「亀井大蔵大臣」で、再分配・積極財政による貧困撲滅を!
2009年 10月 25日
以下の「きまぐれな日々」の記事をまずごらん頂きたいと思います。
再分配こそ財政の肝 ─ 消費税増税による財政再建は論外だ
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1008.html
おおむね賛成です。
わたしは、あえて言う。
藤井財務大臣と平野官房長官という馬謖を斬らないと、日本経済は大変なことになりかねないのではないか?
泣いて馬謖を斬る - Wikipedia
亀井静香さんに財務大臣を兼務させれば良いとおもいます。
とにかく、全体の景気が良くない。景気がよければ、介護・農業以外でも、職はいくらでも、とはいいますまいが出てきます。
個人と地域の企業に直接お金が回るようにすることでしょう。
一方で、お金持ちには無利子国債を買っていただくとともに、所得税の累進課税を強化すればよいのです。
藤井財務大臣の「教育費支援廃止」は本末転倒の弱者切り捨て
「子ども手当」で平野官房長官に2枚目のイエローカード
亀井静香さんには経済財政担当大臣ポストが最適
参考リンク・記事
広島県知事選に向けた公開討論会
中国新聞 2009広島県知事選
・「広島県知事選」のタグ付き記事
・「無難な候補者」選び、吉か凶か?民主党【広島県知事選】
・ 広島県知事選、ほぼ構図が固まる
・宮城県知事選「民主苦戦」の暗雲、広島にも拡大?
・湯崎英彦さんと民主党の課題
・福山駅前街宣&鞆の浦視察
・広島県知事選、民主独自候補断念で「与党分裂」へ
・「エライ人だけでつくる」から「みんなでつくる」広島県へ
・広島県知事選 民主・自民とも独自推薦候補を断念 2009/10/10
・ 広島県知事選挙、民主党が党主導で独自候補 2009/09/17
・「エライ人だけで作る」から「みんなで作る」広島県へ 2009/09/09
・県政無惨 広島県知事引退で残された苦すぎる教訓 2009/06/25
各候補者のHP
かわもと康裕 オフィシャルサイト (川元康裕)
柴崎美智子オフィシャルホームページ
村上昭二さん(日本共産党広島県委員会)ゆざき英彦のオフィシャルサイト
広島県議会議員 河井あんり
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以下の与党各党も参考に



「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
再分配こそ財政の肝 ─ 消費税増税による財政再建は論外だ
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1008.html
(前略)
それより問題なのは、わが国の貧困率が15.7%に達し、自殺者が年3万人を超え始めた1998年以降をとっても最悪に達した(2007年)ことであり、それにもかかわらず、財務官僚の意を受けた鳩山内閣が、母子加算を復活するから、高校等就学費や学習支援費を廃止しようなどとしていることだ。
小沢一郎や植草一秀とともに、鳩山由紀夫を「政権交代の三種の神器」として崇め奉っていた人たちの間では、鳩山由紀夫首相への批判はタブーらしく、明らかに小泉純一郎内閣発足当時を思わせるような緊縮財政政策を志向している鳩山内閣に対する批判は弱いし、数少ない批判者も、平野博文官房長官や藤井裕久財務相への批判はしても、鳩山由紀夫首相に対する批判は抑え気味だ。しかし、菅直人の就任が有力視されていた官房長官に平野博文を選んだのも、小沢一郎との緊迫したやりとりのあげく、小沢が極めて強く抵抗していた藤井裕久の財務相就任を強行したのも、いずれも鳩山首相だった。そして、なんといっても8年前の小泉純一郎内閣発足当時、小泉と「改革」の先鋭さを競う方針を打ち出したのは、当時も民主党代表を務めていた鳩山由紀夫なのだ。その時と今で、鳩山首相は何も変わっていないと私は思うし、このざまではマスコミの言うような「民主党発の不況」が本当に深刻化しかねないとも危惧する。
政治家としての力量だけで言うなら、総理大臣は鳩山由紀夫より菅直人の方がよっぽど良かった。だが、もし菅直人が総理大臣であれば、マスコミの政府への集中砲火は現鳩山首相へのそれとは比較にならないほど熾烈なものになっただろうと思われる。それを考えると、どちらが良かったかは一概には言えないのだが、少なくとも鳩山政権の経済政策に大した期待ができないことは間違いなさそうだ。
