自民党体制倒壊」によって、小選挙区制度の意味は薄れたと思っています。
確かに小選挙区制は自民党を劣化させ、同党を「超新星爆発」に追い込みました。それは小沢さんの狙いでもあったのでしょう。
自民党の「超新星爆発」が止まらない!
http://www.news.janjan.jp/election/0908/0908209046/1.php
「麻生おろし」腰砕けにした選挙制度の功罪
http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907187332/1.php
しかし、自民党はもう木っ端微塵です。そうなれば、今後はむしろ「穏健な多党制」へ移行すべきだとおもいます。
志向した選挙制度をあえて民主党の執行部方針とは違いますが、党内においても提起していきたいと思います。ちなみに民主党の「源流」にあたる細川元総理もわたしと似た考えです。
記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
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京野公子がんばれ!
以下の野党各党も参考に
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
多くの選挙区で立候補を見送り民主党の得票をアシスト
さとうしゅういち2009/09/01
http://www.news.janjan.jp/government/0909/0908319520/1.php
ここまでは、これでいい。とにかく、「えらい人のいう事を聞かないとむごい目に遭わされる」という状態が、とくに地方はありました。これ木っ端微塵に打ち砕いたことは大きいと思います。世襲議員も減りましたし、女性議員比率も上がり、多様な人材が国会に送り込まれました。
自民党の野党転落で、今までは「渋々自民党についていった」人々もさらに離れていくでしょう。自民党の「超新星爆発」は誰にも止められません。
問題は「野党自民党」はどうも「野党」としては、役に立ちそうもないことです。「超新星爆発」のA級戦犯であるはずの安倍晋三さんや小泉純一郎さんは自身が選挙区で圧勝したり、世襲を成功させたりして「生き延び」ました。中川秀直さんにしても、町村信孝さんにしても比例復活してしまった。
一方で、地方重視に回帰すべきだ、という人たちもいます。
「野党自民党」の方向性が見えないのです。おそらくさらに分解していく可能性も高いのではないでしょうか?
さりとて、民主党もこれ以上伸びしろはないでしょう。田舎では「渋々自民党についていた人」を取り込むでしょうが、一方で「自民打倒のためにやむなく民主党」という人が「安心」して離れていく。トータルでは伸びはないでしょう。(ただし、もともと議席が少ない地方選挙では伸びる余地あり)。
現に、2005年以降、ぼつぼつと、議席を得る新党が出来ています。新党日本、国民新党、新党大地、みんなの党・・。保守側でも「自民党だけでは不満足」の人が多いわけです。
今回ご紹介した共産党も、これからは「伸びる」方向ではないか?自民党が「野党」として機能しないなら、共産党が活躍する場は増える。
さらに、今後は左派であたらしい党(貧乏人に特化した「貧乏人党」など)も出る素地は出てくると思います。
そういう意味では、以下の記事もタイムリーです。
小選挙区制度と民主党「一人勝ち」という問題
独裁政治を生む可能性もある制度は見直すべきでは?
鈴木浩2009/09/01
http://www.news.janjan.jp/election/0909/0908319573/1.php
わたしは「自民党体制倒壊」によって、小選挙区制度の意味は薄れたと思っています。
確かに小選挙区制は自民党を劣化させ、同党を「超新星爆発」に追い込みました。それは小沢さんの狙いでもあったのでしょう。
自民党の「超新星爆発」が止まらない!
http://www.news.janjan.jp/election/0908/0908209046/1.php
「麻生おろし」腰砕けにした選挙制度の功罪
http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907187332/1.php
しかし、自民党はもう木っ端微塵です。そうなれば、今後はむしろ「穏健な多党制」へ移行すべきだとおもいます。
志向した選挙制度をあえて民主党の執行部方針とは違いますが、党内においても提起していきたいと思います。ちなみに民主党の「源流」にあたる細川元総理もわたしと似た考えです。
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Tracked
from ラ・ターシュに魅せられて
at 2009-09-01 18:27
タイトル : 民主本部が手狭? 自民党本部を地上げしましょ! 「気弱な..
昨日のエントリー。 開票立会人について、随分お問い合わせを戴きました。 ご自分の体験談をお知らせ戴いたKさんのようなかたもいらっしゃいましたが、「いくらもらったんだ?」 と、損得勘定にご関心の強いHN "...... more
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by hiroseto2004
| 2009-09-01 18:19
| 新しい政治をめざして
|
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