広島県が控訴【鞆の浦訴訟】
2009年 10月 15日

鞆の浦訴訟原告団事務局長の松居秀子さん。
「話し合う場を」と訴える。
http://www.excite.co.jp/News/society/20091015/Kyodo_OT_CO2009101501000205.html
2009年10月15日 10時27分
鞆の浦訴訟で広島知事控訴 「景観の定義あいまい」
瀬戸内海の景勝地・鞆の浦の景観保護をめぐる訴訟で、広島県の藤田知事は15日、差し止めを命じた広島地裁判決を不服として控訴した。「一審判決が認めた景観利益の定義があいまいで、免許交付する知事の裁量権も不当に狭く解釈している」との理由。福山市などと協議を重ねた末に「漠然とした景観保護のために事業が止まれば、ほかの公共事業にも影響が出かねない」として、広島高裁で争う方針を決めた。
藤田知事は「漠然とした景観保護」とおっしゃいます。
しかし、原告団の大井団長に鞆の旧跡案内を頂いた際、2009年6月現在で「知事は一度もこの場所にはお見えにならなかった」ということをうかがっております。その後も訪れたという話は聞きません。
一方、裁判官は実際に鞆の浦の現地にお見えになっています。その上で判決を出されています。
一度も現地を見ないで、実際に現地を見た裁判官の判断に異議を申し立てた藤田知事。その知事に、裁判官を「漠然とした景観保護ののために・・」などと批判する資格はあるのでしょうか?
「まずは、控訴ありき」だったとしか思えません。
福山市などと協議した、などといいます。その福山市も一応説明会は開いています。が、その説明会は「まず埋め立て架橋ありき」の説明会ばかりでした。
そういう福山市当局の意向をそのまま受けた控訴だったのではないでしょうか?
大井団長は、「全く反省もないまま控訴した」と厳しく批判されていました。まったくそのとおりです。
全く残念なことですが、そんな藤田知事も、11月28日で任期が切れ引退です。10月22日告示・11月8日投票の知事選挙で新知事が誕生します。
新知事に置かれては、「いったん計画を白紙にしたうえで、鞆の浦をどうすべきか?」を知事、市長、賛成派、反対派などが忌憚なく議論できる公開の討論会などを開催すべきではないでしょうか?
・【鞆の浦訴訟】広島県知事が控訴
・鞆の浦「埋め立て架橋中止」に観光客が続々署名--2009/10/13
・福山市民がよむ 鞆の浦開発中止判決の行方--2009/10/2
・「鞆の浦架橋問題」通し、瀬戸内の未来を考える 2009/06/18
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