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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

元補佐も「村木さんの指示、記憶にない」と証言

厚生労働省元局長・村木厚子さんが、大阪地検特捜部に逮捕・起訴された事件。

10日の第12回公判では、現役キャリア官僚である、間隆一郎・企画課長補佐が、

http://www.prop.or.jp/news/topics/2010/20100310_01.html



間元補佐は、裁判長に促され氏名を名乗ったあと、宣誓書を読み上げる。今朝は栗林弁護士からの尋問で公判開始。「今回の事件を、どのようにして知りましたか?」。間元補佐が「昨年5月28日、外郭団体に行かれた塩田元部長の電話で知りました。」と答える。

その内容は「職場(塩田氏の転職先)に検察の捜索が入り、携帯まで持っていかれた。検察に(自分は)狙われてるようだ。検察官に、石井議員から障害者団体への証明書発行について依頼の電話を受けただろうと言われたが、自分は全く記憶が無い。もし電話が有ったのなら、きみや村木さんに連絡や相談をしたはずだが、覚えてないだろうか?」という電話だったという。

間氏は「全く覚えがない。石井議員の名前も聞いたことがない」と答えた後「石井議員は障害福祉に関係ないですもんね」という会話を交わしたという。

栗林弁護士「その時、どのように感じましたか?」。「当時、塩田氏に議員から色々電話が有ったことは知っているが、政策的に重要なものなら私も相談を受けているはず、と思った」と間氏。弁護士「あなたは、当時どのような仕事をしておられたのですか」。間氏「課長補佐であると同時に、厚労省独自のポストである、政策調整委員という役目を担っていました。」
弁護士「政策調整委員というのは、どのような役割なのですか?」。間氏「国会関係の情報収集や答弁の指示を出す役割です。塩田氏に石井議員から重要な電話が有ったなら、必ず聞いているはずの立場です」。

弁護士「村木さんとあなたは、仕事上どのような間柄だったのですか」。間氏「毎日数回、情報交換し、議員や障害者団体とのやりとりが有れば 全て話しあっていました。村木課長の行動で自分が知らないのは、外で村木さんが職務上あまり重要でない人と名刺交換したような場合くらいだといえます。」「村木さんは、大変仕事熱心なうえにメモ魔で、省内外で常にノートを携帯していました。私と村木さんは、そのノートをお互いに参照しながら、今日の出来事の引継ぎや案件の打合せなど、短いときは数分、長いときは2ー30分の会話を、毎日4,5回交わしていたのです。」

間氏は、厚子さんがメモの中でも重要なものは、手書きだけでなくパソコンにも入力して保存し、仕事に漏れ落ちが無いよう幾重にも記録を残すタイプだったと証言。そして自分は役目柄、自席を離れることが殆どない(というか、離れてはいけない役職としての)日々を送っていたので、厚子さんを訪ねて来た人や厚子さんの仕事内容を最も熟知する立場にあった、こと、厚子さんが石井議員の依頼を処理するよう塩田元部長から指示を受けた、という報告を厚子さんから聞いたことは無く、厚子さんが自身の席で、倉沢被告に会ったり証明書を手渡したりしたなら必ず目にしているはずであるが、そのようなことも全く無かったと、証言した。

また、間氏の証言で、厚子さんが倉沢被告に「偽造公的証明書を手渡した」という、当時の「企画課の配席図」も明らかになり、倉沢被告が証言した「窓側の通路(のようなスペース)を通って、村木課長席に行った」という動線は、当時背の高いキャビネットで塞がれていたことが判明。通路が無いばかりか、厚子さんの机の前には半透明の衝立があって、真正面から書類を手渡すのは不可能だった、ということも明らかになった。

間氏の証言を聞きながら私は「検察が間氏を、重要証人として扱わないことの意味、というか意図」が、よ~く理解できた。厚子さんに、いわば密着して仕事をしていた間さんの証言を重要視すると、検察のストーリーが成り立たなくなるんやね!
間氏は何度か検察の事情聴取を受け、その都度、厚子さんの仕事ぶりを克明に話し、検察官に反論し、検察官の言いなりにならなかった・・・つまり検察にとっては邪魔者というか、無視したい存在やったのね。検察の恫喝や誘導に負けたり、取引可能な人だけが、検事側証人として残された、という訳。



当時社会参加推進室長補佐だった田村一補佐も「局長の指示は記憶にない」と証言しています。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100317-OYT1T00512.htm
郵便不正、元局長の部下「関係者と会った記憶ない」
 郵便不正事件に絡み、自称障害者団体「凛(りん)の会」に偽の障害者団体証明書を発行したとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の公判が17日、大阪地裁であり、当時の部下の田村一・元社会参加推進室長補佐(56)が証人出廷した。

 田村元補佐は村木被告から凛の会関係者を紹介され、証明書発行の指示を部下に伝えたとされるが、「関係者と会った記憶がない」と証言し、捜査段階の供述を覆した。

 検察側主張では、田村元補佐は2004年2月、企画課長だった村木被告に、凛の会元会長・倉沢邦夫被告(74)を紹介された。同年5月には、証明書発行のための審査資料が提出されていないことを報告し、村木被告に「もう少し調整してください」などと言われた、とされる。

 この日、田村元補佐は倉沢被告との面会について「取り調べ時に『覚えがない』と説明したが、検察官から『部下の元係長が、あなたもその場にいたと言っている』と言われ、調書に署名した」と証言した。

(2010年3月17日12時35分 読売新聞)


http://www.asahi.com/national/update/0317/OSK201003170104.html
元局長の指示「記憶にない」 部下が証言 郵便不正公判2010年3月17日16時55分
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 厚生労働省から、自称障害者団体を郵便割引制度の適用団体と認める偽の証明書が発行された事件で、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われ、無罪を主張する同省元局長村木厚子被告(54)の第13回公判が17日、大阪地裁であった。担当課長だった村木元局長の当時部下の元社会参加推進室長補佐(56)が証人に立ち、元局長が部下らに証明書発行を指示したと検察側が主張する経緯について「記憶にありません」と述べた。

 元室長補佐は捜査段階で大阪地検特捜部の任意聴取に応じ、村木元局長の指示があったことなどを認める内容の調書に署名していた。証人尋問で、検察側から調書に同意した理由を問われると「可能性としてあると思った」と述べ、一転して記憶がないとする理由は「十分な説明ができない」とした。

 検察側の構図では、村木元局長は2004年2月、自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長の倉沢邦夫被告(74)=共犯で起訴、無罪主張=から証明書発行を求められた後、元室長補佐らに発行を指示したとされる。元室長補佐は同5月ごろ、元局長から催促され、担当係長だった上村勉被告(40)=共犯で起訴=に意向を伝達。その後、村木元局長から上村元係長に不正発行の指示があったとされている。


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元補佐も「村木さんの指示、記憶にない」と証言 自称障害者団体「凛の会」会長・倉沢邦夫被告人らが、民主党の石井一衆院議員(当時、現参院議員、党選対委員長)に2004年2月に障害者団体証明書発行について、口利きを依頼。それをうけた石井議員が塩田幸雄部長(当時)に電話し口利き。塩田部長が、当時企画課長だった村木厚子さん(逮捕当時局長、現在起訴休職中)に指示し、村木さんは、障害者自立支援法の成立を円滑にするため、部下の補佐や係長らに証明書発行を指示。上村勉係長(当時)が証明書を偽造し、村木さんに手渡し、...... more
by hiroseto2004 | 2010-03-17 20:53 | ジェンダー・人権(裁判) | Trackback(2)