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by hiroseto2004

キャバクラユニオン結成【栗田隆子さんレポート2】

昨日22日、派遣法審議を取材した栗田隆子さん。午後からキャバクラユニオン結成を取材しています。

【転載】

さて、同じ日の午後2時から。まさに同じ厚労省9階の記者クラブで今度は「キャバクラ.ユニオン結成」の記者会見が行われた。記者クラブの部屋にこれまたぎっしりと人が押し寄せた。当該2名、さらにフリーター全般労組に関わっている人3名、全て女性達が記者会見に応じた。
フリーター全般労組の根来祐さんが司会を勤め、キャバクラユニオン(http://ameblo.jp/cabauni/)代表の桜井凛さんが言葉を開いた。
「キャバクラはいまや中高生の女性がなりたい職業の一つといわれる。しかし働きたいという女性達や、応援している親の皆さんに現状を知って欲しい。ノルマ罰金、欠勤しても罰金。自分でヘアメイクをしても『ヘアメイク代』として店に取られる。求人広告で書いてある時給は違っていて『当たり前』。罰金があって『当たり前』。それが当然と思って働いている人も多い。しかしその『当たり前』は『当たり前』ではない。」と語る。さらに「練馬クラブディアーズでは社長からセクシュアルハラスメントを受けた。セクハラは、日常的に行われ、他の店の女性も同じような目にあっていた。それが罰金等よりも一番傷ついた」と言葉を継いだ。
経緯としては、『練馬クラブディアーズ』で働いていた2009年3月下旬の未払い給与が発覚し、5月中旬に労働基準監督署、練馬労連に相談に行ったが解決に至らず、練馬労連に相談後、フリーター労組のことを知り、6月以降店長と団体交渉、8月31日に労働委員会へ不当労働行為救済申し立て書を提出、その後クラブディアーズへ争議行動を開始。そして本日12月22日にキャバクラ労組の結成へと至ったという。
記者たちからは矢継ぎ早に質問が飛んだ。
「労組のメンバーは何人くらいいるのか」
「今現在は何をしているのか」
「どんなセクハラをされたのか。どの店でもセクハラをされたのか」
「女性達はどれくらいの年齢なのか」
なかには、質問そのものがどことなくセクシュアル・ハラスメントめいたものもあり、個人的にはやめてくれと感じた質問もあった。しかし、櫻井さんは「毅然と」と言う言葉が相応しく(質問している側が彼女を毅然とさせてしまっているのだ、と申し訳なさをも感じつつ)、その一つ一つに丁寧に応じておられた。
「労組のメンバーは10人未満です」
「今は、アルバイトをしています」
「胸をとられたり、スカートの中を取られたり、通りすがりに胸やお尻を触ってきました。セクハラをされたのはその店が初めてでした」
「一番若い人は19くらい、20代の女性が中心です」
桜井さん自身は今後、キャバクラに勤める気持ちはないが、キャバクラに勤める女性達の相談をしてゆきたいと語る。今度の12月27日(日)正午から午後10時まで「キャバクラホットライン」(03-3373-0180)を設けるという。
フリーター全般労組共同代表の布施えり子さんは、「キャバクラに勤める女性達の相談は急増している。」と語る。相談を受けた労組は他にもあったが「キャバクラユニオン」という名前の労組は日本で始めてである。「キャバクラだから、セクハラがあっても当然」「労組は昼間の仕事のものでしょう」という前提こそが、労働条
件の悪化を生むという話も出た。これは、さきほどの「派遣労働」の問題と重なってくる。「女だから」「キャバクラだから」許される行為や眼差し。これを「差別」というのだ。ああ、なんて古臭いものが今も生きてしまっているのだろう。この女性差別の温存こそが、じわじわと男性をも息苦しくさせているのは、派遣の労働者
達を見れば明らかなことである。そして推測ではあるが「ホスト」の男性たちはいったいどうなっているのか、そんなことも考えさせられる。各地から寄せられたキャバクラユニオン賛同メッセージのうちの岩手大学の海妻径子さんのメッセージを一部引用させていただきたい。
「近代日本で多くの女工に先んじて争議を起こし、女性への搾取を告発したのは芸娼妓であった。(後略)」

となれば、逆に女性の置かれた労働構造は明治から変わっていないのだろうか、と思うとぎょっとした思いもする。今こそ、ほんとうに変えなければいけない、と感じさせられた。それと同時に「応援している親御さん」がいる、と話された櫻井さんの発言を見ると、「水商売」に就く層の拡がりや変化を感じたのも、感想として
書かせていただく。
 最後に。「リクルートワークス研究所 派遣のあり方研究会」というところから「派遣法改正案の具体的影響と本質的な論点 派遣労働者のキャリア・セキュリティを考える」という論文が出ている。http://www.works-i.com/?actionfiltered=pages_view_main&active_actionfiltered=repository_view_main_item_detail&item_i
d=590&item_no=1&am p;page_id=17&block_id=302
この「キャリア・セキュリティ」という耳慣れない言葉は、「欧州を中心に広まっている新たな労働市場政策の概念『フレキシキュリティ(flexicurity)』から名づけた造語である」と書かれている。「フレキシキュリティとは、柔軟な雇用(flexibility)と一定水準の保護(security)を組み合わせた概念」なのだそうだ。「保護
」とは「社会保障」なのかと思って読みすすめていくと、「一時的な労働力として派遣労働者を活用する企業も、受益者として相応の負担をしなければならない」と書かれているが具体例としては「派遣会社と連携して、派遣労働者のキャリア形成を支援することや、妥当な派遣料金の設定」に留まっている。基本は派遣社員をなく
すと失業が増えるから失くさないほうがいい、という論点だ。しかし、このロジックもさきほどの「女性のために」と同じく「派遣社員のために」と「派遣社員」じゃない人が語っているのである。
ちなみにリクルート社は「夢見る若者」というイメージを作った「フリーター」という言葉を作った会社だ。ここが「造語」を作るときは、何かが怪しい、と私は反射的に身構えてしまう。この派遣法のタイミングで出されたというのも実に不気味だ。ある種の情報合戦が今後ますます増えていくことだろう。どうかことの本質を見極めたうえで、労働問題・女性問題について考え、協力しあえるネットワークが広がることを願っている。

(転載ここまで)


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by hiroseto2004 | 2009-12-23 09:38 | ジェンダー・人権(労働問題) | Trackback