亀井さんの「天皇陛下は京都」論に賛成 : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

亀井静香さんが、天皇陛下に対して「京都か広島にお住まいになっては？」と提案したそうです。

わたしは結論として賛成です。

第一に、亀井さんがおっしゃるとおり、権力の象徴だった江戸城にお住まいになられるのはふさわしくない。

第二に、現行憲法制定により、天皇は、象徴に戻られた。天皇陛下自身がおみとめになるとおり、現行憲法における天皇のあり方は、大日本帝国憲法における天皇のあり方よりは、伝統的な天皇のあり方に近い。
裏を返せば、江戸時代以前も天皇の役割は象徴だった。大政奉還で、元首になられたが、日本国憲法で象徴に戻られたのです。

ならば、京都に戻られるのは筋が通っている。

そもそも、東京が首都だなんて法律はない。天皇は、京都人の谷垣自民党総裁もおっしゃるとおり、「ちょっと出かけてくる」とおっしゃっただけ。

天皇の政治利用を防ぐためにも、京都に陛下が戻られたらいいと思います。閣僚親任式くらい、新幹線で閣僚が京都に上洛すればいい。技術的な話は官僚に考えさせればいい。

ただ、日本国憲法における「国の形」を考えたら、陛下は京都でいいわけです。

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