兼松の敗訴が確定【賃金差別事件】
2009年 10月 23日
兼松の敗訴確定
兼松建設の敗訴が決定しました。まずは、原告の皆さん、おめでとうございます、と申し上げたい。
しかし、いよいよ、これからですね。むしろスタートラインについたというべきでしょう。
記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!
人気blogランキングへ
みんなであたらしい広島県をつくる会
みんなであたらしい広島県をつくる会(MIXI)
広島市長・秋葉忠利
熊谷俊人と一緒に新しい千葉を!(MIXIコミュニティー)
とくらたかこ応援団
京野公子がんばれ!
以下の与党各党も参考に
「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
兼松の敗訴確定 2009年 10月 23日(チャコチャンブログより)
10月20日最高裁(第三小法廷、那須弘平裁判長)が兼松と女性社員双方の上告を棄却する決定を出した。
最高裁の判決は何の前触れもなく、突如として出る。
総合商社兼松に勤務していた女性6人が差別的な賃金制度があったとして、男性の賃金との差額分の支払いを求めた訴訟の上告審である。
兼松の男女コース別処遇が労基法4条に違反していたとして、6人中4人に約7300万円支払うよう兼松に命じた二審、東京高裁判決が確定したことになる。
しかし、2人の訴えが認められなかった高裁の判決内容が、最高裁にて再考されなかったことはとても残念であり、切り捨てられた2人の高裁判決理由も根拠の薄いものであり、原告・企業側双方にいい顔をしたものかと思う。
1986年男女雇用均等法が施行された後も、使用者側はあの手この手で画策し、賃金差別をしてきたことは事実である。14年もの長きに渡り、その間定年退職を迎えた者が4人。日本の裁判は本当に時間が掛かる。これでは裁判によって「人としての尊厳を取り戻そうとする人」はほんの一握りの人しか救われないことになる。
日本の司法界が世界に伍して行くには、司法に携わる裁判官たちへのジェンダーに対する意識の教育も必要かと思われる。
差別は少しづつ前進しつつある。雇用の厳しい今、依然として大部分の女性がパート労働者に閉じ込められ、安い賃金で雇用され、厳しい生活をしいられている現実に変わりはない。新しい民主党政権に変わり、粛々と進められてはいるが、国民の目線に立ってどこまで実現できるのか見極めなければならない。少しも気を抜かずに、これかれも運動を続けて行く他はない。
兼松建設の敗訴が決定しました。まずは、原告の皆さん、おめでとうございます、と申し上げたい。
しかし、いよいよ、これからですね。むしろスタートラインについたというべきでしょう。
記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!
人気blogランキングへ
みんなであたらしい広島県をつくる会
みんなであたらしい広島県をつくる会(MIXI)
広島市長・秋葉忠利
熊谷俊人と一緒に新しい千葉を!(MIXIコミュニティー)
とくらたかこ応援団
京野公子がんばれ!
以下の与党各党も参考に
「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
Tracked
from Die Weblogta..
at 2009-10-23 23:10
タイトル : 楠 桂 『不育症戦記』 (月刊オフィスユー連載中・集英社..
にゃごやに住むマンガ家の 楠 桂 が二人目の子供が欲しくなり,「市立城西病院」に出入りしたという話の続きです.何と,このマンガの題名 「不育症戦記」 で goo 検索すると,何と未だにあたしのブログの第2回目の記事がトップに,第7回目の記事が二番目に出ています! それだけ不妊に悩む女性が多いということでもあるのでしょうかねぇ.(前回のお話は右上の「少女マンガ3」をクリックすると出てきます.その前は左の欄の「少女マンガ2」をクリック!) ちなみに,当時,楠 桂さんの主治医だった青木先生はいま千種...... more
にゃごやに住むマンガ家の 楠 桂 が二人目の子供が欲しくなり,「市立城西病院」に出入りしたという話の続きです.何と,このマンガの題名 「不育症戦記」 で goo 検索すると,何と未だにあたしのブログの第2回目の記事がトップに,第7回目の記事が二番目に出ています! それだけ不妊に悩む女性が多いということでもあるのでしょうかねぇ.(前回のお話は右上の「少女マンガ3」をクリックすると出てきます.その前は左の欄の「少女マンガ2」をクリック!) ちなみに,当時,楠 桂さんの主治医だった青木先生はいま千種...... more
by hiroseto2004
| 2009-10-23 12:55
| ジェンダー・人権(労働問題)
|
Trackback(1)