ひき逃げも日本人なら凶悪犯罪
2009年 11月 10日
平野博文官房長官は、沖縄県読谷村で発生した米軍関係者によるとみられるひき逃げ
事件について、殺人などの凶悪犯罪に限り米兵容疑者の起訴前引き渡しを可能とした
日米両政府の合意は適用されないとの認識を示した。
☆起訴前引き渡しの対象に入らず=沖縄ひき逃げ事件で官房長官 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00000095-jij-pol
しかし、いまやひき逃げ放置事件は、殺人罪で起訴される例も多くなっています。
2008年12月には大阪府富田林市でひき逃げした男性被疑者が殺人罪で大阪地検堺支部に起訴されました。
「人を引きずっているかも」 富田林ひき逃げ、殺人罪で起訴 -
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081205/crm0812052052030-n1.htm
日本人がひき逃げすればいまや殺人罪を適用されるケースも増えているのです。遺族・被害者の感情を考慮しています。
今回の現場の状況がわからなければなんともいえません。
しかし、最近の司法の状況を見ても、「殺人罪の適用」もありうるわけです。ならば、これは引渡しの対象になりうる犯罪ではないでしょうか?
交通事故を起こした場合、救護義務があります。救護をせずに立ち去れば、当然人が死ぬかもしれないという認識はあるわけです。計画的に人を殺すよりは量刑は軽くなるでしょう。しかし、人が死んでもかまわない、と思ったという意味では、悪質といえるのではないでしょうか?
もちろん、これについては、おそらく司法関係者でも賛否両論あるでしょう。ただ、日本人(外国人でも民間人)が犯した犯罪については、このように厳しい量刑が適用される傾向にあります。
平野官房長官は、最近の司法に疎いのでしょうか?それはそれで、一般常識的なこともご存じないで官房長官をされているのはいかがなものか?
一方、最近の司法の動きをご存知であるならば、アメリカにこびているということなのでしょう。
ひき逃げをした日本人に最近では殺人罪が適用されているのだからアメリカ兵にも公平を期するために適用することもありうる。だから引き渡してくれ。このようにアメリカを説得するべきではないのか?
平野官房長官は、こども手当問題で、財務官僚に媚びるかのような対応を一時とっておられました。
「子ども手当」で平野官房長官に2枚目のイエローカード
http://www.news.janjan.jp/government/0910/0910201904/1.php
その前はマスコミに媚びたのか、記者クラブの開放に後ろ向きな態度を取られていた。
そして今回のことです。
もう、イエローカード三枚目。
アメリカに過剰に媚びすぎる。官僚や財界など「エライ人」の利益ばかりを追求。大手マスコミとぐるになって情報統制。
そうした腐敗した構造に「お前らいい加減にしろ」と自民党が鉄槌を加えられたのが先の総選挙ではなかったか?
ところが、平野官房長官は、有権者が拒否した構造を護持するかのような言動をとっておられる。これは、やはり彼の出自も影響しているのではないか、と思います。すなわち彼は松下(現パナソニック)労組ご出身です。
彼のお膝元の松下プラズマでは偽装請負が横行し、労働者に民事提訴され高裁で会社側が敗訴しています。
http://blog.livedoor.jp/fmwwewwmf/
会社の言う事を聞いていればいい。そういう体質が労組になければこんなことはおきないのではないか、と悔しく思います。平野さんは、このような企業内労組での体質が染み付いたまま、官房長官になられたのではないか、とかんぐってしまいます。
だとすると、かなり平野さんが今後も、官僚なりアメリカなりエライ人を過剰に忖度(そんたく)してしまう可能性は高いということになります。
はっきりいって、今日、昼のニュースを見ていた人がみな、平野官房長官の発言を見て驚いていました。
これでは、自民党の官房長官よりひどいのではないか、という声もありました。
自民党議員が与党時代、よく「森総理では参議院選挙は戦えない」などとおっしゃっていました。
今、あえて言わせていただきます。「平野官房長官では民主党は参議院選挙は戦えない」。
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by hiroseto2004
| 2009-11-10 19:35
| 反核・平和
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