殺人事件は減っている！ : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

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2010年1月15日 05時02分
殺人事件が戦後最少を更新昨年、警察庁の犯罪統計
　警察庁が１４日まとめた０９年の犯罪統計（暫定値）によると、殺人事件（未遂、予備容疑も含む）の認知件数は前年比２００件減の１０９７件で、０７年の１１９９件を下回り、戦後最少を更新した。全刑法犯の件数は６・３％減の１７０万３２２２件で７年連続減少。検挙率は０・５ポイント改善し３２・０％だった。一方でコンビニ強盗事件が２８５件増の８９６件と、統計を取り始めた０４年以降最多に。

殺人事件自体は実は減っています。

治安の悪化を前提に、政策を立案してしまう政治家がいますが、間違いです。

インターネットの発達などで、遠くで起きた事件でも、身近に感じてしまう、などで「体感治安」が悪化しているように思えるのでしょう。

さらにいえば、世間を震撼させる事件も昔だってたくさんあった。
市橋被疑者に始まったことではないのです。

１９８０年代末の宮崎務死刑囚による事件。約３０年前は金属バット事件。４５年前は、慶応義塾志木高校生による、弟惨殺事件など、枚挙に暇がありません。

別に今に始まったことではない。もちろん、犯罪の背景を分析し、減らしていくための政策は必要です。

服役経験がある元民主党衆院議員・山本じょうじさんの「累犯障害者」など、的確な分析も出ています。おおいに、実際の政治に活かしたらよい。

だが、印象だけで過剰に治安の悪化を言いたて、それをとくに若者の締め付けに使おうなどという千葉県知事・森田健作被疑者ら、年配政治家には辟易しますね。

森田被疑者ら、年配政治家が若い頃のほうが、若者は暴走族などで大暴れしていたのではないでしょうか？

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