世界一住みやすい国ノルウェーに学ぼう
2009年 11月 21日
今日、名古屋に来た目的の一つは【世界一住みやすい国ノルウェーに学ぼう】に参加するためでした。
日本の総選挙とほぼ同時に行われたノルウェーの総選挙を取材した三井マリ子記者の報告をお聞きました。
改めてですが、暮らしやすいということと、政治と暮らしが近いことを実感しました。
一番上の写真の左上は、シングルマザーの女性ですが彼女はオスロ大学で弁護士になるために勉強しています。税金のお世話になっても、その後きちんと還元できるからよい、という考え方です。
日本なら、シングルマザーに限らず、いったん職を離れたらなかなか職につくのは難しいし、職についていても使いつぶされてスキルアップも難しい。その差を象徴する写真です。
こうした暮らしやすさの背景に、政治と生活の近さがあります。
日本と違うのは、選挙カーでがなり立てる運動がないかわりに他のあらゆる運動が自由だということです。
事前投票期間は2ヶ月あります。
また、中高生はスクール・エレクションといって、本番さながらに各政党をよんで演説会を開き、質問もした上で模擬投票します。
模擬投票の結果はマスコミでも報道されるそうです。
候補者選びは民主的な選考委員会で行われます。その点がまず日本と違います。
さらに事前運動も制限がありません。日本では、わたしの所属政党の民主党に対しても、「選挙のときだけ、活動してどこかへ消えていく、という印象を受ける」とよくおしかりを頂きます。確かにそのご批判はもっともだとおもいます。
なお、日本では、全面自由化が来年参院選から実施される運びではあります。また、民主党が候補者を公募しており、一歩政治が近くはなるかな、とは期待していますが、まだ一歩です。
■第3回 平等を大切にする国民性
http://www.norway.or.jp/news_events/news/election_report3/
■第2回 争点は高齢者サービス ―女性が支える福祉社会
http://www.norway.or.jp/news_events/news/election_report2/
■第1回 赤緑政権の続投
http://www.norway.or.jp/news_events/news/election_report1/
記事へのご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!
人気blogランキングへ
みんなであたらしい広島県をつくる会
みんなであたらしい広島県をつくる会(MIXI)
広島市長・秋葉忠利
熊谷俊人と一緒に新しい千葉を!(MIXIコミュニティー)
とくらたかこ応援団
京野公子がんばれ!
以下の与党各党も参考に
「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
by hiroseto2004
| 2009-11-21 23:57
| 活動報告
|
Trackback