提案されては消えていった政府紙幣、発行してみたら?
2009年 10月 15日
JANJANにも、政府紙幣が登場しました。
提案されては消えていった政府紙幣、発行してみたら?
矢本真人2009/10/15
http://www.news.janjan.jp/government/0910/0910151658/1.php
正直に申し上げて、もはや、「小さな政府」では持たないのです。もっと正確に言えば、雇用、子育て、教育、介護、医療などに十分な財源が回ってこなかった付けがいま噴出しているわけです。
貧困が再生産されているのです。
そうした中で、財政支出が今、膨らむのは仕方がありません。ただ問題はそれをどうまかなうかです。
アメリカは、戦時中、戦争を理由に累進課税を強化しました。一方で当面をしのぐためには、国債を発行し、連銀に引き受けさせたのです。これは実質的に政府紙幣=政府が直接お金を発行することです。
お金持ちに国債を買わせると、お金持ちに利子を払わないといけない。その分、所得再分配に逆行します。この点で政府紙幣は利払いがない分、優れています。
結局、今の日本も政府紙幣も含む政策で急場をしのぐ。
一方で、まず、所得税や法人税(大手向け)からしっかり取るようにする。景気が良くなり次第、税収が増えるような仕組みにしておく。
これしかないでしょう。
以下に記事についた賛成コメントを引用させていただきます。わたしも、このコメントは面白いし検討に値する、と思います。
赤字は引用者
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提案されては消えていった政府紙幣、発行してみたら?
矢本真人2009/10/15
http://www.news.janjan.jp/government/0910/0910151658/1.php
正直に申し上げて、もはや、「小さな政府」では持たないのです。もっと正確に言えば、雇用、子育て、教育、介護、医療などに十分な財源が回ってこなかった付けがいま噴出しているわけです。
貧困が再生産されているのです。
そうした中で、財政支出が今、膨らむのは仕方がありません。ただ問題はそれをどうまかなうかです。
アメリカは、戦時中、戦争を理由に累進課税を強化しました。一方で当面をしのぐためには、国債を発行し、連銀に引き受けさせたのです。これは実質的に政府紙幣=政府が直接お金を発行することです。
お金持ちに国債を買わせると、お金持ちに利子を払わないといけない。その分、所得再分配に逆行します。この点で政府紙幣は利払いがない分、優れています。
結局、今の日本も政府紙幣も含む政策で急場をしのぐ。
一方で、まず、所得税や法人税(大手向け)からしっかり取るようにする。景気が良くなり次第、税収が増えるような仕組みにしておく。
これしかないでしょう。
以下に記事についた賛成コメントを引用させていただきます。わたしも、このコメントは面白いし検討に値する、と思います。
> 提案しているのは、我が国の著名な経済学者ではない。どちらかというと亜流の経済学者だ。
本来は日銀がマクロ経済コントロールを普通に行っていれば、これ程、日本経済が落ち込む事はなかった。
その上に、今回の金融恐慌での不熱心な金融緩和しか行わなかった事が更なる落ち込みを齎した。
まさに「白川大不況」と言ってよい。
まともな経済学者は日銀が大胆で大規模な金融緩和政策(量的緩和)を行えと言っている。その上で財政政策を行う事が必要という事になる。
量的緩和政策に関して以下から引用
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/58f3c310b884a37856970ea988672068/page/1/
>非伝統的金融政策とは、米プリンストン大学の教授で、著名な金融学者でもあったベン・バーナンキFRB議長によれば、次の三つに集約できる。【1】将来の金融政策ないし短期金利についての予想をコントロールする、【2】特定の資産を大量に購入する、【3】中央銀行のバランスシートの規模を拡大する、の三つだ。
ところが日銀が巧みにサボタージュしているのに加え、民主党政権が日銀の独立を尊重すると独立の意味を取り違えて関与していない。
正しくは政策手段の独立であり、政策目的は政府と一体化なのだが。
また、民主党政権は自民党政権の再配分を大きく変えようとしている。無駄を削減する事は本来なら良い事だが、この非常時には 景気を間違いなく悪化させるし、再配分の構造改革も同様に景気を悪化させる。
民主党の政策は中長期的には正しいが、短期的には景気を悪化させてしまう。極端に悪化すれば民主党の政権自体が頓挫しかねない。
そこで、短期の悪化を乗り切る為には変則的ではあるが政府紙幣の大規模な発行が必要になる。この発行に、まともな経済学者は積極的には反対しないだろう。
ハイパーインフレの懸念だが、実際にハイパーインフレを引き起こした国を見てみる。
第一次世界大戦敗戦のドイツ(生産基盤の破壊と巨額の賠償金)サッチャー政権下の英国との戦争に敗れたアルゼンチン(巨額の債務と生産基盤の弱体による高いインフレ)ジンバブエ(生産性の高い産業がない上に稚拙な経済運営による財政破綻)と共通するのは財政破綻と生産基盤の極端な弱さ。
日本には巨大な生産能力があるし、財政も粗債務こそ巨額だが日本国の持つ金融資産を差し引くと、純債務は欧州先進国並みで、あまり心配はない。
一つの懸念は不況時に紙幣を配布しても、貯蓄に回る傾向が強いことだ。この為、来日した経済学者のクルーグマンはこの種の政策に否定的であった。
しかし、国民に消費のインセンティブをつけるのは難しくはない。
例えば、数字はあくまで目安だが、財政政策で真水十数兆円規模を行っても需要が依然として50数兆足りない。
これに対して半分が貯蓄に回るとして100兆円規模の政府紙幣を二、三年で様子を見ながら国民に支給する。その上で一年後から毎年、0.5%ずつ消費税を上げる事を政府は宣言する。
消費税が毎年上がっていくのだから、早く消費した方が有利になる。これに対してデフレは時間がたつごとに値段が安くなるのだから、消費が抑制されるし、時間がたつごとに貨幣の価値があがるから貯蓄が有利になり景気が悪化する。
増税による増収分で、発行した政府紙幣を相殺していけば、10年もしないうちに政府紙幣は回収される。
紙幣には金利が付かないのだから、赤字国債を発行するよりははるかに良い。
それ以後の増収は福祉に回せば、民主党の政策財源は確保される。
赤字は引用者
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by hiroseto2004
| 2009-10-15 23:40
| 経済・財政・金融
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