エアポートビレッジが民事再生法申請
2009年 09月 05日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200909040227.html
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HAV、民事再生法を申請 '09/9/4
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広島空港(三原市)周辺でゴルフ場とホテルを運営する広島県出資の第三セクター「広島エアポートビレッジ開発」(三原市、HAV)が4日、民事再生法の適用を広島地裁尾道支部に申請した。HAVによると、負債総額は約52億円。9月11日に三原市の本郷生涯学習センターで債権者説明会を開く。
県庁で記者会見したHAVの亀頭睦訓社長は「資金調達のめどが立たなかった。苦渋の選択になるが、民事再生の手続きを開始する判断をした。関係者の皆さまにおわび申し上げます」と述べた。
亀頭社長や県によると、今後作成する再生計画案は、HAVが所有する広島エアポートホテル(三原市)の売却収入を債権者の返還に充て、ゴルフ場の営業は継続していく方針という。
HAVは空港周辺整備の中核として1990年、県や民間企業などで設立。資本金は57億円。県の出資比率は約43%を占める。従業員14人。ゴルフ場は「フォレストヒルズゴルフ&リゾート」で97年にオープンした。
ゴルフ場は利用者数の低迷で赤字経営が続き、2007年から始まった会員の預託金(1口1200万円)の返還延期を会員に要請。しかし、昨秋の経済危機を境に返還請求は急増し、資金不足で応じられない状態に陥っていた。負債総額のうち、預託金は27億8400万円(232口)、県からの融資残高23億7千万円。
最大出資者の県は、ゴルフ場を県が、ホテルを別の三セクが取得し、その売却収入で預託金を全額返還する支援策を検討したが、さらなる公金投入への県議会内の異論や慎重意見などを考慮し、断念した。
【写真説明】HAVの民事再生法適用申請について説明する亀頭社長
バブル期の計画が破綻した典型例です。まあ、全国どこでもおきている事例ではあります。
前提条件がもう狂っているのですから、こうするしかなかったでしょう。これ以上公金を投入しても無意味です。
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