【選択的夫婦別姓】家族の絆が薄まるというのは慎重理由として疑問符

鳩山総理が、選択的夫婦別姓に慎重な答弁をされました。

その理由として『家族の絆が薄まる』ということです。
これは疑問符です。世の中、いわゆる事実婚夫婦もたくさんいます。

また、弟には母方の家を継がせる、という例もあります。安倍元総理の弟の岸信夫さんは、母方の岸姓を名乗っています。しかし、じゃあ仲が悪いかといえばそんなことはない。

選択的な話ですから『自分は夫婦同姓』という人はそれでいい。

また、もっといえば、そもそも戸籍がわずらわしいですね。

様々な手続きに際し、いちいち面倒です。住民票とあわせて二倍手間がかかる。
日本、韓国、中華文化圏だけの制度ともいえる。

しかし、韓国も戸籍は廃止しました。

そのかわり、本人を中心とした家系図を検索できるようにしています。

『変えたら副作用があるから現状を墨守する』が日本のデフォルトでした。

また、それへの反動として、小泉純一郎さんのように、『改革なくして成長なし』などという単純な議論がウケてしまった。

そうではなく、では変えた場合の副作用にどう対処するかまでふくめた議論が必要です。



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