鳩山内閣以上にどうしようもないのがマスコミで、彼らの頭にあるのは財政再建と消費税増税だけと言っても過言ではない。マスコミの意向を気にするのは昔からの民主党の習性だが、ある意味藤井財務相が今のような方向性をとるのも、マスコミの後押しがあるからだといえる。特に、藤井氏を財務相に起用するかしないかで鳩山由紀夫と小沢一郎がもめていた時、テレビ朝日『サンデープロジェクト』司会者の田原総一朗が、藤井財務相を実現させるために渾身の力を振り絞っていたのを見て、なんだこいつ、と思ってしまった。
ところで、しばらく前に、民主党政権と自民党町村派の政策の類似性を指摘して、今年1月に『日経ビジネス』のコラムに載った神野直彦東大教授(当時。現関西学院大学教授)のインタビュー(下記URL)にリンクを張った非公開コメントを送ってきた読者がいた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090105/181859/
当ブログの継続的な読者であれば、私がしばしば神野教授の論考をブログで紹介してきたことをご存じのはずで、今さら神野氏の論考をもって私を説得する必要などないことくらい了解していることと思う。なぜこのコメント主はコメントを公開にしなかったのかと訝る次第だが、実はこのコメント主はコメント中で消費税増税を否定しない、というよりブログ主の私に対して、暗に消費税増税肯定の立場に立てと促す立論をしていたのである。つまり、当該コメントが公開されれば、当ブログの読者から批判を浴びることは確実だった。それが嫌でコメントを非公開にしたのだろうと私は推測している。
具体的には、コメント主は
「雇用創出のための公共投資」なんて小さな話ではなく、しかるべき政府の役割を認めて、出すべきところには金を出し、その財源として応分の負担を求めるというのが正しい左派のありかたのはず。それが消費税であるかどうかは、本来小さな話にすぎない。
などと書いていたのだが、実はこれは、神野教授の主張とはかけ離れているのである。
神野教授は、著書『財政のしくみがわかる本』(岩波ジュニア新書、2007年)の中で、次のように書いている。
(前略)国民からとりたてた税金を、国債の借金返しに使えば、一般の国民から税金をとって豊かな人々にお金を配分してしまうという現象になるのです。
現在日本でおこなわれようとしている、財政再建のために消費税を増税しようという政策は、この典型です。なぜなら、消費税は負担が逆進的で、貧しい人に負担が大きく、豊かな人に負担が小さいからです。税金で貧しい人々に負担を求め、国債を持っている豊かな人々にお金を配分することになるわけです。
つまり、本来の財政は、国民のお金を右のポケット(豊かな人々)から左のポケット(貧しい人々)に移すのが役割なのですが、財政再建のための消費税増税では、左のポケットからお金をとって、右のポケットに押しこむという逆再分配が行われる危険があるということです。
(神野直彦 『財政のしくみがわかる本』 (岩波ジュニア新書、2007年) 137頁)
つまり、神野教授は「応分の負担を求めるというのが正しい左派のありかたのはず。それが消費税であるかどうかは、本来小さな話にすぎない」というコメント主の主張とは真逆に、所得の再分配という財政のあるべき姿に反する消費税増税という手段によって財政再建を図ってはならないと主張しているのである。
コメント主は、偉そうに「神野直彦氏の以下の言葉をかみしめるべきであろう。」などと書きながら、前記『日経ビジネス』のコラムから、次のような神野教授の発言を引用している。
―― 国と国民の信頼関係が失われている日本は悪循環に陥っていますね。
神野 正直なところ、今の国民が言っていることはよく分からない。メディアを含めて、「増税をするなら歳出を削減しろ」と言う。普通、公共サービスは国民の生活を支えるのに必要なものでしょう。そう考えると、多くの人は「必要な公共サービスを減らしてくれれば、負担増に応じる」と言っていることになる。
―― …まあ、そういうことになりますね。
神野 それからさ、「財政再建のための増税に応じる」と言う人も多い。財政再建なんだから、サービスは増えませんよね。つまり、「サービスが減るか、同じだったら負担増に応じてもいいけど、サービスを増やすのは嫌だ」と言っていることになる。こういう考え方は普通あり得ない(笑)。どうなっているのか分からない。端的に言ってしまえば、民主主義が機能していない。
(『日経ビジネス』 2009年1月8日付 「この国のゆくえ 危機の今こそ考える」掲載 「手厚いセーフティーネットが強い国を作る」より)
