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by hiroseto2004
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現在のところ、財務大臣交代は正解

Excite エキサイト : 政治ニュース

2010年1月7日 17時50分 ( 2010年1月7日 18時51分更新 )
菅財務相、一段の円安促す 異例の相場誘導発言
 就任後、初の記者会見で笑顔を見せる菅財務相=7日午後、財務省 [ 写真拡大 ]
 菅直人財務相は7日、就任後初めて財務省内で記者会見し、円ドル相場の水準について「経済界では(1ドル=)90円台半ばが適切との見方が多い。もう少し円安の方向に進めば良い」と述べ、円安方向に相場を誘導する異例の発言をした。最近の円高で輸出採算悪化に苦しむ産業界を支援する狙いがあるとみられる。「口先介入」に踏み込んだ形の財務相発言を受け外国為替市場は一時、大きく円安ドル高に振れた。


もちろん、円が安すぎても、国民の生活は苦しくなります。すなわち、「成長なき物価高」になりかねない。

しかし、円が高すぎると、輸出企業だけでなく、農業などの国内産業も苦しくなります。
おそらく、今の段階では「円は高すぎる」。

【円安】⇔【円高】
【積極財政】⇔【緊縮財政】
を軸に取ると、以下のようになるのではないか?

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左下は「小泉・竹中」路線です。歴史を振り返れば、1980年代前半の中曽根康弘内閣もこのタイプです。

すなわち、労働の規制緩和を進め、企業のコストカットを後押しする。アメリカ国債を買い、円安・ドル高を進める。それにより、アメリカへの輸出を中心とした景気回復を図る、という路線です。

中曽根さんは、国鉄や電電公社の民営化により労働組合の弱体化を図り、さらに労働者派遣法をつくって、今の規制緩和路線の先鞭をつけました。また「増税なき財政再建」を呼号し、小さな政府を実施した。

一方、中曽根政権の前半では、円相場は一ドル250円などということもあったのを記憶しています(レーガンのドル高路線と裏表でもありますが)。

しかし、巨額の対日貿易赤字に業を煮やしたアメリカにより、円高が仕掛けられ(プラザ合意)ました。90年代には、いわゆる「日米構造協議」などを通じ、次第に日本は右上の「積極財政+円高」路線に追い込まれていったのです(宮沢内閣から村山内閣にかけて。)

橋本総理(1996年ー)は、村山政権までの積極財政路線の効果がない、と判断して、「左下」路線を事実上とりましたが、大不況を招き、退陣しました。

2001年に発足した小泉さんも、アメリカにお金を流してブッシュ大統領による戦費調達に協力。アメリカ国債を35兆円購入する一方、地方交付税や教育費はカットしました。

 そして、円安・ドル高に誘導する一方、労働の規制緩和を進めた。主にアメリカへの輸出に頼る形で景気回復を図り、トヨタなどの異常な高収益を演出しました。

しかし、この左下の「小泉・中曽根」路線は、アメリカがモノをどんどん買ってくれる、という前提で成り立っています。

 それが、2008年秋のリーマン・ショック以降、崩れてしまったのは誰の眼にも明らかです。
中曽根、橋本と「左下」路線で来た自民党政権が崩壊したのは当然です。

 不況時には、積極財政でまず景気回復を導くのが王道です。しかし、こういう反論もあるでしょう。「宮沢内閣から村山内閣時代にかけても日本は積極財政にしていたが、効果はそんなになかったではないか?」
 しかし、わたしはこう、反論します。
「1990年代半ばには、それまでの巨額の黒字の反動により円高が発生。この結果、輸出が押さえ込まれ、結果として積極財政の効果が相殺されただけである。積極財政に指定なかったらもっと悲惨なことになる。もちろん、大型公共事業よりは、生活密着型の事業のほうが地方にとっても庶民にとってもよかった。介護や子育てもこのときに社会化しておくべきだった。さらに、官僚による特別会計への溜め込みなどは大問題ではあるが。」

 さて、自民党政権崩壊後の2009年に話を戻します。藤井財務大臣は「これからは内需の時代」ということで、円高を容認するともとられかねない発言をされた。

 さらに、財政運営でも、母子加算廃止と引き換えに、中高生への教育費支援の廃止などを長妻厚生労働大臣に迫るなど、緊縮財政色の濃い路線をとりました。

 アメリカにモノをこれ以上買ってもらうのはチョッと無理なのは明らかな以上、「中曽根」ないし「小泉・竹中」的な円安でアメリカへの輸出を後押しする路線はありえないのは確かです。

 しかし、だからといって円高を放置しておいてよいのか?という問題はあります。対ドルだけで円高になるなら仕方がない。それはアメリカの相対的な衰弱による歴史的必然ですから。しかし、対アジア、欧州で見ても円高、という局面も見られたのは問題でしょう。

 緊縮財政に対欧州・アジアでの円高が重なれば、経済へのダメージは大きい。その意味では、正直、藤井さんには早く財務大臣をおやめいただきたかった。

 敬老精神がないという批判、民主党の大先輩に対して失礼という批判は覚悟の上で、藤井財務大臣から亀井財務大臣への交代を訴えたこともありました。

 菅財務大臣はどうか?「左上」の「円安+積極財政論」だと思います。すでに「1ドル95円くらいが言い」という「口先介入」もしました。

 また、TVの討論番組で、自民党政治家に「バラマキだ」とj批判された際、「これは、景気に配慮して過去最大の当初予算を組んだんだ」と反撃しています。基本的な考え方はこれでいい、とわたしは思います。新しい分野で需要を創出する、という考えもこれでいいと思います。

 たしかに、亀井静香さんと激論を交わしたこともあります。金額積み増しを迫った亀井さんに対して菅さんが金額さえ大きければよいというものではない、と反論したこともある。

 しかし、実は、どちらも言っていることの趣旨はそうは変わらないのではないか、とも思うのです。亀井さんも、中海干拓などを自民党政調会長時代にバッサリ中止したこともあるくらいです。効率性も重視していると思います。一方の菅さんも、「金額さえおおきければいいものではない」と、時には「恐竜」というどぎつい比喩まで使って、亀井さんを批判したこともありますが、亀井さんとそう、イメージしていることは変わらないのではないか。

 むしろ、閣内でも、意外と考え方が近いお二人が、表現のところで、衝突した印象をわたしは持っています。マスコミなどは「党内バランス優先」などと批判していますが、菅さんに財務大臣が交代したことについては、わたしは現在のところは「正しい」と考えています。

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by hiroseto2004 | 2010-01-07 20:12 | 経済・財政・金融 | Trackback(1)