【失われた三十年のつけ】保育所不足問題も阿鼻叫喚 : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

保育所不足問題は、このままでは阿鼻叫喚になりかねない状態です。

２００９年１０月で待機児童は四万六千人。

もちろん、自民党政権の怠慢、とくに小泉純一郎さんの罪は重い。それはそうだが、とにかく、対応が必要です。

不況で、共働きをしないといけない家庭は増えた。

実をいえば、高度成長を前提に男性正社員=世帯主が専業主婦とこどもを養うという体制の完全崩壊の局面ではある。

もう、どんどん毎年賃金を上げられる時代ではなくなった。

１９８０年代はアメリカへの輸出、さらに１９９０年代半ば以降は、非正規雇用拡大で正社員を守ろうとした。

小泉さんは双方を加速したが、彼の退陣後、アメリカ経済が崩落し、破綻した。
高齢社会に移行した。地域の子育てや介護機能も低下した。

そんななかで、この三十年対策を怠ったつけが一気に噴出した。

その一つが保育所不足なんですが、とはいえ今できる対策を実施しないといけない。

それも質を落とさないで量を確保する方向でです。

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