この神野教授の言葉をかみしめるべきだ、というコメント主の主張に私は大賛成である。昨今の、歳出を削減しろとばかり民主党政権に迫るマスコミ報道ほど私を苛立たせるものはない。マスコミは、鳩山民主党政権に「小泉改革路線に再帰せよ」と迫っているのであり、それに便乗して「小さな政府」路線を走ろうとしているのが財務官僚、平野官房長官、藤井財務相、そしてほかならぬ鳩山首相その人なのである。これでは、失われた27年(俗に「失われた10年」とか「失われた20年」などといわれるが、私は日本における新自由主義の創始者・中曽根康弘内閣の発足時を起点とすべきだと考えている)をさらに継続せよ、と言っているようなものだ。政府支出を悪、財政再建を善と決めつける神話自体が間違っているのだが、いったいこのことを何度言えば良いのだろうか。財政再建は好況時にこそやるべきものであって、不況時には積極財政が欠かせないのである。応急的な諸施策とともに、長期的には「グリーンニューディール」への注力が絶対に欠かせないが、新自由主義に反対しているはずのネット左翼が、「真正保守(笑)」と共闘して「地球温暖化陰謀論」などを唱えて、グリーンニューディールに水を差す愚行を演じる。そして、「左派は人々に応分の負担を求めよ」などと言いながら、当ブログ管理人に「消費税増税を主張せよ」と迫って、あつかましくもそれとは正反対の主張をしている神野直彦氏の発言を引用して当ブログにコメントしてくる人間もいる。冗談ではない。神野教授も指摘しているように、所得の再分配は財政の大きな任務なのである(前記『財政のしくみがわかる本』の第4章を参照)。まるで、わが国で「政治に関心のある」人々の多くは、寄ってたかって日本を没落させようとしているかのようだ。「応分の負担を求める」べき相手は富裕層である。新政権は「大きな政府」の方針を鮮明にして、現状応分の負担をしているとはとてもいえない富裕層に「応分の負担」をしてもらい、本来得べかりし所得を手にすることができていない貧困層に所得を再分配しなければならない。そうしない限り、日本経済が再び浮上することはない。
まさにこのエントリを書き上げようとしている今、葉隠さんからタイムリーなコメントをいただいたので、これを紹介して今日のエントリの締めにしたいと思う。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1006.html#comment7769
公共事業そのものは悪ではないと思いますよ。
問題は優先順位。
一律に公共事業を削減する大愚策により 地方経済は疲弊しました。
老朽化したインフラが全国で沢山あります。もっと、生活に密着した分野に投資すれば内需拡大を図ることができます。
田中角栄氏を批判する方もいますが、私は『政治の本質は利益誘導』だと考えています。
70年代に求められたことと現代に求められることは違いますが、税金をいかに適正に再配分するかの本質は変わりません。
2009.10.22 23:46 葉隠
そう、再分配こそ財政の肝なのである。それを、「バラマキ」などという言葉を用いて非難するのは、日本を滅ぼしたい国賊の新自由主義者である。
おおむね賛成です。
わたしは、あえて言う。
藤井財務大臣と平野官房長官という馬謖を斬らないと、日本経済は大変なことになりかねないのではないか?
泣いて馬謖を斬る - Wikipedia
亀井静香さんに財務大臣を兼務させれば良いとおもいます。
とにかく、全体の景気が良くない。景気がよければ、介護・農業以外でも、職はいくらでも、とはいいますまいが出てきます。
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一方で、お金持ちには無利子国債を買っていただくとともに、所得税の累進課税を強化すればよいのです。
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・「広島県知事選」のタグ付き記事
・「無難な候補者」選び、吉か凶か?民主党【広島県知事選】
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・広島県知事選 民主・自民とも独自推薦候補を断念 2009/10/10
・ 広島県知事選挙、民主党が党主導で独自候補 2009/09/17
・「エライ人だけで作る」から「みんなで作る」広島県へ 2009/09/09
・県政無惨 広島県知事引退で残された苦すぎる教訓 2009/06/25
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by hiroseto2004
| 2009-10-25 16:48
| 新しい政治をめざして
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